
昨日は「穀雨(こくう)」初日でした。「『穀雨』は春の最後の二十四節気で、晩春にあたる時季です。今年は4月20日(日)から5月4日(日)までが穀雨の期間です。穀雨のあとには、夏の始めである『立夏』が続きます。/ 穀雨とは『春雨が降って百穀(ひゃっこく)を潤す』の意で、百穀はいろいろの穀物のことをいいます。つまり、この時季に降る雨はさまざまな穀物を育ててくれる恵みの雨なのです。」(ウェザーニュース)(https://weathernews.jp/s/topics/202504/190145/)

近在の農家さんたちの「田植え」は、一週間程前ですっかり終わったようです。その昔、「田植え」と言えば、一年の最大の農作業・行事で、一家はもちろん、一村が総出で「そろた そろたよ 早苗がそろた」と、まさに一大祭りの如くに賑々しく、かつ豊作への祈りをこめて「田植え」に挑んだものでした。小学校に入りたてのぼくも、よろけながら稲運びをしたもの。自分の前世は弥生人だったことを忘れていません。いまでは、文明の利器というのか、精巧かつ高価な農機具の出番、たった一人で何反もの田植えを、一日限りでこなす。その場面を目の当たりにするのは、実に驚くべき光景です。田んぼに水を張ったのが、三月末頃、そろそろ田植えかと思うのも束の間、気が付いたら、すっかり植え終わっていました。あっけないとは見る者の勝手な言い分で、実は大変な作業なのは言うまでもないことです。(ヘッダー写真「言葉を失うほど美しい、四季折々の『ベトナム棚田絶景』」TABIZINE・https://tabizine.jp/2014/03/10/6975/)
拙宅は市原市と茂原市に隣接していますので、同時に三か所(自治体)の田んぼ(田植え)事情を常に見ることができます。この4月、田植えをしない田んぼが、いずこも相当に増えたという印象を持ち、昨今の米価高騰の状況に、何かおかしい、不可思議なという観察をしています。一年前の二倍は愚か、もはや三倍にも米価が値上がりしている現状は、どこかに明らかな「不正」が存在していることを示しています。あらゆる方面に不正や不正直が瀰漫するのは、なぜかと問うこと自体に、腹が立つのを抑えられません。確かな「法治国」じゃないんですね。どんな悪いことをしても「放置国」だったのだ。農業は儲からないと言われればそれまで。それでいいではないかとは言いません。農家も資金がなければ話にならないのは当たり前ですが、生き馬の目を抜く様な、消費者の裏をかくような「金儲け」が農家・農業にも及んだかとなると、消費者の心も穏やかではないでしょう。五穀豊穣ならぬ護国豊穣、我のみ豊穣など、いかにも殺風景に過ぎますからね。

「誰がどうしてる、こうしている」と金儲けの算段をなどと、あらぬ噂が耳に入ります。その信憑性は確かめようがないから、放置するとして、その間にも5キロのコメが6千円にも跳ね上がる現実に、ご飯を食べようという気も失われるばかり。一人親世帯の悲鳴が、ぼくのところにも飛び込んできます。いくつかの「しんどい親子・生活苦しい家庭支援NGO」の名ばかりサポーターをしているので、年中米が足りない、食費が足りない、何とかならないかとSOSが届く(*)。ふんだんにある金ならいざ知らず、なけなしの「金貨銀貨」を食いつぶしている身としては、背に腹は代えられないけれど、「義を見てせざるは勇なきなり」と、これまたなけなしの正義感を振り絞って「ドネーション」に大童(おおわらわ)です。「昨日の我が身」「明日は我が身」の心境・心持ちです。
(*「お米5kgの平均価格が4000円超えで過去最高となりました。2024年度の食料支援は3月分で終了しましたが、「いただいたものは少しずつ食べること」「食べられることは当たり前ではない」と子どもに言い聞かせているというお母さんからのお手紙に胸が苦しくなりました。子どもたちが、何の心配もなく、お腹いっぱい食べられる日本であってほしいです」しんぐるまざあず・ https://www.single-mama.com)
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そんな気分に襲われている時に【有明抄】の「犬派」「猫派」暇つぶし論に邂逅しました。猫や犬を「飼う」という感覚がぼくには薄い。どちらかというと、「子どもと暮らす」という状況に似ていなくもない。つまりは「ペット」などではないのですよ、ぼくにとって。小さいころから、中断しながら犬や猫と暮らしてきました。現在地に越して以来、目に余る(多すぎて)「猫たち」と暮らしている。だから、ぼくは「猫派」かと訊かれたら、何と答えようか。「犬や猫を飼うことで得られる満足感は、年収が7万ポンド(約1300万円)増えるのに匹敵するとか」など、どこの世界の与太話かと大きな疑いが湧き出てくる。さらには「犬猫がもたらす満足感は年収増ばかりか『結婚と同等の価値』とも」と言ってくれる。何という研究ですか。「結婚と同等の価値」って、どんな価値なんですかと、訊ねたいね。なんとでもいえるさ。

事のついでに聴きたくなりますね、「子ども一人を飼うと、どれくらいの年収分の増加になります?」と、ね。子どもをペットにする輩もいるし、犬猫にパンツやチョッキを着せる御仁もいる。そこまでするなら、犬や猫も家族だ、「扶養手当」を出してくれと、無粋なことを放言したくもなる。拙宅では、いろいろ取り混ぜて、「ただいま二十匹(前後)」の猫たちが屯(たむろ)し、陋屋を占拠し、湿気った財布を食い破りつつあります。「そういうとこがかわいいんだよね」とは東海林さんだ。いい気なもんだねと、混ぜ返しくなります。ぼくは、犬派・猫派を越えて野良派です。
(「二十匹前後」というのは、常に出入りがあるからです。我が家が猫の「学校」であるなら、登校拒否もあれば、閉じこもりもいる。飯だけ派もいれば、他家猫もいるという具合で、彼や彼女たちの邪魔にならぬ程度に、ぼくたち夫婦は遠慮しながら、軒下を借りて暮らしている。イノシシはいつでも庭を荒らし回り、最近はアライグマ(狸?)までが出没しだしている。まさに、わが「動物貧国」ですね。
「軒(庇・ひさし)を貸して母屋を取られる(Give him an inch and he’ll take a yard.)」って、本当に、現実にあるんですよ。
【有明抄】「犬派」「猫派」の価値 わがままで、気まぐれで、ひとの気持ちなどお構いなし。こんな隣人がいたら、誰だって頭にくる。それが猫だとなぜか「そういうとこがかわいいんだよね」となる◆台所のみそしょうゆ並みに、犬猫を家に切らしたことがない、という漫画家の東海林さだおさんが書いていた。犬は日々気をつかって生きている。立場をわきまえ、忠実にまっすぐご主人さまを見つめる…。このあたりの習性に「猫派」「犬派」を分かつ秘密があるのだろう◆英国の研究では、犬や猫を飼うことで得られる満足感は、年収が7万ポンド(約1300万円)増えるのに匹敵するとか。猫は心の健康に効果があり、犬は散歩で運動や他人と交流ができて認知症や筋力の衰えが防げる。そんな医学データもあるから、「お金の方がいい」などと無粋なことを言ってはいけない◆獲物を狙っていて、あと一歩で気が変わり体をなめ始める猫。成果がなければ失敗とされる人間と違い、途中が面白ければいい。そんな生き方がうらやましい、と東海林さん。私たちはペットに「なりたい自分」を重ねているのかも◆ついでながら英国の研究では、犬猫がもたらす満足感は年収増ばかりか「結婚と同等の価値」とも。なに、そりゃ違うだろうって? 家庭の平和を願う研究の信ぴょう性にもかかわることゆえ、これ以上の言及は厳に慎みたい。(桑)佐賀新聞・2025/04/20)
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「徒然に日乗」(722~728)

〇2025/04/20(日)昼前に買い物で茂原まで。予報では本日も高温だと言われていたが、今にも降りそうな曇天が続いた。▶帰宅後、鎌倉のAさんから電話。昨日、当方から二度ばかり携帯に電話をしたが、繋がらなかった。送っていただいた論文のお礼を。久しぶりだったこともあり、長々と話した。何年ぶりか。曖昧な記憶だが、おそらく東日本大震災発生時以来だという。その際には、都内上野辺りで逢った記憶がある。その後、彼は宮城県の国語教師業を定年で退職し、鎌倉に転居したと思う。父親の旧居に住むことになったという。細かいことは聞かなかったが、5月の連休明けくらいに再会しよういう話になった▶小一時間ほど、庭の草取りをした。蒸し暑い日で、あまり長くは続けたくなかった。スローペースで、気長に草木と戯れようと思う。(728)
〇2025/04/19(土)午前中、ほんの一時間ほど庭作業。驚くほどの高温で、早々に引き上げることにした。隣の市原市地区では30℃直前まで上昇。4月段階で30℃の記録も出る気配。この先が思いやられる。群馬県の舘林では午後に30度を超えたという。明日も同じように真夏日級の高温が記録されそう▼米大統領はFRBの議長の首を切ろうとしている。関税政策の出鱈目で、株価下げ、ドル安、国債投げ売りと「トリプルパンチ」を浴びたのは、関税問題ではなく議長が「金利を下げないからだ」と放言し、全能の神宜しく、彼の解雇を主張しだしている。まるで我が邦の故元総理の政策紛いと同じ。日銀総裁の首を挿げ替え、国債は無際限に増刷し(その大半を日銀が買いとる)、株価をひたすら上げることに専心。企業に多大な利益をもたらした、その結果、今日の惨状を招いたのだが、米大統領も同じ轍を踏むのか。アメリカ売りがさらに助長されるだろう。この馬鹿殿に文句の一つも言えない愚者の取り巻き、それがアメリカ政治権力の中枢にいるのだ。日米関税交渉とは何だろうと、あらためて根っこにある問題を考えてみる▶卒業生のAさん(鎌倉在住)からレターパック。現代韓国に関する二本の論文が入っていた。(727)

〇2025/04/18(金)お昼前に目医者に。大変な混雑。しかし、意外に早く診察の順番が来た。ほとんど治癒したようで、「やはり虫刺されだったか」と医者。「あるいは皮膚科に行くべきだったね」とも。「今からでも行かれるか」と訊かれて、「結構です」と。また、この後「一般の目の検査をしますか」と訊かれたが、「今回は止めておきます。いずれ、少し目が悪くなったら」と答えて、今回の診察を終えたことにする。これでまずは、目医者の診療は終了▼T氏からメール。21日の件、予定通りに午後一時前の電車で、茂原駅に来るという。小沢氏も同じ電車か、とも(726)
〇2025/04/17(木)陽射しもあり、好天に恵まれる▼午前中に買い物で茂原に。物価高騰が収まる気配がないのは、政治不在が厳然と存在しているからだ。ガソリンも、当地では1㍑当たり180円を超えている。未曽有の高止まり状態。それぞれが絡みながら、何時までも続く物価高を当然視している用紙が伺える。紛れもない「増税」に手を貸しているとしか思われないのだ▶庭作業をするつもりだったが、本日は中止。体力の消耗えを防ぐため。少し気温が高く、20℃程度で、大量の汗が出てくる。体力の消耗を防ぐことの方が、草取りをするよりも、現段階では、わが身にとってはるかに重要。(725)

〇2025/04/16(水)午前6時過ぎに「ビン・カン回収」(月一・第3水曜日)に合わせて、袋に詰めて回収(収集)所に持っていく。少しは猫缶の数量が減った気がする。同じ種類のものに飽きてきたのだろう。代わって、最近、外にいる猫が、増えてきている。始めは一つ、やがて二つになり、今では三つにまで。いずれも近所の猫(野良同然の扱われ方)と純野良君たちである。家の猫たちと同じものを食べるので、全体としての分量は変わらないのだ。気候が暖かくなってきたこともあり、冬季の間は中断していた「フロントライン(蚤・マダニ等の駆除溶液)」を始めた。この薬も値上がりしている。18本で一万五千円弱。これを年間(約10カ月)続ける。大変な費用になる。四日ほど帰ってこなかっ♂が戻ってきた。あちこちに怪我(喧嘩だろう)をしている。この時期、♂だからということもあるだろう。真夜中であれ、早朝であれ、喧嘩の声が聞こえたら飛び出すことになる。大怪我をされては大変だからだ▶久しぶりに庭作業。主に草取り。時期が遅れたが、百日紅(さるすべり)の枝落としなど。かみさんもやってくれていた。(724)

〇2025/04/15(火)朝方少し雨が残っていたが、午前中からは快晴。ごみを焼却し、少しばかり庭の草取りをした。この数日間は晴れと雨の代わりばんこで、庭の草たちが思い切り成長した。その伸長力の勢いは驚くべき。桜も一段落で、東側の竹藪の山桜は、おとなしく満開を迎えている。樹齢は何年ぐらいだろうか。少なくとも百年どころでないことは確かだと思う。本当に少しずつ、庭作業を始めたい▶明日は「ビン・カンの収集日」、例によって猫缶とペットボトルの運び出しの準備をした。小さなペットボトルが相当数溜めてあったので、それも一気に準備(ラベルはがしと踏み潰す)した。これらを明朝早く、備え付けの収集ネットに詰めるので、朝一番に袋を取りに行く予定▶夜9時ころだったろうか、猫が変えるのを待って居間にいると、暗い中でもそもそ動く影が見えた。ひょっとして、と思ったら案の定だった。去年の秋ごろだったか、同じような時間帯に、小さな影がガラス戸越しに映る。よく見ようと戸を開けた途端、鼻さきに小さな狸が。相手も驚いたが、当方もびっくり。今夜来たのも、同じ一俗のものだったろうか。外猫用に「ドライフード」を軒下にたまに置くことがあり、それを目当てにしたのだろうか。このうえ、狸とまで付き合う気にはならないのだが。「狸」ではなく「アライグマ」かもしれないとも思っている。買われていたのが野生化し、繁殖したと県の報道には出ていたので。なかなかに獰猛らしい。(723)

〇2025/04/14(月)昨日の雨天から一転、穏やかな陽光に恵まれた▼午前中に眼科医に行く。虫に刺された傷口から黴菌が入って化膿したのか。土曜日の診察後に帰宅して、それがはっきりしたと思う。二日経過し、腫れも引いたし、目の痒みも薄れた感じがする。その旨を医者に話し、処方された薬(点眼薬と塗り薬)を続け、今週末の金か土に再度診察の段取り。このままで治癒してくれることを願う▼午後3時ころ、元同僚のI さん(数量経済・統計経済学者)から電話。彼は熊本の人。現在は千葉の柏市に居住。21日(来週月曜日)に昔の仲間(同僚)で集まる会、残念ながら急用でキャンセルとのよし。早速、Tさんに連絡しておく。T さん、寿司屋の予約は取れたのかどうか。(722)
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