【斜面」万歳三唱令 基本姿勢ハ直立不動ナリ 万歳ノ発声ト共ニ右足ヲ半歩踏出シ 同時ニ両腕ヲ垂直ニ高々ト挙クルヘシ-。明治12年の太政官布告と称する「万歳三唱令」が出回ったのは1990年代。一見もっともらしいが、実在しない偽文書である◆問い合わせが相次いだ国立国会図書館は、全くの偽造と断じた。けれど、本物と信じ込む人はいまだにいるようだ。そもそもは宴席でふらつきながら万歳をする人を見て思いついたのだという。2017年に熊本の3人が自分たちの創作だと名乗り出た◆実在した断髪令や廃刀令に続く「明治三大布告」と銘打ち、面白半分でいかにも本物らしく文面を練り上げたことを、地元の熊本日日新聞に明かしている。あくまで仲間内の酒席に限った余興のつもりが、やり方を知りたいと次第に評判を呼び、文書が独り歩きしていったようだ◆衆院の本会議場に響いた与党議員らの万歳の声に、偽の三唱令の騒動を思い起こした。解散の詔書が読み上げられ、万歳三唱が起きるのは、お定まりの光景だ。会議録で確認できる限り、明治30(1897)年が最初とされ、130年も続く慣例である◆けれど、いいかげんもうやめるべきだろう。憲法は国会を「国権の最高機関」と定める。全国民の代表として選挙された衆院議員が、今回は任期の3分の1も経ずに、「首相の専権」だとしてその資格を奪われた。万歳で応えるのは、議員自ら国会をないがしろにする振る舞いにさえ映る。

衆議院議長による「国会解散」報告の際の「万歳三唱」の映像を見ていて、ぼくは「なんというグロテスクな」という、大きな違和感を持つばかりで、国会議員の「超時代の馬鹿さ加減」が議事堂の中に木霊(こだま)しているように感じました。「バンザーイ」の発生の前に、本来は「◎◎」が付きますね。国旗もそうですが、単に「白地に赤く日の丸染めて」という「即物(物自体・das Ding selbst)」ではなく、それは隠れもしない、ある「象徴(Symbol)」を明示しています。本日、掲示した最後の写真(最下部にある)は何でしょうか。「◎◎万歳」と声を上げているのは誰でしょう。いつであれ、どこであれ、「バンザーイ」と大声を発し、両手を挙げる姿勢は、すべての場合に共通しているでしょう。誰に向かって・誰に対して「バンザーイ」なんでしょうか。わけも分からずに「万歳三唱」している人が大半ですが、今回の「解散」時の議事堂内をよく見れば、立っているだけで「万歳三唱」をしない議員もたくさんいます。どうしてですか。

今の「右翼首相政権」が続けば、「万歳三唱」は国民に対しては義務化され、「◎◎ バンザーイ」と口に出して唱和し、動作をとらねばならなくなるでしょう。公立学校の卒業式に際して「日の丸・君が代」が強制されている現実を見れば、祝日には各家の前に「日の丸(国旗)」を掲示し、あるいは万歳を唱えろということになるかもしれません。町内会で「君が代」唱和という事態があるかもしれません。やがて、国旗損壊罪も法制化されるでしょうし、学校教育では「教育勅語」が必修項目になるはずです、今の右寄り政権が続くならば、です。それに違反すれと「治安維持」「公序良俗」に悪影響を与えるものとして処罰されるでしょう。「スパイ防止法=治安維持法」を執拗に制定したがっている理由は、反権力的国民の摘発・処罰のためです。と、悪夢を語っているつもりですけれど、どうやらそうではなさそうで、悪夢は正夢になりかねません。

「解散の詔書が読み上げられ、万歳三唱が起きるのは、お定まりの光景だ。会議録で確認できる限り、明治30(1897)年が最初とされ、130年も続く慣例である」「けれど、いいかげんもうやめるべきだろう。憲法は国会を『国権の最高機関』と定める。全国民の代表として選挙された衆院議員が、今回は任期の3分の1も経ずに、『首相の専権』だとしてその資格を奪われた。万歳で応えるのは、議員自ら国会をないがしろにする振る舞いにさえ映る」(コラム「斜面」) お説その通り、です。これ以上は駄弁りませんが、愚か者国家になっているという現状に、ぼくたちは目を覚まし、顔を洗って、生きなおさなければならないでしょう。「国」とか「国家」という言葉が多用されるとき、個人や「私」は蔑(ないがし)ろにされてきました。今も事情はいささかも変わらない。カルト教団に助けられて、腰を曲げて「票」をもらっていて、あるいは国民健康保険を逃れ利鞘(りざや)を稼いでいて、何が国会議員でしょうか。「反共主義」「反日教義(ドグマ)」に染まっているカルト教団に媚びを売る、その諂(へつら)いから立ち直らなければ、この国は死んだも同然です、議員諸氏よ。
(◎万歳三唱令=『万歳三唱令』(ばんざいさんしょうれい、旧字体: 萬歲三唱令)は、1990年代の日本で、「万歳三唱の作法を定めた太政官布告」と称して出回った偽文書。創作者の素性や動機、文書拡散の経緯が判明した数少ない偽書の例である)Wikipedia)
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「徒然に日乗」(983~989)

◎ 2026/01/25(日)午前中に買い物で茂原まで。帰宅の際に、バッテリー充電のためもあって、隣町などを走った。それでも20キロはいかなかった。長時間、自宅を離れることもできないために、せいぜいが20~30キロが精いっぱい。3月のはじめに車検があるので、それまでには何とか1000キロは走って、購入して日の浅いバッテリー(使用歴は2年未満だそうだ)を復活させたい。▶午後になって、給湯器の調子が、これまで以上に悪くなって、まったくお湯が出ないことになった。どうやら寿命のようだ。使用留守側も寿命のようだから、さてどうするか。予定している取り換え工事(契約済み)は2月5日(木)なので、まだ10日以上はお湯のない生活を強いられる。無事に超えられるだろうか。(989)
◎ 2026/01/24(土)いつもの自動車修理工場で車検前の予備検査・費用の見積もりをしてもらった。このところ、少しは乗るようにしているが、依然としてバッテリーの状態は充電不足が明らか。まだ交換して2年もたっていないので、これまで以上に走行距離を増やすようにと算段している。さらにタイヤの劣化が激しく、車検時には4本とも交換することにした。二十数年も乗っている車だから、それなりに維持費が嵩(かさ)むのは当然。今回で最後の「車検」になるか。検査終了後、走行距離を稼ぐために市原のホームセンターまで行き、猫の食料の買い出しをしてきた。この往復の走行距離が約20キロ。普段のお使いの生き返りとほぼ同距離であった。これを毎日続けて、月におよそ600キロ。十分に充電ができるかどうか。▶午後一時頃に大阪のS君に電話したが、連絡がつかなかった。その後、5時ころに向こうから電話あり。本日は「大学入試」だったという。彼から、新規に送っていただいたOS(2TBのSSD装着)等のお礼に「寸志」を届けておいたが、そのお礼があった。細かい修正が残っているが、何とかこの新しい器械を使いこなしたいもの。(988)

◎ 2026/01/23(金)朝方は冷え込んでいたが、日差しもかなりあった。天気予報にあるような寒さではなかったようだ。それにしても、西日本をはじめとする日本海側各地の大雪は相当なもので、かなりの雪害をもたらした。ぼく自身も、わずかながらこれまでに何度か雪かきを経験したが、ものの30分もするとへとへとになったもので、豪雪時の重労働に思いが及ぶと、「気の毒な」ということしか言いようもないのだ。テレビ報道では、東北地域のあるところで活躍している「雪下ろし隊(高齢者ばかり)」が数人がかりで、独居高齢者宅の屋根の雪下ろし作業をした、完了するのに6時間を要したという。数年来、高齢者社会などと声高に叫ばれているが、なすすべもなく様々な場面では現実の諸問題は放置されているのだ。ここにこそ政治・政治家の出番があるのだが、残念なことだが見向きもされていない。自らの利害には異常な関心を示すが、他者への配慮が著しく欠けている、現代政治の貧困問題の実態であろう。▶午前中に買い物で茂原まで出向く。今日は何の日だったか、思いのほか店内は混雑していた。ほぼ毎日のように出かけるが、買い物を済ませたら即座に帰宅する。▶午後早々に衆議院本会議が開開かれ、議長から「衆議院解散」が報告された。どうして「万歳三唱」するのか、その理由がわからない。旧令墨守の典型。無意味なことだ。無意味な解散を企てた首相の愚かさをしみじみと感じて、この時代の運の悪さと不幸を嘆きたくなる。堕ちても堕ちても、底には届かないのだろうか。現首相は「私は大統領だ」とはなはだしい錯誤に狂っている。「目を覚ませと呼ぶ声を聴いて」とはバッハの作品だ(コラール前奏曲BWV645)が、間違いなしに、この社会の国会議員の大半には決して聞こえない声だ。(987)

◎ 2026/01/22(木)夜間に、屋根や地面を白くする雪が、うっすらと降った。少しは出ている日差しの中で、温度がかなり低かったゆえに、地面に残った雪が氷となって残っていた。劣島の日本海側は相当に激しい降雪模様だった。この「最大かつ最長の寒波」は次週のはじめくらいまで続くらしい。当地でも最低気温は-4℃(午前6時)を記録していた。明日は少しは気温も上がると予報。▶元首相銃撃事件のY被告に対して無期懲役の判決が出された。いろいろな点で、この裁判は「事件の限られた部分しか裁けなかった」というべきだと思う。一面では「裁判の限界」でもあるし、これこそが刑事事件における「裁判の典型」であるともいえよう。「判決」には政治と宗教という、危険な関係を許していたことの問題指摘すらかけていた。(986)

◎ 2026/01/21(水)本日は厳しい寒波襲来の初日。4~5日は続くそう。各地では厳しい寒波が予想され、すでに始まっているところもある。冬場は寒いのは当然だけれど、なろうことなら、いずこにあっても、可能な限りは大過なく過ぎ去ってほしいと思う。▶新規パソコンの立ち上げはほぼ準備が終了したと思う。以後は、この機器を使っていい原稿を書いてみたい。さて、どうなるか。▶アメリカの財務長官から、日本の長期金利の上昇(10年債で0.237%)に対して、「このままでは世界同時金融危機になる、何とか手を打て」という趣旨の発言があった。にもかかわらず、市場の反応には、政府当局はほとんど無反応なのはどうしたことか。恐れをなして目をつむっているのだろうか。まさしく「トラスとショック」再来というべきだろう。「金融危機」(Crash)は始まっているのだ。赤字国債便りの予算編成、財源を明言できないままの消費税ゼロ戦減と、無責任の限りでの「放漫財政」は確実にこの国の破綻を招来するだろう。早く手を打て、財務当局・日本銀行といいたい。(985)

◎ 2026/01/20(火)風の強い日だった。夜来の強風の続きで、庭には枯れ枝やら木の葉が乱雑に落下し、散り敷いていた。▶しばらく処理をしないままで溜まっていた段ボール等の焼却に、あるいは庭の落ち葉等の処理に時間をとられる。また明日は月に一度のビンカン類の回収日なので、その準備をする。もっぱら猫の缶詰の空き缶と、天然水の空ボトル。どこまで続くかわからないが、消費量は相当なもの。▶夜になってさらに風が強く吹いている。明日あたりから最大の寒、それも長期間続く寒波が劣島を襲うとの予報。来週のはじめ子悪露まで続くという。房総半島はどうであろうか。▶衆議院解散の首相会見を受けて、株価暴落、長期金利は2.4%近くまで上昇した、円安も収まらない。いよいよ、イギリスの「トラスショック」の再来だろうか。当事者の首相にいささかの危機感もないのが空恐ろしい。強がりばかりは言うけれど、それを担保するだけの学習能力は皆無。こんな無能政治家を高く買っていたという元総理(故人)も、いつも言うことだが、無能である点は同類。しかも、級統一教会新派だったことまでも。彼が「首相在任最長不倒日数」を記録したのは、これも言うように「時宜にかなった」だけのこと。現首相は、一日も早く「退陣」すべきだと思う。(984)

◎ 2026/01/19(月)午前中に買い物に茂原まで。控えめに買い物をしたつもりだったが、それでも5000円になった。総選挙を目前にして、それぞれの政党が「消費税」の減税やゼロ課税を叫び出しているが、さて、果たして選挙目当てではない政策になるのだろうか。財源はなく、特例国債(赤字国債)に依存することがわかりきっているだけに、マーケットは直ちに反応し、長期国債の長期金利は直ちに高騰している。物価高騰に円安の昂進、加えて長期金利のさらなる高騰で、経済運営は危機的状況に瀕しているのだが。夕刻に首相の「解散会見」を聞いたが、さて何のための解散決断だったかが明らかで、自らの権力維持の身を最優先したことが判明しただけ。一国の指導者としてのあらゆる資質に欠けていることだけは確か。これを大方の有権者が支持するという「トランプ現象」がこの社会でも起こっている。(983)
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