港町十三番地(人生に「港」は必要)

 ぼくは何よりも「唱歌」大好き人間です。研究というほどではなかったけれど、それなりに入れ込んできました。明治初期の「学制」導入以来、唱歌は学校とともに続いてきました。長野県の先覚、伊澤修二さんの多大な貢献ではありました。多くの人たちは「小学校唱歌」と聴くと、懐かしい、思い出すなあ、あの頃をなどと、しばし懐旧の情に浸るのが常です。「歌は旗になる」という一例証。ところが、令和 7 年の今もなお、「唱歌」花盛りというスポットが都内にあります。場所は「お台場」、言わずと知れた海浜地区の一大名所になっています。ぼくは出かけたことはないけれど(二度だけ、かみさんの同級生一家が所有していたレジャーボートで、臭いにおいを一杯に嗅がされながら、「お台場」近辺を周遊して、ほとほと懲りたことがある。もう一度は、親類が集まって「屋形船」でお台場付近で天ぷら宴会をしたことがある。二度とするものかという決意は固くなった)

 もともと「台場」は幕末ペリー(黒船)の襲来に備えて作られた、砲台の設置場所でした。「黒船」に作らされたようなものだった。それ以来、幾多の変遷を経ながら、今は一大アミューズメントパークの趣を呈しているそうで、その中心には民間テレビ局が「奇抜なビル」を誇っているらしい。そのテレビ局が、まさに「内憂外患」の憂き目に遭遇し、今や落城寸前です。いや、疾(と)うに落城している。ぼくの意識では、すでに二十年も前から、テレビ時代は終わっていたのです。

 以下、例によって、ばかばかしい「三題噺(さんだいばなし)」です。「ステークホルダー」「ACジャパン」「(唱歌)港」の三題。本来の放送法の主旨を捻じ曲げて、「バカ話」「お笑い」「旅と食」番組に現(うつつ)を抜かしている、その裏で自社女性職員を「タレント」に派遣(献上)していたとされる。会社ぐるみの「女衒商売」で名を馳せていたと、今になって、ようやく言われだしたのでしょう。心ある主は、この会社では払底してしまったのかもしれません。黒船株主から大砲を突き付けられ、やむなく仕組んだ「偽装会見」が飛んだ藪蛇。知らぬ存ぜぬ、タレントと女性職員とのプライベートな問題だ、と言い逃れできるはずもない、頓馬天狗たちの籠城している「頓馬天国」だった。そのおかげで、驚くほど多くのスポンサーが逃げ出した。珍しいことだが、この逃げ足の速さは、この会社はヤバい、こんなところに金を出していては、数多のステークホルダーから糾弾されるのは目に見えているというのでしょう。

 たくさん給料を取っている(会社を食い物にしている)役員たちの、どれもこれもが箸にも棒にもかからない「木偶の棒」ばかりだったというのは見事ですね。この「木偶の棒」たちは、かなり長期間にわたり大学閥で結束して、この会社の土台を食いつぶしていた「クロアリ」たちだった。その大学名はぼくもよく知っている、W大、K大などと噂されている。この連中の程度をして「企業ガバナンス」を云々することは無意味でしょう。「楽しくなければテレビじゃない」とばかりに、テレビ電波を悪用して、視聴者までも食い物にしていた輩ですか。その挙句の「フジ大噴火」です。「やらせでなければテレビじゃない」ということだったでしょうか。

 「さて、見る機会が増えたACジャパンの広告で印象に残ったのは『決めつけ刑事(デカ)』。SNSに上がる情報をうのみにし、罪のない人を傷つけてしまう危うさを描く。真実を見つめる目を曇らせていないかという警告にも思える」「マスコミは民主主義のとりでであり、権力監視の役割を担う。何より弱者に寄り添う姿勢が求められる」と、「有明抄」はびっくりするような寝言を垂れています。本気でそう思っているのか、と訊くだけ野暮でしょう。何を言われても「どこ吹く風」だったから、事態が窮迫しているんです。「糠に釘」を刺してどうしますか。「声を上げたくても上げられない人に思いを巡らせているだろうか」と、何処の国のテレビのことを言っているのでしょうか。マスメディアの現実を、満更知らないわけでもないのに。吉本とジャニーズのタレントたちにハイジャックされた、この社会の頽廃を、テレビ業界が一気に広げ、かつ深めた、一連の経緯を知っていたでしょうに。新聞だって、一面では「共犯(accomplice)」(ステークホルダー)だったのではありませんか。

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 唱歌「港」は明治二十九に年発表された。(日清)戦争に勝利したと、国を挙げて舞い上がっている時期でした。島国の悲哀を託(かこ)つのではなく、その反対に、島国は「海洋国」の証とばかり、世界に開かれている将来を無条件に称揚しているのです。やがて、その国民感情は「日露戦争」で止めようのないほどに舞い上がる。お台場に君臨しているつもりだった「フジ」丸は「港はいつも春なれや(そんなことはないはずですのに)」と持ち上げられ、「よせ来る波も黄金なり(あり得ないこと)」と、バカ番組にも大枚を貢いでくれる、ありがたいスポンサーを「波扱い」です。一家・一族(フジ)の繁栄を誇り、お台場の春爛漫に狂喜してきたこの「フジ」も敢えなく沈下するほかない事態に陥っている。今回の問題に対して、グループを形成していた組だった「サンケイ」はおとなし過ぎて、彼の新聞らしくないのは、なぜか。

「港」(文部省・明治29年)
(一)空も港も夜ははれて
   月に数ます船のかげ
   端艇(はしけ)の通いにぎやかに
   寄せくる波も黄金なり
(二)林なしたるほばしらに
   花と見まごう船旗章(ふなじるし)
   積荷の歌のにぎわいて
   港はいつも春なれや
(作詞・旗野十一郎、作曲・吉田信太)
(「港」文部省唱歌 尋常小学3年)
(https://www.youtube.com/watch?v=wY5Z_2Zj7Dk

 第一に「港」が潰れれば、お台場は存在できないほどに、港とお台場は一体だったのですから、気の毒ですけれど、こういう運命にあったともいえます。今も変わりないと思いますが、大学生の憧れの職業が「お茶屋(テレビ局)」の店員(「局アナ:というらしい)だったとは。いつでもそうだったというのではないが、このお茶屋業で社業は順風満帆と錯覚したのが「港一家」だったのでしょう。学閥や人脈というものがどれほど組織を腐らせ、人間を堕落させるものなのか、それを考えれば、己のしていることに意識が働かないまま「裸の王様」「裸の家臣」になりきってしまった。汚い表現ですけれど、かわいそうな馬鹿者たち、そのようにいっておくばかりですね。

 「空も港も夜ははれて」とは不夜城ということです。お台場一帯は「いつだって春」と、まるで「清盛」のような不遜な振る舞い(「わが世の春」意識)だったのは、明治期の島国の一面であったし、今ではお台場の「フジ」だったというのでしょう。運の尽き(月)というが、事ここに至っては、これまでに社内であった(起こった)、反社会的・非道徳的なことを洗いざらい明らかにすること。それを多くの人は「膿をすべて出せ」というのです。確かにそうです。でも「すべての膿」を出し切ったら、何も残らないことは明白ですね。

(余話として)「港町十三番地」(石本美由紀作詞、上原げんと作曲・昭和32年)、ひばりさんの歌ですが、どういうわけか、ぼくはこの歌が大好きでした。「港」というのは出会いと別れの場所でもありますし、もちろん、出船・入船の邂逅の場でもあります。なんだか、人生には「港(port)」が不可欠だという気になっているんですね。(美空ひばり「港町十三番地」)(https://www.youtube.com/watch?v=GFLDcnCsZO4

 今から七十年近く前の歌です。現在の銀座・築地界隈を歌たものとされます。でも、今この歌を聴いていると、どうもお台場の近辺の情景が見えてきそうです。「港」に着いた船乗りが、しばし旧交を温めて、また出ていく。出会いと別れの悲喜交々、それが港でしょうか。今次の騒動を遠くから見ていると、「港」をめぐる幾多の悲哀、そこには「渚」もあれば、「波を枕に」もあるという、何とも世相を如実に反映しているようにも、ぼくには思えてきます。やがて、「港」は水没する運命にあります。(この問題に関しては、ぼくはもう今後、一切触れないつもりです)

船が着く日に 咲かせた花を
船が出る夜 散らす風
涙こらえて 乾杯すれば
窓で泣いてる 三日月様よ
ああ港町 十三番地
(JASRAC No.083-0132-8)

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【新生面】ステークホルダー ビジネスの現場で飛び交う言葉の一つに「ステークホルダー」がある。企業活動の影響を受ける利害関係者のことだ。もともとは掛け金を保有する投資者を指したが、解釈が拡大されるようになった▼今週、その存在を最も痛切に感じたのはフジテレビの社長ではないか。タレントの中居正広さんが起こした女性トラブルに関する週刊誌報道を巡って記者会見を開いたのは先週の金曜日。しかし「説明が不十分」などと批判を浴び、今週に入りスポンサーが続々とCMを差し止める騒動になった。一部の動きは熊本にも波及している▼中居さんは芸能活動の引退を発表したが、それだけで収まる話ではなかろう。フジテレビが尊重していたのは、本当に被害女性の思いだったのだろうか。社内に巣くう何かの意思が働いたのでは。もう一方のステークホルダーである視聴者の多くも、釈然としないままだ▼フジテレビは総務相からも早期の調査と適切な対応を求められた。1週間で経営を揺るがす事態に陥るなんて、経営陣は想像していなかったに違いない。現場の混乱はいかばかりか▼「シェアホルダー」という言葉もある。より狭義の利害関係者、株主だ。米投資ファンドはフジテレビ側に送った書簡で、社長会見によって露呈した危機管理対応のまずさや、企業統治の欠陥を指弾した▼関係各所からの外圧を受け、渦中の社長は27日に再び会見に臨むという。さて、来週のフジテレビは? またも対応を誤れば、『サザエさん』の笑顔も消えかねない。(熊本日日新聞・2025/01/25)
【有明抄】中居さんの引退発表 最近、ACジャパンのテレビ広告がますます増えたと感じていたら、きっかけをつくったタレントの中居正広さんが芸能界からの引退を発表した。自身の女性トラブルを巡り、週刊誌をにぎわせていた◆この問題、真実がベールに包まれているようで何か釈然としない。週刊誌が報じたように、フジテレビ社員が関与していたのだろうか。中居さんの責任に加え、フジテレビが今月17日の記者会見で参加制限をかけたり、動画撮影を禁止したりしたことが問題をさらに複雑にした◆「知る権利」を掲げる報道機関にとって自縄自縛の行為。隠し事があるのではないかという不信感が増す。ACジャパンへの広告差し替えが相次いだのは中居さんに対する責任追及というより、フジテレビに対する抗議の現れだ◆さて、見る機会が増えたACジャパンの広告で印象に残ったのは「決めつけ刑事(デカ)」。SNSに上がる情報をうのみにし、罪のない人を傷つけてしまう危うさを描く。真実を見つめる目を曇らせていないかという警告にも思える◆マスコミは民主主義のとりでであり、権力監視の役割を担う。何より弱者に寄り添う姿勢が求められる。一連の問題で一番の被害者は誰だろう。声を上げたくても上げられない人に思いを巡らせているだろうか。報道機関に働く一人として、そう自問している。(義)(佐賀新聞・2025/01/25)
台場【だいば】= 江戸末期に江戸湾(東京湾)品川沖に築かれた砲台(史跡)。品川台場,お台場とも。現在は港区に属する。黒船来襲に備えて1853年―1854年江川太郎左衛門が設計。7砲台が築かれたが,第4・第7砲台は未完成,砲台は実戦には用いられなかった。東京港の築港に伴い,一部は埋立地,防波堤と連なり,一部は取り払われ,現在は第3,第6台場が残り,第3台場は史蹟公園となっている。1990年代に周辺の開発が著しく進み,レインボーブリッジが完成してゆりかもめや東京臨海高速鉄道が開通,お台場海浜公園一帯には住宅団地やホテル,放送局,ショッピングセンターなどが完成して,東京の新しい名所となった。(百科事典マイペディア)

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演奏から伝わるものは

 都会生活からはまず生まれない音楽であり、音楽家だった。どこかで自身の位置づけを「自分は田舎の音楽家・ピアニスト( “Rural Folk Piano” )」というような意味合いで語っていたと記憶しています。当時、直ちに彼の死に反応することはできなかった。厳しい闘病を十年余にわたって過ごした後のことだったから。もちろん、彼は再起を期していたし、病床にあっても音楽については旺盛な活力を持っていた。彼の死からかなり時間が経過した。今ならなんとか、彼の音楽について語れそうな気がしています。この間にあって、ぼく自身は、じっくり彼のレコードを聴き直して、改めてウィンストンの音楽と音楽演奏について考えてみようとしていました。だが案に相違して、レコードを聴く、聴き直す時間も雰囲気もすっかり失われていたこの期間、ある意味ではぼくにとっても危機だったと痛感する(いつだって、ぼくは危機のさなかにあるのですが)。

 はじめて彼の演奏に接したのは「Autumn」(1980年)や「December」(1982年)が発表されたときだった。当時、ウォークマンというカセットテープの録音再生装置が売り出されたときでもあり、何処に行くにも、ウィンストンの演奏(録音テープ)を持ち歩いていたのを思い出す。その後、携帯用機器のCD版も売り出されたので、それこそ、一日の半分は彼の演奏を聴いていたのではと思われるほどに、引き付けられた。いまは、歩きながら聴くことはなくなったが、相変わらず、ネットを通して彼の演奏は途切れないままに聴いている。

<Variations on the Kanon by Pachelbel – George Winston>・https://www.youtube.com/watch?v=1wAGacczNho

 その理由は単純。ぼくはウィンストンの経歴はまったく知らないままで、演奏だけをひたすら聴いてきたのは、その音楽が生み出す<countryside>そのものの調べが、この時代にはきわめて異質で、かつ新鮮に響いていたからでした。彼はミシガン州で生まれモンタナ州で育ったという。彼の記録にも、しばしばモンタナ州の「自然」「環境」が出てきます。遅くにアメリカの一州になったことも、モンタナの地域性に大きな影響をとどめているように思う。

 (全米初の女性下院議員となったジャネット・ピカリング・ランキン(Jeannette Pickering Rankin・1880 – 1973)について調べた時、モンタナ州についていくらか資料に当たってみたことがありました。とにかく広い。日本全体ほどの面積に人口が百万人程度というのですから(陸地が377,230 km²、人口は1,0840,00人:2022年当時)途方もない広さ(人口は富山県(103万人余)並み、富山県の面積は4,247.6km²。劣島と比較を絶する自然のスケールについては、ぼくは言葉を失う。ウィンストンの音楽の精髄、根っこが育まれたといえるかもしれない)

 それはともかく、ウィンストンの音楽と演奏について考えると、なによりもその「朴訥さ<unsophisticated><artlessness>」が際立っていることです。もっと他の表現がありそうですけれど、今はこれで十分に、ぼくが彼から聴きとれた資性を示すのに十分でしょう。加えて、同じことかも知れないが、派手さが微塵もないこと。見当はずれのことを言うようですが、ほぼ同時代を生きたジャズピアニストだったキース・ジャレットに感じる朴訥さ、あるいは時には無骨ささえをぼくは想起します。そのような一切の器用さ・派手さを排した姿勢や態度は、彼の奏法にも通じるでしょう。コンサートにおける演奏時、彼は裸足(靴下を履いてはいる)でペダルを踏んでいる。飾らない姿勢というのは、一つの哲学、いや思想だといってもいいでしょう。

 たった一度だけ、彼のリサイタルに出かけたことがあるが、奇妙なことに、まったく記憶が残っていない。レコードを通して彼を聴き始めたのが四十年も前のことだから、ほぼ同時期の、東京の演奏会場だったことは朧気に覚えているし、演奏中の彼の挙措も忘れない。しかし、肝腎の演奏(内容)そのものは消えているのです。このようなこと、これまでにもいくらもあった。それだけ、演奏会以外で彼の音楽演奏の虜(とりこ)になっていた証拠でもあり、レコード鑑賞だけで、ぼくには十分に彼の神髄(らしきもの)は伝わっていたのだと思う。彼に共感する以上に敬意を示したいのは、彼の社会活動でした。(そのことについては稿を改めて書いてみたい)

 一年以上も前に亡くなった音楽家について、その当時、ただちに、ぼくはていねいに感謝(追悼)とお礼をが言いたかった。そのためには、彼の残されたレコードの多くを聴き直してからと、しきりに思ったものでした。今もなお、その作業の途上にありますが、この房総半島の僻地にまで、汚濁された情報の飛沫が飛んできます。そのようなさなけない日常に陸沈(埋没)していても、ウィンストンの音楽は、初めて聴いた時そのままの新鮮さを失っていなかったし、何時までも忘れられない彼の静謐な佇まいに、ある種の「孤高の人」という印象を重ねているのです。

<Longing / Love – George Winston>・https://www.youtube.com/watch?v=yNurxbFSuVE

GEORGE WINSTON (1949-2023)
We are deeply saddened to share the news that George Winston has passed on after a 10-year battle with cancer. George quietly and painlessly left this world while asleep on Sunday, June 4, 2023.
George courageously managed serious cancers, including having a successful bone marrow transplant for Myelodysplastic Syndrome (MDS) in 2013 at City of Hope, in Duarte, California, that gratefully extended his life by 10 years. Throughout his cancer treatments, George continued to write and record new music, and he stayed true to his greatest passion: performing for live audiences while raising funds for Feeding America to help fight the national hunger crisis along with donating proceeds from each of his concerts to local food banks. Across an illustrious career spanning more than 50 years, George’s music first became known and loved by his fans with the release of his two most iconic albums, Autumn (1980) and December (1982). George's recordings evolved with the times while garnering a GRAMMY Award for Forest (plus five GRAMMY nominations) and selling over 15 million albums. George touched the hearts of generations with his acclaimed solo acoustic piano compositions. From his early days in Montana, Mississippi and Florida, to his later life living in the San Francisco Bay Area and touring to cities worldwide, America’s beautiful landscapes and natural seasons shaped his singular instrumental folk piano. With 16 solo piano albums to his name, George recorded brilliant piano music, which includes tribute recordings for Vince Guaraldi, The Doors, a Hurricane Katrina relief benefit, Gulf Coast and Louisiana Wetlands benefits, September 11 benefit, a cancer research benefit for City of Hope, the Peanuts episode “This Is America Charlie Brown: The Birth Of The Constitution,” among others. George’s legacy includes his beloved catalog as well as an archive of his own acoustic guitar and harmonica recordings, and albums by an array of Hawaiian slack key artists on his own record label, Dancing Cat Records. George is pre-deceased by his parents, George and Mary Winston, and is survived by his sister, niece and nephew.….(GEORGE WINSTON・https://www.georgewinston.com/about/)
 “花”は僕のピアノ演奏にぴったりなんだ
――さて、“花”ですが、そもそもの沖縄の音楽との出会いは?
「85年にチャンプルーズの80年の『BLOOD LINE』、“花”の入ったアルバムを手に入れた。ライ・クーダーが演奏しているアルバムだよね」/――沖縄の音楽のどこに惹かれたのでしょう? メロディー? 音階? 雰囲気?
「ああ、その3つのすべてが好きだね。そして三線の演奏も。/ネーネーズとか、沖縄の他の人たちのレコードも持っているけど、この“花”は僕のピアノ演奏に一番ぴったりなんだ」(Mikiki by Tower records)(https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/32361)(2022/08/25)
 PROFILE:GEORGE WINSTON=1949年、米ミシガン州生まれ。72年に初のピアノソロアルバム『Ballads And Blues』を発表。8年間のインターバル後、80年にレコーディング活動を再開。当時、新興レーベルだったウィンダム・ヒルと契約、同年にリリースされた第1弾アルバム『Autumn』が世界的な大ヒットを記録して、一躍人気を獲得。日本では『Autumn』に収録された“Longing / Love(あこがれ/愛)”が、某自動車のTV CF曲に使用され、人気が爆発。以降、『Winter Into Spring』、『December』、『Summer』、『Forest』、『Plains』、『Spring Carousel』、『Restless Wind』、ヴィンス・ガラルディのカバーアルバム2作、メキシコ湾の(ハリケーン)復興支援チャリティアルバム2作など、数多くの人気作を発表している。94年リリースの『Forest』は第38回グラミー賞の最優秀ニューエイジアルバムを受賞。これまでに1,500万枚以上のセールスを上げている。2012年に骨髄移植手術を受けるという大病に罹るが、無事全快し、現在は精力的にツアー活動をしている。(https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/32361)(2022/08/25)

(Every night, I am convinced that every note you play on the piano penetrates the atmosphere and becomes a countless number of shining stars.・satoshi yamano)

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「全能感」に浸る大統領に何を…

【水や空】トランプ大統領、再び 「大統領、なぜ国境に壁を造るのですか?」「世界史を学ぶべきだな。中国は昔、巨大な壁を築いたんだ」「万里の長城ですね」「そう。中国にもメキシコ人がたくさんいるんだろう?」▲作家の早坂隆さんによる世界のジョーク集にある。中国も不法移民を締め出そうと壁を造ったのさ-と、米大統領に言わせ、その無知を笑っている▲早坂さんの著書によると、トランプ氏にまつわるジョークは、氏を小ばかにしたり、容姿をちゃかしたりで、うまい機知が見当たらない。大統領1期目は感情むき出しにその人をあざ笑う冗談が目立ったという▲感情的な反発もあれば、熱狂的な支持もある。トランプ氏には常にその二つがつきまとうが、2期目はどうやら熱狂的な歓迎の方が際立った▲米国の黄金時代を築く、領土を拡大する、不法移民を排する-と就任式でまくし立て、政策を覆す大統領令に署名した。いきなり権力を振り回す姿に期待が高まるのは、米国民が「変化」を渇望している証しだろう▲法ある時は法に従い、法なき時は慣習に従い、慣習なき時は情理に従う。それが普通だが、型破りで売るトランプ氏は「常識の革命を始める」と言い切った。大統領はばら色の明日をうたい、世界は予測不能の明日を案じる…。笑えるジョークがどうも浮かばない。(徹)(長崎新聞・2025/01/22)

(左写真・▽アメリカとメキシコの国境の壁の前で、壁をじっと見つめているようにたたずむ1羽の鳥の写真が、名誉ある写真賞の最優秀作品に選ばれた。/撮影したのは、メキシコの写真家アレハンドロ・プリエトさん。年間最優秀鳥写真家(Bird Photographer of the Year)コンテストで、応募2万2000点の中から最高賞に選ばれた。/作品は、国境の壁の前でミチバシリが止まっているところを捉えた。/プリエトさんは、壁が生物多様性にとって脅威となっていることを強調する作品だと話している。(BBC・2021年9月1日)

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われも人の子、企業の経営者

 テック業界の億万長者が集結 米大統領就任式【1月21日 AFP】20日に行われたドナルド・トランプ米大統領の就任式に、イーロン・マスク氏やマーク・ザッカーバーグ氏、ジェフ・ベゾス氏といった米テック業界の億万長者が参加。前列に座る好待遇を受け、彼らの権力と影響力を前例のない形で示した。/テック業界の大物たちは大統領選挙後、トランプ氏と良好な関係を築くために奔走。トランプ氏の第1次政権時代、シリコンバレーは敵対的な対応だったが、今回は劇的な変化を示している。/エリザベス・ウォーレン上院議員は、「彼らはトランプ氏の閣僚よりも良い席に座った。それがすべてを物語っている」とソーシャルメディアに投稿した。/就任式にはアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)やグーグルのサーゲイ・ブリン共同創設者、スンダー・ピチャイCEOも出席。
米国での行く先が案じられる中国系動画投稿アプリ「ティックトック(TikTok)」の周受資CEOもステージの後列に座っていた(c)AFP(2025年1月21日 16:53 発信地:ワシントンD.C./米国)(https://www.afpbb.com/articles/-/3559229?cx_part=top_latest)

(ヘッダー写真「米ワシントンの連邦議会議事堂で行われたドナルド・トランプ大統領就任式に出席する(右から)イーロン・マスク氏、スンダー・ピチャイ氏、ジェフ・ベゾス氏と婚約者のローレン・サンチェス氏、マーク・ザッカーバーグ氏(2025年1月20日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News(AFP=時事)」

 大統領はなんでもできるといわぬばかりのスタートダッシュです。当たり前の光景を見ているだけだといえるのかもしれません。「アメリカ第一」を掲げ、自分は独裁者になる(初日だけ)と宣言し、何が何でも「自分は偉い」と誇示する、まさに「晴れ舞台」です。他国のことをとやかく言うなと非難されそうですが、決してそこは他国ではなく、まして自国でもないけれど、今見せつけられているのは「宗主国(state that controls another・suzerain)」の権力者の振る舞い(exploits)です。

 さまざまな領域で「自主性=主権」を握られている大国のリーダーの交代。関心を持つのではなく、持たざるを得ない。この島を襲い来るだろう「台風」の進路などには興味がないと、安閑としている人もいるし、心配で眠れないと悲嘆にくれる人もいるでしょう。君はどうか? 安閑とはしていないつもりだし、悲嘆にもくれていない。まるで小さな国の一地方の、これまた小さな地域の山中の狸か猪の如く、自らの生活を侵害されないための方策を、ささやかながら作ることに集中していく、それだけです。

 (つまらないことかもしれないが、「億万長者」が集結した「位置・座席」の対価が一億五千万円という。嘘ではなく本当だろう。つまりは「地獄の沙汰も金次第」、「アイツもやるから、この俺も」という心理は当人を覆い隠してしまうほどに強烈なんだと思う。いかにも IT 的ではないですね。欲望や名誉、あるいは自己顕示を隠さないという「感情」は、さすがの IT 時代の申し人たちをして、アナログでしかないという、一つの明証ではあります。スマホ全盛時代を拓いたご当人たちは、肝腎かなめのところでは「糸電話」を使っている、そんな場面だね。ITとSentiment、「鬼に金棒」になれば、「▶●に刃物」にもなろう。面々が携えているのは「金棒」か、「刃物」か。言わなくてもわかりますね。

 It’s the height of ugliness. I dare not say it is so. That is because it is a human weakness that no one can escape.

 「アメリカの黄金期は今から始まる」、「今日のこの日から、我々のこの国は繁栄し、尊敬される」「私はただひたすら、アメリカを第一にする」「(肌の)色が見えない」「能力のみを基準にした」(社会を作る)「今日から、ジェンダーは二つしかないというのが、アメリカ政府の公式方針になる。男性と女性だ」(就任スピーチより)

 (何があろうとも、一度味を占めた「権力」を、もう一度だけでも握りたい。雌伏八年。その意欲だけが彼を再生させたかのように思われます。遅れてきた、それも十年二十年ではなく、百年も百五十年も遅れて来た「独裁者」然としている様をみせたい人物。「アメリカの黄金時代」は、南北戦争(1861~65)以前の昔にあった、と固く信じているのです。この大統領は「第二の南北戦争」を、本気で戦っているのだと思う。

⦿ なんぼく‐せんそう〔‐センサウ〕【南北戦争】=1861~1865年に起こった米国の内戦。黒人奴隷を使用して自由貿易を主張する南部と、国内市場の統一、保護貿易を主張する北部との対立が、奴隷制不拡大を掲げるリンカーンの大統領当選を機に、戦争へ発展したもの。劣勢であった北部が奴隷解放宣言ののち攻勢に転じ、南部の降伏で終結。この結果、奴隷制度は廃止され、独立以来、対立を続けた南部・北部は事実上統一された。(デジタル大辞泉)

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I do solemnly swear (or affirm) that …

 あらゆる手練手管を使って再選を期し、満を持して再び大統領の座に就いた元大統領。そこには端倪すべからざる権力奪取の執心と「独裁」への憧憬(yearning)があったと思われる。自分が負けた選挙は「投票を盗まれた」と無知な人民を煽りに煽ったが、さて当選してみると、そんなことはどこ吹く風。生来、まるで「駄々っ子(spoiled child)」そのものだった御仁が、やがて世間(大都会N.Y.)の荒くれ波に揉まれ、立派な「悪漢(Villain)」に育ちあがった。詳しいことはここでは触れない。中日新聞(「夕歩道」)が紹介したW.P.紙による「事実確認数」に驚く。口から出任せというが、その出任せが「虚偽」なのだから、それは天性のものだ。醜聞に塗れながらの再起は大したものというべきか。

 今日の米国は,英国籍の豪華客船「タイタニック号」に瓜二つ。今から百年以上前の初航海(1912年4月)で、北大西洋にて氷山に激突、1500人からの犠牲者が出た。不吉なことを言うようだが、「沈没」するように仕向けているのが「船長(captain)」の一人。他にも、多くの船長が操船しようとしている。就任前から、この大統領は前のめり(lean forward)で、思いのままを放言しているとぼくには見えた。「アメリカを再び偉大に(MAGA)」と狼煙を挙げたが、何のことはない、徹底した覇権主義(hegemonism)を語るのみ。世界に君臨したいという、その短絡した宿願は彼の育ちに大きくかかわっているだろう。

 それはともかく、この「性犯罪者」を選挙で大統領にするというのだから、アメリカ民主主義は抜きんでている。「世界に冠たる」ものだといっておく。GAFAを含む大企業(創業者・経営者)が彼の周りに「群がる(swarm)」のは、先ず利権第一だからで、それは「アメリカ第一」に重なる。何が何でも、我武者羅に「アメリカ一番」を懇望するのは、弱さの証拠でしかないだろう。

 「アメリカ合衆国憲法を、全力を尽くして守ることを、厳かに誓う」と聖書に左手を置かず、就任後最初の「虚偽」を放った。時に、大統領は78歳。

【日報抄】〓ハァー、佐渡へ佐渡へと草木もなびくよ…。ご存じ「佐渡おけさ」の歌い出しである。人もモノも文化も、黄金を産出する島に吸い寄せられるように集まってくる。そんな情景を歌っているようだ▼「草木もなびく」は、勢いが盛んなものに全てがなびき従う様子を意味する。勢いというと、超大国トップの座に再び就くトランプ氏のことを思い浮かべる。予定通りなら、この紙面が読者のお手元に届く頃には米大統領に就任している▼返り咲きを前に、かの国の大企業は「なびく」という言葉がぴったりの振る舞いを見せた。フェイスブックなどを運営するメタは、投稿を第三者がファクトチェックする方式を米国で廃止する姿勢に転じた。投稿内容を巡り対立してきたトランプ氏との関係改善を図ったとみられる▼ほかの大企業もこぞって接近を試みている。トップらが相次いで会談し、良好な関係を築こうと懸命だ。米紙によると、大統領就任の関連行事には過去最高の2億ドル(約310億円)以上の寄付が集まった▼そんな風向きを利用するかのように、トランプ氏はデンマーク領グリーンランドの購入や中米パナマ運河の管理権奪還を矢継ぎ早に打ち出した。関税や軍事費負担の強化など同盟国・友好国にも矛先を向ける「どう喝外交」に世界が身構える▼佐渡おけさには、こんな歌詞もある。〈佐渡は居よいか、住みよいか〉。佐渡が住みよいのは間違いない。では、トランプ氏が君臨する世界は居よいか、住みよいか。さて…。(新潟日報・2025/01/21)
"I do solemnly swear (or affirm) that I will faithfully execute the Office of President of the United States, and will to the best of my Ability, preserve, protect and defend the Constitution of the United States."
【夕歩道】1期目の任期を終えて退任した2021年1月、米紙ワシントン・ポストがこんなファクトチェック(事実確認)の総括を。「トランプ氏の虚偽または誤解を招く主張は4年間で計3万573回」
 細かく見ると、大統領就任1年目には1日平均6回だった虚偽の主張は2年目には16回、3年目には22回、最終年は39回と増え、同紙いわく「時が経過するほど虚偽のツナミは高まっていった」。
 虚偽の主張を繰り出さぬ日もなくはなかったそうだが、多くはゴルフをしていた日だった由。間もなく御大の2期目が始まる。さらにたくさんの唾を眉に付けつつ明日からの4年間に臨むとする。(中日新聞・2025/01/20)  

 「実業家イーロン・マスク氏が20日、トランプ米大統領就任を祝う首都ワシントンでの集会に登壇した際に行ったジェスチャーが物議を醸している。SNS上で、ナチス式の敬礼ではないかとの指摘が挙がった」【AFP時事】(時事通信・2025/01/21)(右上写真)

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 一日が過ぎる、まさに一刹那(631~637)

「徒然に日乗(Random Diary)」(2025/01/13~2025/01/19)

〇2025/01/19(日)終日自宅に。はっきりしない天気が続いた。夜に入って小雨も降り出してきた。東北・北海道地方や新潟地方を襲っていた、さしもの大雪も一段落着いたかもしれない。それにしても、豪雪というほどの雪が続いていた。▶大学入学共通テストが終わった。今回の受験生は、49万人余だった。その内訳(従来の区分による国公私立大学別)の詳細は分からない(調べていない)が、少子化の影響がかなり出てきているようで、大学進学率も上昇一途というベクトルははっきりと転換してきている。この段階で、最新の新しいデータを調べてみたい。▶ガザ停戦、今日以降の6週間がその期間に定められているそうだ。これまでの経験を見れば、簡単に「撃ちてし止め」とならないのは明らか。全面的に支援している「大国」の責任というものも問われよう。少なくとも「無辜の民」の殺戮が暫し終わるということだけでも、僥倖だと思う。為政者の暴力をなんとしてでも阻止しなければ。「出番」が待たれるところ(国や政治家)が多くありそうだが。(637)

〇2025/01/18(土)昼前に買いものに茂原まで。陽射しがあったけれど、風も吹いていて、それなりに寒い日だった。ここ一両日が「寒さの底」と天気予報では伝えていた。▶ガソリンの国の補助が五円減額されたので、よく使うG.S.でも、それ以前には見られなかった「1㍑178円」と表示されていた。灯油も昨年よりもかなり高騰しているので、これ以上寒さが募らないことを願うばかり。▶それにしても、諸物価の高騰が一向に収まる気配がないのはどうしたことか。少しばかりの食材等を買うだけで、5千円にもなる。日常の生活用品(主として食品)、夫婦二人で5千円を軽く超える時も珍しくない。この先、どこまで騰がるのだろうか。光熱費なども値が下がらないのだから、実際の気温以上に「寒い」冬が続いている気がしている。(636)

〇2025/01/17(金)終日自宅。少し風も出て、寒さが強く感じられる天気。▶阪神淡路大震災から「30年」の日だった。地震と火災による直接の被害者として、4000人を超える死者が出た、大災害だった。木造家屋による倒壊・失火も大きな要因となって死傷者も大きな規模になった。その後にも、大きな自然災害が各地で、毎年のように起こっているが、同じような弱点を持っていることから「救われるべきいのち」が失われているという思いを強く持つ。不謹慎だが、劣島ひとわたりが被害を受けなければ、身に堪えることもないのだろうかといいたくもなる。(635)

〇2025/01/16(木)朝6時半に「生ごみ出し」に。いくらかの重量(使用のごみ袋は30㍑)があって、ために車を使うのだが、車内は-3℃だった。おそらく、今シーズンで最も寒い時期を迎えているのかもしれないと思うほどに冷え込んだ朝だった。お昼前には灯油を(18㍑×2缶分)を購入に。本日からガソリンが1㍑につき、5円分の政府補助がなくなるという。いつものG.S.でも、170円超の値段替えを行っていた。▶イスラエルとハマスの間で「停戦」が成立したという報道があった(発効は19日)。最終的には「戦争終結」にまで果たしていけるのだろうか。これまでも停戦が、何度も覆されてきたという苦い歴史があるのだから、予断は許されない。同じように戦闘状態にあるロシアとウクライナの間に「停戦」がいつ成立するのだろうか。米ロ主導で現状の侵略(地域占拠)状態を固定した「終結」が目論まれているが、不条理が罷り通るのは許しがたいこと。▶韓国大統領が逮捕された。この先の展開が気になるが、大統領支持派が勢力を強めているのが、気がかりだ。(634)

〇2025/01/15(水)本日は第3水曜日なので、朝6時半に「ビン・カン」を収集用の袋に詰めて回収所にいつも通り運んだ。寒くなると予想していたが、車の中は-2℃だった。その後、駄文をメタ打ちしてネット上に出した。できれば触れたくなかったが、「フジテレビぐるみの性加害」問題を扱った。要するに、今回の事件が起こった一年半前(03年06月)の段階で、会社側は事件の内容を知っていたが、その後も加害タレントを使い続けていたというおぞましさ。被害の女性職員に対するケアがほとんどなされていなかった点など、そもそも、この会社は免許許可されるべきではなかったと思うほどの酷さだ。現時点における会社幹部の「下種ぶり」は覆い隠すべくもない。▶午前十時前に猫缶などを購入のために土気まで。昨日は同じH.C.まで行ったが、「棚卸」のために休業だったので、出直したのだ。現在の商品以外に、多くの猫が好んで食べる缶詰がなさそうなので、どうしても同一製品を買いたかった。中にはそろそろ飽きが来ている子もいるので、この先を思案している。▶「韓国の捜査当局は15日午前、内乱の疑いで尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領(64)に出されていた拘束令状を執行し、尹氏を拘束した。当局が発表した。今月3日にも拘束を試みたが、大統領警護庁が阻んだため、この日早朝から改めて令状執行に乗り出していた。現職大統領の拘束は韓国では初めて」(BBC・2025 /01/15)(633)

〇2025/01/14(火)昼前に猫缶購入のために土気へ。不覚にもこの日は「棚卸」のために休業となっていた。案内は、もちろん今日以前に出されていたのだが、それを見落としていた(まったく気が付かなかった)。仕方がないので、近所にある、何時ものH.C.に。そこでは「ドライフード」と、本日分だけの缶詰を四個(一個が3パック)ほど買った。いつも通りの行動で、その足で、茂原まで買い物に。寒くなるのと、暗くなるのを避けるために、早い段階で買い物を済ませることにしている。▶こんなことを、いまだにやっているのかという思いが強い。元フジテレビの女性職員が受けた性加害事件。真相が明かされるにしたがって、とてつもなく深い闇の中にいる心地がする。かかる醜悪な、人権侵害をテレビ界は挙って何十年も続けてきたのだし、それを知らないで(だろう)、スポンサーもテレビファンも拍手喝采していたのだ。とんでもない事態を放置してきた、この社会の堕落と惰性が、ついにここまで進んで、社会の底を抜いてしまったのだと思う。既存のテレビや新聞を含めたマスメディアの「再起」「再生」はあり得ないだろう。(632)

〇2025/01/13(月)昨夜からの強風が続いている。劣島の日本海側では広い範囲で大量の降雪があった。▶昼過ぎに買い物、茂原まで。▶ロスアンジェルスの火災はさらに延焼中で、一層広範囲に及び、犠牲者も増えている。住宅の消失は膨大な戸数(10万戸超)に及んでいる。消火作業は続けられているが、十分な成果を上げていないように見られるのは、火勢があまりにも強いためだろうか。▶県内をはじめ関東地方でも多くの火災が発生しており、確実に犠牲者が出ている。また、寒波の襲来を受けてか、各地で相当の自動車(交通)事故が発生しているのも気になる。▶本日は「成人の日」だそうだ。ほとんど我が意識に残らないままの状態がどれくらい続いているだろうか。2000年以降は一月の第2火曜日に設けられたという。「(2022年4月1日から、成年年齢が20歳から18歳に)この1年間(令和5年1月~令和5年12月)に、新たに成人に達した人口(令和6年1月1日現在18歳の人口)は106万人で、前年の18歳と比べると6万人の減少となっています。/男女別にみると、男性は55万人、女性は52万人で、男性が女性より3万人多く、女性100人に対する男性の数(人口性比)は105.5となっています」(総務省統計局)(631)

*蛇足 こと「日記」に関して、これまで一度として長く続けて記(しる)してきたことはなかった。まさしく、ぼくは「三日坊主」だった。今回、ほぼ二年近く続けてきて、ぼくの中にはいくつかの発見というか、遅まきながらの「生活の質(レベル)」のようなものが明らかになったと思う。世間では驚天動地の出来事や、鬼面人を威(おど)す如き事件の張本人が毎日出ずっぱりであり、ニュースでその仔細を知ろうとして、その応接に遑(いとま)なしというのは事実です。しかし、その出来事や事件・事故に気を奪われないで、自らの生活日常をていねいに自省してみると、そこには何の変哲もない「変わりようのない生活」「ありふれた日常」が繰り返されているのがわかります。

 それは、これまでの「メモ記録」をみるだけで 一目瞭然とするでしょう。奇を衒うような出来事はぼくには起こらないし、家族が事件に巻き込まれることも、今のところはありません。かくして、日々平々凡々と過ぎ行く時間(さま)をぼくは、馬鹿の一つ覚えのようにメモってきたのです。時々の、わが内面を吐露すれば、どういうことになるか。

 それを書き直せば「哲学」にもなり、「研究」にもなるのでしょうか。しかし、同じ人間の「駄文日記」の焼き直しのような文章に価値があるなどとは考えられないのです。駄文は、どこまで行っても駄文のまま、その域を超えることはないし、その駄文を書く人間の惰性や堕落の顛末を除いて、ぼくに何事も残らないのですから、まあ、これからも「駄文日乗(日常)」を継続することになりそうです。油断すると、今朝、何をしていたかさえ忘れている始末です。それもまた、「わが惰性」であります。忘れたことを思い出そうとする、その瞬間の時間が、今では快感とは言いませんが、意外に充実しているように思われてくるのですから、焼きが回っていますな。

 (右上著書は、わが先輩にして、親しく厚情を願った先学が書かれたものです。Tさん(1940 – 2007)は早くに亡くなられた。外国に遊学し、帰国して間もないころに発病し、あっという間に幽明境を異にした。平安朝文学のすぐれた研究者だったが、意外にも(と言えば失礼に当たりますか)大変な政治性を発揮された人でもあった。(政治力はなかったと思う)ぼくの知る限り、おしなべて、平安や鎌倉の「文学研究」者には、なかなかの政治的才能をお持ちの方が少なくなかったという印象を持ちました。それだけ、「時代」そのもの、「宮廷」そのものが激しい政治の舞台だった証拠かもしれません。思い出は尽きませんが、戴いた多くのご恩を感謝している次第です。「日記」にまつわって、無駄ごとを述べてしまいました。彼は奈良吉野のご出身で、それにまつわる多くのことも教えられた)