
本年の「八十八夜」は皐月朔日(5月1日)だそうですから、さしずめ、今日あたりは「夏もすぐ来る七十八夜」ということになります。文字通り、「野にも山にも若葉が茂る」ような季節の只中にあります。そして、わが荒れ庭にも青葉若葉が茂りに茂っている。また、この数日の間に、近辺の農家はすっかり田植えを済ませていました。うっかりしていて、その「作業中(working)」にまったく出会わ(え)なかったのはどうしたことか。まるで「隠密裏に」、各農家一斉に「自動田植え機(automatic seedling planting machine)」を働かしたとしか思えません。驚嘆すべき機械の威力ですね。ぼくは田植え前の「水張り」にすっかり気を取られていたのです。気づけば、稲作仕事(農業)は丸ごと「田植え工場」と化していたのでした。今ではドローンやロボットが大活躍です。そこにはほとんど「人間不在」です。「いい時代」と言うべきか、ぼくには口から出すべき言葉がない。
(ヘッダー写真「クボタのたんぼ」:https://www.kubota.co.jp/kubotatanbo/rice/)
おそらく、遠からず自宅でテレビなどを観ながら、リモートコントロールで田植えも除草も稲刈りもすべてが進められる日が来るでしょう。いや、もう来ているのだ。中東やウクライナで戦われている「戦闘(人殺し合戦)」で駆使されている軍事技術の農作業への転用なんですな。是非善悪の問題以前に問われるべき事柄がいくつもありそうです。コメディ番組を見ながら、仲間と食事を摂りながら「ミサイル弾」や「核弾頭弾」の発射ボタンを押している、それがまぎれもない現実(になり、なりつつある)です。「戦場で戦死する」画面はまるで見せかけ(仮想)。救われないのは、ロボット(半導体・チップスというコメを主食とする)(それは人間不在・人間不要でもある)によって発射されたミサイル等の直撃を受ける犠牲者です。自動機械による「殺戮戦争」、不適切な表現だが「戦い」そのものが、堕落し退廃しているとしか言いようがありません。

遠い昔のことですが、少年期のぼくも、一人前に田んぼに入って「田植え」の真似事(手伝い仕事)をさせられました。一面に水の張られた田に足をいれる、その感触は不思議なものでした。当時は農耕用に牛などを使っていたので、一日の仕事が終わると、泥に塗(まみ)れ汚(よご)れた牛を川に連れて行き、身体全体を洗った記憶も、ぼくの手足の感触(人・牛一体)とともに残っている。おふくろの実家があった能登地方(現七尾市)での一コマです。今回の大地震によって、一体どれほどの田植えができているのか、大いに気がかりです。
方々で「地震」が続いています。災厄は避けられないが、その被害を少なくすることは可能なはず。そこにこそ政治や行政の関心が払われるべきだが、驚くべき無関心なのは、大きく言うなら「愚民」「棄民」などという人民愚弄・蔑視を得意中の得意とする人間どもが、その任に当たっているということだと思う。人民にとっては「不幸中の不幸」ではないでしょうか。

ドローンが種まきをし、ロボットが田植えをする、更にはルンバが除草をし、ロボットが稲刈りをする。挙げ句に、ものを食うロボットまで出現する時代の趨勢。そのすべては「自動運転(人間不在)」で、農家の人たちは自宅にいてモニターを見ながらボタンを押したり、スウィッチのオン・オフに触れるばかり。まさに時代は、「AI時代」に入ったのでしょう。既にあらゆる領域で「AI」は人間の手と頭を離れて活動している。ほんの数日間の「油断」だったが、ぼくが今年の田植えのシーンを見られなかったのは、きっと「AI田植え機」が夜間作業をしたからだったかも知れないと、今更のように思ってみる。そして、ひょっとして、見なかったことが幸いだったかも知れないと、ぼくは逆に考えているのです。
「人間不在」は「人間不要」の時代を暗示も明示もしているだろう。「少子高齢化」は必然なんですね。大変な努力と工夫を重ねて、人間という種族は「人間不在」や「人間不要」の時代の到来を必死で求めてきたのだった。何処かの何かが狂っていると言うべきだし、なんのために学校や教育に金をつぎ込むのか、人間が人間地震の存在の必要性を減じるための飽くなき努力をしているなんて。まさに「本末顛倒」という事態をぼくたちは経験しています。いったい、誰がそれを望んでいるのか。(⏩️はタイはチェンライの田植え風景)
「人間の存在しない世界(地球)」を、ぼくは想像も想定もすることができない。
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「徒然に日乗」(537~543)

◯2024/04/21(日)終日晴れ。午前中は除草作業。道路沿いの植え込みの下草が大きく伸びていたので、今シーズン初めて刈払い機を用いる。もう十年ほど使っているもので、やや劣化が進んでいる。これがなければ、とても草刈り時には作業は間に合わない気もする。まだまだ除草作業が始まったばかり、この先が思いやられる。▼夜九時半すぎに、T氏から電話。「かみさん」が上京されたと言うので、少しは重しが取れたのか、かなりの時間を無駄話で付き合ってしまった。「自分は歳を取った」という意識が強すぎるのは彼の性分だろうか。言っても始まらないことしか(とは言わぬが)口にしないというのは、あまり褒められた性格ではない。「悲観主義」の典型だと、つくづく思って付き合っている。▼夜分の早い段階から降雨。この数日は雨天や雨天模様が続くらしい。庭作業は中断か。(543)

◯2024/04/20(土)好天とはいえないまでも、薄曇りで穏やかな陽気。午後には連日の草取り。なかなか時間がかかりそうだが、最後までやるほかあるまい。予想以上に体力が失われているのが、はっきり自覚され、この先が思いやられる。少しばかりは筋肉を取り戻さねばならないだろう。卯月も二十日過ぎ、連休前には庭の草取りは終了したい。その後には、屋根や樋の掃除等が待っているし、さらにその先にはトタン屋根の張り替えか、ペンキの塗り直しもある。なかなか、先が思いやられる。▼今か今かと気をもんでいた(?)のだが、気がつけば、あちこちで「田植え」が終わっている。作業中を見逃したのは残念。この一日・二日の出来事。近辺の農家は一斉に期日を決めて田植えを進めたのだ。驚くべき、右へ習えだし、それはコメ作りのイロハの「イ」なのだろう。それにしても、機械化の効率や能率は驚嘆すべきものがあると、改めて驚いている。稲を植えている場面をまったく見なかったとは、なんと迂闊なことだったか。(542)

◯2024/04/19(金)晴れているが、風強し。昨日に続いて、筍(タケノコ)を採る。隣家のIさんからも頂く。本日は前庭の植え込みに、少しばかり頭を出していたもの。まだ何本かありそう。昨年はあまり熱心には掘り出さなかったが、今年もどうなるか。子どもたちや親戚に送りたいが、郵送代が安くないのが、困る。まだ、季節は始まったばかり。おそらく本年は「豊作」に当たっているのかも知れない。▼都知事の「学歴詐称」問題が、再燃している。「虚飾の女帝」とでも言うべき御仁だろうか。こういう女性が存在しているのだから、わからないものだ。政界遊弋術に著しく長けていると言うべきか。そんな見え透いた「虚飾の女」に手もなく載せられる(ひっかかる・捻られる)男が阿呆だと言うべきか。いずれにしても、「学歴詐称」は紛れもない事実だろう。当方が関知すべき問題ではないが、それにしても「選挙」とはなんだろうかと、改めて、「真贋」の判断もつかない選挙民が、無数に存在しているという、出発点(制度の根幹)の「脆さ」を見せつけられている気がしている。(541)

◯2024/04/18(木)駄文を書いた後、段ボール類や、先日来の植木剪定で出た枝葉を燃やす。今にも降り出しそうな天気具合。昼過ぎまで雨が降り出さない前に草取り。まるで進まないが、やれる範囲でしておきたいと思う。早朝から、隣の竹林ではタケノコ掘りが。例年のごとく、何人かがやってきては掘り出しているようだ。当方も、庭の一隅に頭を出していたのを掘り出し、夕食の材料に。▼夕刻からは小雨だったが降り出してきた。花時が終わった途端に冷たい雨が続くのも、いいような悪いような。近所の田んぼではすっかり水が張られて、いよいよ田植え目前のよう。(540)
◯2024/04/17(水)午前中は庭の草取り。なかなか捗(はかど)らないが、のんびりゆっくりとやる他ない。できれば夏前には書庫と車庫の屋根のトタンの張替えや、あるいはペンキの塗替えまではしておきたい。思うようにはいかないが、できる範囲で進めておきたい。午後から少しは雨が降った。予想よりは遥かに少量だったのは助かる。▼暗くなる前に、少しばかりのものを買うために茂原まで。例によって、牛乳や食パンなど。▼午後十一時過ぎに四国(高知と愛媛)で大きな地震があった。震度は6弱だとか。ここにも近間に伊方原発がある。「危険」を放置しているのに、政治家や関係者は誰も動こうとはしない。それにしても、台湾を含めて、あまりにも地震が続きすぎている。嫌なことだが、よほど大きな規模のものが来ないかと恐れてもいる。(539)

◯2024/04/16(火)朝、6時半にゴミ出し。昨日に続き、快晴。駄文書き殴り作業が終わったところで、前庭の雑草取り。ゆっくり進めているので、昨日のような段取りで、前庭の植え込みの半分ほどが終了。生け垣にするべく「ベニカナメモチ」がいい具合に育ってきた。残り部分も同じ木にするかどうか考えている。ヒバか何かが植えられているが、植え込みには適していないようで、すっかり植え替えたいと思う。2時間の作業がいささかきつすぎる。▼午後の四時過ぎにペットボトルとアルミ缶出しのため収集所に。月に一回(第三水曜日)、猫缶が相当に貯まるので、一回も休めないが、最近は、いくらか缶詰の消費量が減っている。それだけ、別の「ドライフード」を与えているせいもあろう。かかる費用はむしろ高くなっているかも知れない。(538)(⏩️「除草のルンバ」)

◯2024/04/15(月)昨日に続いて、前庭の植え込みの草取り。びっしりと生えていた。作業のやりがいがあるというもの。三分の一ほど草取りをして、その後は、やたらに枝が伸びてしまった「金柑(きんかん)」の枝下ろしをした。この木の剪定にはあまり詳しくはないので、時期も切り下ろす枝の塩梅も無視して、思い切り刈り込んだ。おそらく「柚子」と変わらないだろうという予想が当方にはあるから、込み入った枝や徒長枝は切り取り、背丈もほぼ同じように揃えた。果たして、この結果はどうでるか。次年度が楽しみ(いや、恐怖)。▼数日前からパソコンの調子(具合)がよくない。特に「スピーカーの音量」が勝手に低くなり、やがてミュート状態になる。どれだけ直しても、すぐに同じような状態になる。色々と試しているが、まだよくわからない。あれこれやっているうちに直ってくれるといいのだが。(537)
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