“injustice anywhere is a threat to justice everywhere.”

 パレスチナ問題について、このブログに中では一、二度、駄文を書いたことがあります。要するに、ことの本質はパレスチナ地方の帰属問題、そこに居住している人々の自決問題であった。それが、殊に第二次大戦後は、英米仏などの諸国の干渉もあって、結果的には国家間の政治的駆け引き(取引き)に利用されてきたのです。詳細は省きますが、今回の米大統領の唐突な発言も、事態をこじらせるだけにしかならない、噴飯ものというべきでしょう。繰り返し述べているように、この大統領は前回の任期中も「ノーベル平和賞」受章に拘泥、執心していましが、四年間の雌伏期間を経て、その欲望はさらに膨らんだ。あろうことか、「紛争地」を地上から消去することで、念願の「平和賞」をゲットという寸法です。肝の小ささと賤しい野心(野望)には驚くほかない。

 前回は北朝鮮の核問題を「処理」することで平和賞受賞を狙ったが、今回はパレスチナ問題、とりわけガザ地区の「再開発(リゾート地として)」を手掛けることで、積年の紛争地帯を「楽園」にしたいという「不動産王」(彼はカジノ業者でもあった)の商売の癖(へき)が出た。「中東のリヴィエラ(Riviera)」を造るという。リヴィエラは、フランスからイタリアにまたがる地中海沿岸地域の呼称(右写真)。ガザを追われたパレスチナ人民の去就には一顧だにしていない、驚くべき、歴史を無視した不動産開発魂か。ガザを追われた人々は周辺国が責任をもって居住することを保証せよという、もちろんアメリカは金は出さない、まことに身勝手・無責任な発言でした。それにしても、中東半島の今日の問題の発端を開いた英仏独米の政治的責任はすこぶる大きい。各国は、誠実に、歴史に向き合うべきでしょう。

 それをどう聞いたのか、「(難民受け入れ)を検討する」などと、この劣島の首相は飛びついたのは、この無知無能大統領に気に入られたい、その彼に媚を売るための発言だったろう。折悪しく、本日(8日未明)にはワシントンで「日米主従怪談(会談)」が行われる。「閣下の提案はどんな(無理難題な)ことでも受け入れます」と、世間知らずの極東の宰相は語るはず。ここにもまた、国を売り、自分を売るのに汲々としている「バルカン(無定見)政治家」が生息(棲息)しているのです。政治の劣化などというものではなく、ひたすら自己顕示欲の発動・発露でしかないものに、選挙民は狂喜乱舞しているのです。つくづく、個人であれ、集団であれ、人間はなかなか賢くれない生き物だと、自らを含めて、泣きたくなります。

 「いかなる場所にあろうと、不正義はあらゆる場所において正義への脅威となる」

【卓上四季】ガザはだれのものか? このコラムを担当してから2年近く。書くネタがない、という日はゼロだった。ただし、あまたある話題のうち、なにを選ぶかはいつも思案している。掲載は1日につき1本だけ。だから同じ人物を間近に扱わぬよう気を配る▼それでも扱わざるを得ないときがある。たとえばトランプ氏だ。パレスチナ自治区ガザをめぐる今回の発言は、とりわけ素通りすることができない▼いわく、米国がガザを長期的に所有し、再建する―。全住民を近隣の国々へ恒久的に移住させ、「中東のリビエラ」のようなリゾート地にしたい、とも言った▼ようやく停戦が実現し、人々が帰郷を始めたばかり。戦火で荒廃したけれど、パレスチナの人々が長年くらし続けた土地である。イスラエルとの「2国家共存」はどうなるのか。米国に一体なんの権利があるのか。正義に反する主張だろう▼パナマ運河、グリーンランド、ガザ。トランプ氏は国外の土地への欲望を隠さない。無理筋なのは明白だが、不動産王として財産と名声を手にした過去がある。その延長線上にある言動なのだろうか▼先日の就任演説でキング牧師の「夢を実現する」と述べた。人を人として扱うよう闘った牧師は言っている。「いかなる場所にあろうと、不正義はあらゆる場所において正義への脅威となる」。大統領は胸に刻むべきだ。(北海道新聞・2025/02/07)

(BBC:https://www.bbc.com/japanese/articles/cqjvdj5wgyno

トランプ氏の動機は何なのか
トランプ氏が何かを言ったからといって、それが真実や確実なことになるわけではない。彼の発言は、アメリカの定まった方針の表明というより、不動産交渉における最初の一撃に近いことが多い。/おそらくトランプ氏は、別の計画を練っていて、その間に混乱を広げようとしているのだろう。 彼はノーベル平和賞を切望していると言われている。/中東和平の立役者には、たとえ最終的に成功しなくても、ノーベル平和賞を受賞してきた人が何人・2025/02/06かいる。/世界がトランプ氏のガザ計画を理解しようとしているなか、彼は自身のプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」に、イランとの「検証された核和平協定」を望むと投稿した。
イランの政権は核兵器保有を否定している。一方で同国では、究極の抑止力が必要なほど自国が脅威にさらされているのかに関して、開かれた議論が進められている。/ネタニヤフ氏は長年にわたり、アメリカがイスラエルの支援を受けて、イランの核施設を破壊することを望んできた。イランと取引することは、ネタニヤフ氏の計画に含まれていない。/ネタニヤフ氏は、バラク・オバマ米政権が締結したイランとの核合意からアメリカが離脱するよう、トランプ氏の大統領1期目に同氏に長期的に働きかけ、それを実現させた。
もしトランプ氏が、イスラエルの強硬派に向けて喜びの種を投げ与え、イラン側にも秋波を送っているのだとしたら、彼は成功している。/しかしトランプ氏は、不確実性を生み出してもいる。そして、世界で最も不安定な地域に、さらなる不安定要素を注ぎ入れた。(BBC・2025/02/06)(https://www.bbc.com/japanese/articles/c5y7vnlrj3ro
⦿ パレスチナ問題 = 人権的,宗教的問題が複雑にからみあっているパレスチナ問題は歴史的みると,ヨーロッパにおけるユダヤ人のシオニズム運動の高揚によりパレスチナへの入植が始り,第1次世界大戦時のイギリスの二枚舌外交 (「バルフォア宣言」「フセイン・マクマホン往復書簡」「サイクス・ピコ協定」) とベルサイユ条約によるイギリス委任統治時代を経て,1948年のイスラエル独立までにその根源が確立した。第2次世界大戦後は,東西冷戦の枠組の中で,アラブ=イスラエル紛争の「核」として固定化され,パレスチナ人の民族自決権は単なる「難民問題」として位置づけられてきた。 67年,第3次中東戦争でアラブ側が大敗を喫したのち,パレスチナの解放はパレスチナ人自身のイニシアチブで展開されるようになり,パレスチナ人の民族的意識形成に決定的影響を与えた。しかし,「アラブは一つ」という大義を掲げるアラブ諸国からの政治干渉を避けられなかった結果,その後もアラブ=イスラエル紛争の枠を変えることはできなかった。 87年末から自然発生的に起ったインティファーダ (住民蜂起) が,冷戦の終焉と相まって,パレスチナの民族的自立がパレスチナ問題の核心であることを国際社会に提示していくことになり,パレスチナ,イスラエル双方も現実主義的な対応に迫られていき,88年 11月の「パレスチナ国家」樹立宣言,93年9月のパレスチナ暫定自治協定へとつながっていった。(ブリタニカ国際大百科事典)

IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII

限りなく降る雪何をもたらすや

 【大弦小弦】日本の貧困問題にスポットを当てたドキュメンタリー映画「取り残された人々 日本におけるシングルマザーの苦境」が、沖縄市のシアタードーナツで上映中だ。豪州出身のライオーン・マカヴォイ監督が当事者や識者にインタビューし、外国人の目線で不平等な社会をあぶり出している▼性別や正規と非正規で違う賃金格差、養育費を受け取っている人の少なさ。カメラを回したきっかけは知人のシングルマザーを通して知った「豊かな国に隠された貧困」への驚きだった▼日本のひとり親世帯の貧困率は44・5%(2021年時点)で、OECD加盟37カ国の平均を大幅に上回る。シングルマザーの就業率は8割を超えるが半数は非正規で「働いても貧困」の実態がある▼県民所得が全国ワーストの沖縄はさらに深刻だ。県内の支援団体がひとり親253人に実施した調査では、昨年9~11月に経済的理由で米などの主食が買えない経験があった人は70%に上った▼物価高騰が続き、節約で人付き合いを減らす親子もいる。社会から孤立し生存権も脅かされる状況を見過ごすわけにはいかない▼マカヴォイ監督は「シングルマザーに手を差し伸べている人がいますよと伝えたい」と話す。必要な制度や社会的な支援の在り方にもっと目を向けなければ。映画は26日まで。(吉川毅)(沖縄タイムス・2025/02/06)

 本日取り上げた「コラム」は、珍しいことで、南北両端の地方紙からの2本。二つの強烈な寒気団に劣島は襲われているという話題です。一つは季節(時季)的なもので、一週間もすれば、いずこかの海上へ遠ざかってゆくでしょう。他方は、この何十年と、劣島社会に居座り、さらに勢力を強めている。気象庁ならぬ、政府(厚労省等)と雖もなかなかに手ごわい寒気団で、気軽に処方箋を書くこともできないままです。

 「大弦小弦」は「貧困問題」「シングルマザー」という、史上最強の二頭立て「難題」です。言わずと知れた、人間界の人間による、人為的「寒気団」です。23年に制作された映画「取り残された人々 日本におけるシングルマザーの苦境」の監督は豪州のプロレスラー。映画製作の動機になったのは「豊かな国に隠された貧困」問題だったという。確かに何十年か前までは、GDPでいうなら、各国の上位にあったが、果たしてこの社会の現実は「豊かな国」と言えるかどうか。恐らく、「豊か」という幻想が多くの人に取りついたままで、何年も過ぎてきたのでしょう。仮に経済的にだけでも「豊か」だったら、シングルマザー問題がこれほど深刻になってはいなかったと思われるからです。また、これはぼくの持論ですが、「豊か」は貧しい」という両義を持っているのです。経済的な豊かさは、人間的な貧しさを示しているともいえますでしょう。「豊か」という言葉には注意が必要です。ごく少数の「豊かさ」が、多くの「貧困」を隠しているからです。

 この問題について、ぼくはいくらでも言及できます。話せばきりがないのです。でもきりのない話を続けることに意味を見出せませんので、ここではこれ以上はしません。「母子家庭」の貧困問題を真正面から受け止めて活動しているNPOはいくらもあるでしょう。ぼくはその中の5団体に関わっています。と言っても、単なるサポーターに過ぎません。いずれの団体も主催者は女性です。スタッフも大半が女性。いったいどういうことでしょう。結婚も離婚も離婚後も、女性はそれこそ「取り残されたまま」の状態にあるのかといいたくなります。いわば「男尊女卑」の悪しき伝統が強固に息づいているのでしょうか。

 加えて、ぼく如きものにも、毎月のレター(報告書)で「コメが高い」「諸物価高騰」で運営が非常に困難との悲鳴が届く、引退老人として、何事も為せないままですが、なんとか「皺(しわ)のよった手」をようよう差し伸べようとしています。それに付けても、政治の貧困、政治の不誠実に憤りが爆発しそうです。

「豪出身の映画監督が見た “日本のシングルマザーの苦境”」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241112/k10014635291000.html

++++

 二番目は「本物(自然)の寒気団」です。これも、なかなかに手ごわいのは、一番目と遜色ない。北海道をはじめ、各地の豪雪に肝をつぶしています。道路の除雪も大変です。でも屋根の雪下ろしは、それ以上に大変な作業。疲れるから一休みというわけにはいかないものがあります。一人家庭や老齢家族では手も出せない代物。ここにも、政治の貧寒、行政の及び腰が見て取れます。政治家は自らが議員になるためには嘘八百を並べたてる。もっとも典型的な「政見」「公約」は「誰一人、取り残しません」というものでしょう。誰もかれもが、男も女も議員になるためには「必要悪」とばかりに「だれひとりとりのこさない!」と叫びます。確かに現状のお寒い事態を見ていれば、彼や彼女は正直者だと嫌でも気が付く。「誰一人、取り残しません。そんな不平等なことはしない。全員を取り残しますから、ご安心を」、そういうことです。

【卓上四季】荒ぶる立春寒波 天気図を見ると、目玉がぎょろりと二つ、にらみつけるかのようだった。魔物か、鬼か―。北海道上空に居座る二つの低気圧は、手のつけられない暴れ者さながらだった▼大げさではないだろう。強い寒気とあいまって、十勝や釧路をはじめ道東地方に記録的な豪雪をもたらした。立春を迎えた道内を襲った荒天だ。帯広や本別、芽室の12時間降雪量は1メートルを軽く超えた。本来は少雪の土地だけに想像を絶する▼くらしのあらゆる場面が混乱している。鉄道やバスが止まり、郵便局やコンビニが営業を取りやめ、学校も休みに。雪の重みでつぶれた施設もあちこちにある▼「朝起きて外を見たら、思わずうそだろって。一晩で世界が変わっていた」。本紙の本別支局長にきのう電話すると、1日たっても日常は戻っていなかった。雪に埋もれたままの庭木や車がある。道路の除雪は思うにまかせない。寒波は道内外で当面続くそうだから気が抜けない▼もし季節が違えば、今回の豪雪はゲリラ豪雨だったかもしれぬ。気候変動による海水温の上昇の影響か。未経験の極端な気象が続発する。頻度が高くなれば、異常ではなく通常の気象となってしまう▼災害は忘れたころにやってくる―。この格言を言い換える必要はないか。災害は覚えているうちにやってくる―と。日頃の備えを万全にしたい。(北海道新聞・2025/02/06)

 少子高齢化というのは、経年の数字だけで捉えられる問題ではなく、それまで当り前に営まれてきた生活・活動が大きな壁に阻まれるということです。買い物一つとっても、即座に困難に直面する人々が急増することを示します。そして、この現象は何十年も前から見通せたこと。しばしば「失われた三十年」と言われますが、それは社会生活を維持していくための、基本設計の訂正修正、作り直しを怠ってきた「三十年」だったわけで、決して経済や政治だけの問題ではなかった。目先の利害を最優先し、結局は目先の利益しか視野に入らない政治や行政が、いったん災害の発生時にはほとんどなす術を持っていなかった、その無為無策の惨状を露呈しているのです。

 何か事が起こると、普段は見過ごしていた「政治不在」「行政の怠慢」が一挙に露見する、そしてそれは手遅れであったということになるでしょう。それを懲りもしないで何度も繰り返している。そして国や社会は老衰の果てに自立し得ない状況になって初めて、「ああしていればよかった」と、泣き言をいうのです。そんな国や政治は嫌でたまらんね。観光立国、インバウンド爆増などと現(うつつ)を抜かしている。こんなに「貧困な国」「物価がメチャ安い国」と外国人が示しているんですぜ。この国では、物価も知能指数もとても低い、とね。

 「身も心も凍る現実」を、我ら如何せん。表題句は西東三鬼作。もう一、二句。「この雪に昨日はありし音声かな」(前田普羅) 「遠國に降る雪ながら恐るべし」 (相生垣瓜人)

IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII

Tombe La Neige.(「雪が降る」)

 ただ今午前7時前。つい先ほど「日の出」が見られました。南の空は「茜色」です。鳥もにぎやかに啼いています。気温はやや低いかもしれませんが、厳しい寒さというほどでもなさそうです。当地に比べて、日本海側にはおおむね「大雪」の予想が出て、交通渋滞や飛行機の運休などが知らされています。昨年もこの時期にはかなりの降雪が各地にもたらされた記憶があります。今年、何度も目にする言葉に「JPCZ(Japan-sea Polar airmass Convergence Zone)」がありました。「日本海寒帯気団収束帯」、いわば線状降水帯の「降雪」版のようで、これもまた温暖化の影響とみられています。

 ぼくも何年か前から、「日本の四季」はなくなり、もはや「日本は二季」に変わってしまったと言いふらしていました。このままでいくなら、春と秋は影が薄くなり、本当に夏と冬の二季だけになってしまうでしょう。日常生活のさまざまが変更を余儀なくされ、やがて、この島国は熱帯地方に数えられるに違いないとまで思ってみるのです。

 その「地球温暖化」「気候変動」の主因はなにか。いまさらのようにあれこれ取り上げる必要はないでしょう。化石燃料を燃やし続けて、地球圏をあたかも「火球」のように熱してきた結果です。一方では、それによって産業革命・科学革命・経済拡幅成長がもたらされ、その生活水準は飛躍的に向上したと評価されますけれど、他方で、それと引き換えに地球が生命維持にはきわめて悪い条件を持ってしまったとまで言われている。にもかかわらず、「(化石燃料を)掘って掘ってまた掘って」という大国が大手を振って、のさばっている始末です。石炭や石油、あるいは天然ガスを燃やすことにどれほどの経済効果があるか、おそらく、それ以外の燃料源とは比較を絶した効率や経済性があるがゆえに、このような方向に一直線に進んできたのでしょう。後戻りはできないとすると、いろいろなものの滅亡も遠くはありません。

 この先、これまで通りに前進できないと、どういう現実が将来したら、気が付くのでしょうか。「JPCZ」という新たな専門用語を見るにつけ、失われつつある「春と秋」への思いを強くするのです。

Tombe la neige - SALVATORE ADAMOhttps://www.youtube.com/watch?v=_64nc_NLE_I)                                           (Tombe La Neige - Graciela Susana)(https://www.youtube.com/watch?v=gUK-Rp4TvzM

 「今日5日(水)は、本州付近は冬型の気圧配置が強まるため、東北から九州の日本海側は広く大雪や暴風雪に警戒が必要です。/特に、活発な雪雲が断続的に流れ込む北陸や岐阜県では、短時間に積雪が急増するおそれがあります。山沿いだけでなく、平地でも大雪となる所があるでしょう。すでに、高速道路の通行止めや一部の交通機関で運転の見合わせなど、交通に影響が出始めています。お出かけの際は、最新の交通情報もご確認ください。/また、東北や東海から西の太平洋側にも雪雲が流れ込み、四国や九州など普段雪の少ない地域でも雪の積もる所があるでしょう。いつもより時間に余裕をもって、足元に気をつけてお出かけください」(気象庁・2025/02/05)(https://tenki.jp/forecaster/kubo_tomoko/2025/02/05/32397.html

【新生面】今季一番の寒気 日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)という舌をかみそうな名前の気象現象がある。日本海上空に幅数十キロ、長さ数百キロにわたって帯状の雪雲が形成され、北陸や山陰などに大雪を降らせる。「線状の降雪帯」とされる▼JPCZ発生のメカニズムは、三重大の立花義裕教授らの研究チームが解明している。二つの方向からやって来た寒気が、日本海でぶつかって一つになることなどだ。その立花教授によると、温暖化が大気の循環を変えて北極の寒気を東アジアに押し出すため、日本上空に寒気が流入しやすくなるという▼立春が過ぎて徐々に春かという時季に、日本列島が今季一番の寒気に見舞われている。国土交通省と気象庁がおととい緊急の記者会見を開いて、不要不急の外出を控えるよう求めたほどだ▼日本海側ではJPCZによる局地的な大雪に警戒が必要で、普段は雪が少ない地域でも大雪が長引く可能性がある。熊本地方気象台によると、九州北部地方への強い寒気の流れ込みはあすにかけて続くという▼三寒四温という言葉がある。寒い日が3日続くと4日ほど暖かい日が続き、それが繰り返される状態だ。もともと中国東北部などの冬の気候を表していたが、日本では春の訪れを示す言葉として使われることが多い▼三寒四温のように、気候も徐々に変わるなら身も心もついていくことができよう。しかし冬は厳寒、夏は猛暑でその中間がないような激しい気候になっては、ついていくのが大変。気象災害への警戒も怠ることができない。(熊本日日新聞・2025/02/05)

IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII

A barking dog seldom bites.

 他国民であっても、ある時期、ある国の大統領の一挙手一投足に固唾を飲む人がいても構わない、いや、それは当り前のことだとぼくは考えています。本日の「卓上四季」が扱った問題に関して、ぼくは大統領就任式当日の「演説」の愚劣さに改めて驚き、一期目で嫌になるほどとんでもない人物だということが天下に知れ渡ったにもかかわらず、その「「虚飾人間」を二度までも大統領に選ぶなどとは、あの国(の選挙民)も焼きが回ったなと思ったし、さっそく、その「不適格性」に対して批判、非難を投げかけました。もちろん、この国だけの特異な問題ではないのは、誰もが知っているはず。この人物は、決して大統領にしてはならない人物だったが、えてしてこういう不合理なことは起るものでしょう。

 不適格の理由の第一は、「不誠実」が背広を着ているだけ、そんな人物であるということ。平気で嘘を付く、権力や金をかさに着て、徹底的に「弱者」を叩く。いわば、より一層悪質な「いじめっ子」「お山の大将」だというのです。ぼくはこの主教の「諭(さと)し」「諫(いさ)め」を当然の言葉と聴いたし、しかし、いまでは、誰もがそうだとは受け取られないだろうとも思ったが、案の定、小心な大統領は「むくれて」「不満を述べ」「悪態をついた」のです。つまりはそれだけの人物だったということ。彼の支持者は、何が何でも支持するという、これもまた、いかにも理不尽なことだと思う。分断社会の隘路(あいろ)ですね。

(「トランプ氏に主教が『慈悲』求める…」(https://www.youtube.com/watch?v=tAFOB71jNXw

【卓上四季】静かだけど強いことば 見聞きしてから、もう半月ほどたったか。ずっと胸底に残り、何度となく思い出すことばと場面がある。先月21日、米国のワシントン大聖堂。新大統領就任を祝う礼拝の場だった。マリアン・バッデ主教は目の前のトランプ氏に向かって静かに切り出した▼「大統領閣下、どうか慈悲のこころを持ってください」。党派を問わず、ゲイ、レズビアン、トランスジェンダーの子どもを育てる家庭があり、命の危険におびえる人もいる―。仏ノルマンディー産の石灰岩を使う白亜の大ホール。彼女の静かなことばが天井に吸い込まれていく▼主教は続けた。「農産物を収穫し、ビルを清掃し、養鶏場で働き、食堂で食器を洗い、病院で夜勤する人々がいます」。こうした移民は犯罪者ではなく良き隣人だ―。弱い立場の人々への寛容を説く▼相手は最高権力者であり、他者への攻撃をいとわない人物である。正面からの直言には勇気がいったろう。案の定、トランプ氏は主教を口汚くののしった▼大統領の「暴走」は加速するばかりだ。航空機の墜落事故を多様性重視の政策のせいにする。自由貿易の理念などお構いなく、高い関税の導入で脅す。これからも世界に混乱と不安をもたらすだろう▼けれども米国は一様ではない。多様な意見があり、声を上げる人がいる。バッデ主教の姿に希望をみる。(北海道新聞・2025/02/04)

 かねて「大言壮語」していた「高い関税をかける」の発動は数か国で、本日から始められる。「関税」は相手国だけに打撃を与えるのではなく、自国民にも高い物価を強いるのは馬鹿でもわかるころだが、それをあえて導入するというのは、一種の「脅し」。脅しをかけるのは「弱い人間の証拠」です。弱い犬ほど大声で鳴く(吠える)。恫喝の背後に恐れがあるのです。それを「恫疑虚喝(どうぎきょかつ)」という。「心の中では怯えながら、相手をおどすこと。『恫疑』は恐れて迷うこと。『虚喝』は虚勢をはっておどすこと。こけおどし」(四字熟語辞典オンライン)。困ったことだけれど、この手の小心者ほど権力の座につきたがるのです。なぜか。自分が小心者だということを自覚しているからです。「鎧」をまとって強くなった気になるのでしょう。名誉や地位を求めるのも、金に汚いのも、自分を大きく見せる手段。

 貿易相手国のすべてに、とことん「高い関税」をかけ通したらどうです。アメリカは、直ちに超インフレになり、生活困窮者が暴動を起こしかねないでしょう。人間の「性」には「男」と「女」しかないと断言したのだったかどうか。その次には「人種は白人」が一等上だというのだ。「一番病」の典型は「アメリカファースト」でしょう。自分が吐く言葉に彼はいかなる根拠も信頼も寄せてはいない。残念ですが、「口から出任せ」、それが政治のイロハだと思っているらしい。それが、彼の得意とする「ディール(取引)」の底意です。暴力やハラスメントも「ディール」だと思い込んでいるのだから、始末に悪いですな。パレスチナ問題では、ガザの再生・再興は不可能だから、「周辺国はパレスチナ難民を受け入れろ」と言ったが、どう聞き間違えたか。この劣島の首相が初会談を前に「受け入れの準備がある」と宣わるのだから、何を考えているのか。中東問題や「イスラエル対パレスチナ」問題にいささかの関心もない人間の寝言。いうことを聞くものがいるから「恫喝」がやめられないのだから。「無理が通れば道理は引っ込む」しかないというのか。

 politic は politeと同根で、ていねいであること、かつ誠実、つまりは礼儀正しさを求められるのです。それがないところは「政治」ではなく「暴力(violence)」そのものです。いたるところで、暴力と政治は「紙一重」の危うさです。

 とにかく、やたらに「偉そうに振る舞いたがる人間」がのさばる政治だけは、方法に混乱を招くのは必至だから、早く「こけおどし政治家」は退場を願いたいものだ。政治は「取り引き」ではないし、脅しや虚言で成り立つはずもないことを、あるいは一期目よりも一層早く知る羽目になるだろうか。劣島の一住人はそれを冀(こいねが)っている。(「ノーベル平和賞」が欲しくてならぬ大統領。どうしますか、みなさん)

 He is under the illusion that politics is a casino. But casinos are certainly political.

IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII

生きててよかった(人生にイエス)

 らもさんの名前を何年ぶりで目にしたでしょうか。ある時期、ぼくは「中島らも」に入り浸りでした。きわめて神経質で、なんにでも傷つきやすい人だったと思う。その「諧謔(かいぎゃく)」は、どんなに深刻な問題に対しても見事に炸裂し、その爆弾によって粉砕・破壊された、ぼくは「捧腹絶倒」の重症患者だった。A新聞で連載されていた「明るい悩み相談室」、見事なもので、この手の「訳知り人生案内」「説教節的人生案内」には絶えて見られない、柔(渋)と剛(業)のアマルガムを思わせる「らも」哲学の開陳でもあったと思う。この人がいたずらに厳しさを強いる「超進」学校の生徒だったということは、あるはずもない奇蹟だったと思うし、何かの間違いだったかもしれない。親の唆(そそのか)しがあったのだろうと思うけれど、らもちゃんはまだ幼かった。案の定、そこから逸脱したのも、いかにも「らもさん」だったと思う。

 晩年に近づくにつれ、何かと非難され糾弾されるような行為に及んだが、すべてが「酒とうつ(双子かも)」のせいだったかどうか、ぼくにはよくわからなかった。死因など、まるで「冗談やんか」という意味では、不謹慎ながら、それもまた「らも流」だったか。「談話室」氏は書かれている。それなりに長く生きて、「『生きていてよかった』と思う夜がある」と呟(つぶや)くらもさんを紹介。彼がそういう「科白」を自分に吐くなど、挑発的、革命的な感じもしないでもない。「生きててよかったわ」という気分を味わったら、その後の人生がどんなに「ゴミくずみたいな日々であっても生きていける」と、マジで書いていたのか、といまさらのように「マジメ人間」でもあった、故らもさんに無性に会いたくなるのだ。

(中島らもOfficial site:https://ramo-nakajima.com/

【談話室】▼▽高校時代に出合ってから心の片隅に置いている言葉がある。作家の故中島らもさんのエッセー集「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」で見つけた。らもさんが、18歳で自殺した同い年の友人について回想したくだりだ。▼▽「おっさん」になるまで生きてみた結果、何十年に1回ぐらいかもしれないが「『生きていてよかった』と思う夜がある」と、らもさんはつづる。続くのは「一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける」。▼▽らもさん自身、アルコール依存症やうつ病などで苦しんだ。辛(つら)いことがあっても生き続ければいい。そんなメッセージだ。気持ちが沈んだとき、心の支えとなる言葉があると頼もしい。親しい人からのアドバイスはもちろん、見知らぬ誰かの声に助けられることだってある。▼▽悩みを抱えた人に寄り添う「山形いのちの電話」の相談員が不足していると先日報じられた。一方で昨年の対応件数は8千件を超えている。話を傾聴するだけで救える命があるという。「生きていてよかった」。受話器の向こうで、そんなふうに思う人が一人でも増えれば。(山形新聞・2025/02/02)
● 中島らも(なかじまらも)(1952―2004)= 小説家、劇作家。兵庫県尼崎市生まれ。本名中島裕之(ゆうし)。1975年(昭和50)大阪芸術大学放送学科卒業後、大阪の印刷会社に就職するが4年で退社。79年初めての小説『全ての聖夜の鎖』を自費出版する(のちに文芸春秋より刊行)。退職後はコピーライター養成講座に通い、82年広告代理店に入社。雑誌で軽妙なコピーの広告連載を始め、一躍人気を集める。これ以後エッセイやラジオ出演の依頼が殺到。84年には「中島らもの明るい悩み相談室」を『朝日新聞』大阪本社版の日曜版に連載開始、その後、全国版連載になる。86年中島らも事務所設立。同年劇団「笑殺軍団リリパット・アーミー」を結成する。同時期にアルコール性肝炎で50日間入院。このときの体験、病院で見聞した光景がのちに『今夜、すべてのバーで』(1991)に結実、同作は92年(平成4)吉川英治文学新人賞を受賞した。これ以前、すでに作者はコントやエッセイなどの著作で支持を集めていたが、小説家として注目を浴びるのはこの作品以降になる。
 91年には人体をモチーフにした幻想小説の連作集『人体模型の夜』が直木賞候補になる。94年、民俗学、心理学、薬物学、オカルトなど広範な知識を駆使した伝奇小説『ガダラの豚』で日本推理作家協会賞を受賞。ケニアと東京を主舞台に、怪しげな僧侶やいんちき新興宗教の教祖、超能力青年、手品師、呪術師などが跋扈(ばっこ)する姿を描きながら、近代科学と呪術的社会の相克を浮き彫りにした力作で、直木賞の候補にもなった。さらに、詐欺師たちの暗躍を描いた『永遠(とわ)も半ばを過ぎて』(1994)も同じく直木賞の候補にあげられた。
 94~95年、アルコール依存症と鬱病により最初は30日、次に70日ほど入院する。酒は高校・大学時代から飲んでいたというが、2000年発表の『バンド・オブ・ザ・ナイト』では80年代初期の日常を自伝風小説として描いている。それによると、周囲から「ヘルハウス」と呼ばれる作者とおぼしき人物の家には、ありとあらゆる問題を抱えた人々が、ときにはひと月に延べ100人以上も寝泊まりしていた。そんななかで、作者=「おれ」は、生活のために仕事をし、金を稼ぎ、やがて薬物と酒に溺れる日々を過ごすようになってゆく。94~95年の入院以後は一時は断酒を宣言するが、2003年2月麻薬及び向精神薬取締法違反、大麻取締法違反の両容疑で逮捕され、5月懲役10か月執行猶予3年の判決が下る。逮捕、拘置後に獄中体験を綴った『牢屋でやせるダイエット』(2003)を刊行した。(日本大百科全書ニッポニカ)

 「作家中島らもさん(本名・中島裕之=なかじま・ゆうし)が26日午前8時16分、脳挫傷による外傷性脳内血腫のため神戸市内の病院で死去していたことが27日、明らかになった。52歳。中島さんは16日早朝に階段から転落し頭など全身を強打、HCU(高度治療室)に入院していた。中島さんは92年に「今夜、すべてのバーで」で吉川英治文学新人賞を受賞。破天荒な私生活や言動でも知られ、03年には大麻所持で逮捕、有罪判決を受けた。(以下略)(日刊スポーツ・2004年4月28日)(https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1682081.html

+++++++++++

「徒然に日乗」(645~651)(https://http836.home.blog/2025/02/03/

IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII

 早くも二月(如月)に入りました

 本日(2月3日)は「立春(の入り)」です。その節目の日に、「3日(月)の立春を過ぎた来週の4日(火)頃から日本列島の上空に強い寒気が南下します。上空5500m付近で−36℃以下の大雪をもたらす寒気が4日(火)の夜には北海道から山陰付近まで南下する予想です。5日(水)には−42℃以下の寒気の中心部分が日本海に進んで、6日(木)にかけて寒波のピークとなります。−36℃以下の寒気がこれだけ広い範囲を覆うことはそれほど多くはなく、数年に一度のレベルとみられます」(WN・2025/02/01)(https://weathernews.jp/s/topics/202502/010135/

 珍しく風邪気味なのか、あるいは花粉症の前触れなのか、鼻水が止まりません。頭も少し痛い(こちらの方は年がら年中です)。やや睡眠不足の日が続いているので、それやこれやで、空の節々が悲鳴を上げかけているのですな。インフルエンザも流行中だし、老人なお壮健ならんか、決して無理をしないつもり。この地上、現下、至る所で地震・雷・火事・親父(狩り)と、世も末を思わせる狂乱ぶりです。とにかく、安心・安全専一に。

・きさらぎやうぐひすもちの青黄粉(万太郎) 今日は大豆なんかではなく、黄な粉持ちを買ってこようか。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 「徒然に日乗」(645~651)

〇2025/02/02(日)夜半から降雨があり、午前中まで続いた。幸いなことにお湿り程度で、午後には止んでいた。▶終日自宅にとどまり、年賀状への返信の準備に時間を取られていた。自宅の印刷機で文面を刷るので、それなりに手間がかかる。今のところ、ハガキ印刷以外は自宅で印刷機を使うことがまったくないので、昨年のこの時期以来一年、印刷機は止まったままなので少し心配があった。猫が印刷機の上に乗り、まるでベッドのように独り占めしたりして、うまく作動・昨日するか心配だった。何とか動いてくれて、無事にハガキは印刷できた。(まだ少しは残っているが)その後に、宛名書きなどをして終わり。予定では明朝(3日)一番に投函する予定だ。▶本日は「節分」だった。豆まきなど何十年もしたことはない。(651)

〇2025/02/01(土)如月朔日。終日自宅に。▶かなり寒い一日だった。今冬一番の寒気団が週末から来週初めにかけて劣島にかかるとの予報、都心部にも降雪が予想されている。その前触れのような気温だった。当地では、明日は遅くに降雨がありそうとも。▶米大統領就任以来十日ほど。いよいよ本性をむき出しにして、自分流の政治パフォーマンスに走り出したと思う。恐らく、国内的には大混乱を予想させるし、他国との関係においても力を前提にした政治、強権政治を推進するばかり。世界の混乱には資しするものの、平和の到達にはきわめて危険な政治を展開するのだろう これが政治というものだろうか。自分を売り込むためだけの偽装政治行為だというべき。(650)

〇2025/01/31(金)本日で睦月も終わり。「あっという間のたばこの煙」、実感だ。跡形もなく時間は過ぎ去るが、残るのは各一週間(七日間)の「無為」「徒労」と「定かならぬ記憶」のみ。頼るは「暦」ばかりだが、その暦自体も頼りにはならぬから、何とも始末に悪い。▶昨年は正月の「能登地震」に度肝を抜かれたが、そののちには大きく被災した幾つかの地区に災害義援金の名目で「募金(寄付)」をしたので、確定申告時の所得税控除等を申請するための「義援金払い込み証明書」発行を七尾市、輪島市、穴水町に依頼した。ぼくとしては想定以上の金額になるが、被災地・被災者にすれば「雀の涙」ということだろう。できる範囲で、この後も続けていきたいものだ。(649)

〇2025/01/30(木)九日ぶりで「猫缶」購入のために千葉市緑区土気(あすみガ丘)に。現在の缶詰はいつから買い続けているのか、かなりの期間、これ一品で済ませてきた。少しばかり「飽き」が来ている子もいるが、全体的には以前ほどの食べ盛りではなくなったということかもしれない。缶詰のほかに、さまざまおやつ類を揃えているので、何とか食欲を落とさないでいるのかもしれない。寒さが厳しいので、大部分は家の中で夜を過ごしている。(648)

〇2025/01/29(水)今日も昼前に茂原まで。普段の買い物のほかに、後期高齢者医療保険料の第7期分を納入するため。今月末が納入締め切り。払い込みをしようとコンビニに行ったのはよかったが、念のためにと確認したら、別の「税金(固定資産税)」支払い用紙を持ってきてしまったことが判明。確認したつもりだったが、ミステイク。衰えが激しい。ちなみにこの保険料の払い込み年額が30万弱。この十年間で、一回だけ医者にかかったから、そっくり保険料を某機構に寄付しているようなもの。たまには医者にかかり、介護保険の申請をしたらどうか、そんなお誘いが、役場から来たような気がしたのが、つい先だって。役場(福祉課)からのアンケートに未回答のままでいたら、「安否不明」とされた。国庫や自治体に納付する税金等は、一円でも少なくしたい。その代わりに、必要なところに一円でも多く寄付したいと念じている。物価高の折から、初夏からのNPOの寄付要請がしばしば届く。小生は現在、4か所ほどの「ひとり親家庭」等の団体へ寄付をしている。深刻な事態が一向に完全されないどころか、物価高騰の折から一層厳しくなるのはなぜだろうかと、空の財布を恨めしく思うばかり。▶今冬一番の寒気団が劣島を襲っている。幸いに房総半島付近は今のところは寒さや降雪の災難からは逃れられている。この「寒気団」はしばらく居座るそうだから、油断はできない。(647)

〇2025/01/28(火)昼前に買い物、茂原まで。いつも書いてしまうが、物を買うたびに、そして同じような商品を購入しているのだが、物価高騰が極めて深刻だと感じてしまう。一回の買い物をひとまとめにしてみると、三割以上の値上げが続いているように感じる。個々の商品の値上げは数%だといわれるが、トータルでは2割3割以上の高騰だと言わざるを得ない。▶昨日の某テレビ局の「記者会見」はなんと十時間を費やしてなお、要領を得ないやり取りに終始した感が強い。結局は、会社幹部が守りたかったのは同社元社員の人権ではなく、タレントとの営業上の利益だったことが明白。それが、結果的には自らの名誉や地位だったことは明らか。そのために、役員たちは嘘を付き通すほかなかったのだろう。(646)

〇2025/01/27(月)終日寒さが身に堪える一日だった。風がないだけ、助かったという気分。陽射しがまったくなかったので、洗濯物を干すことができなかった。▶終日自宅に。このところ、方々で「通り魔的な事件」が多発している。件数の多少も問題であろうが、この何十年間にわたり社会問題になり続けてきた「精神疾患」を予想される人の犯罪と思われることが多すぎるのは、なぜだろうか。社会関係そのものが、個々人のレベルで壊れている、その端緒でもある家庭問題に、おおきな課題を持っている。処方箋が簡単に見つかるものではないけれど、何よりも「個人」の育ち方に深く神経を使い配慮を払うべきだろう。▶午後四時から始まったフジテレビ問題の記者会見、ただ今午後十時を過ぎるが、まだ続いている。何が問題を長引かせているのだろうか。実に単純で、知っている事実を隠蔽してきたことが、問題を大きくしてきたのだ。会社は無関係という無理筋を通そうとしている。この企業の変わり目は見つけられないと思う。四十年にわたって絶大な権力を行使し、会社の発展を阻害してきた「H天皇」の引責がなければ、もう終わり。社員の決起を求めたいところである。(645)