
今から一月ほども前のこと、頭が痛く、体がフラフラし、まるで風を引いたような症状に見舞われました。念のために体温をはかり風邪薬(葛根湯)を服用。熱は平熱で、特段の症状も出てこない。しかし、血圧は異様に高く、軽く200を越えていました。困ったことになったと思わないでもなかったが、数日間、意識してベッドで横になることが多かった。やがて、すっかり癒えたとは思わなかったが、なんとか、通常の生活サイクルに戻った。しかし、依然として高血圧状態は続いた。医者に行くのは気が進まない(診断や処方は分かっているし、たくさんの降圧剤も出されるだろう)、ゆっくりと自分なりに観察しながら、高温下の外作業は控えてきた。本日の朝6時に測定した血圧は、133(高)-84(低)‐65(脈拍)でした。ほぼ毎日、午前午後二回、測定を続けている。正常な血圧の数値はいくつか、誰が決めるのか。人それぞれの適正値がるだろうが、体重200キロの大男と、20キロそこらの子どもの「正常値」が同じであるのだろうか。それに対して、医者は納得させてはくれない。今また、血圧の「正常値」をいじるという話があるそうだ、少し低めに設定すれば、この社会ではまた、何百万という高血圧患者が生まれる。薬屋と医者は丸儲けという、まるで詐欺商法だね。(日本人の血圧正常値を決めているのはアメリカ医学会らしい(どういうこと)。

今から考えれば、おそらく「熱中症」の初期症状だったと思う。素人判断ですけれど、それで不足はないと思っている。今から十年前も、当時はまだ酒飲みの習慣に浸っていたし、かなり高血圧状態が続いていたので、近所のクリニックに駆け込んだ。案の定、検査やら測定やら、いろいろ言われて、大量の降圧剤を処方された。どれくらい通院したか、毎回検査データと首っ引きで、医者は同じようなことを言う。挙げ句に「あなたは、確実に認知症になる」と宣言された。この野郎、と大声を上げたかったが、血圧が上がるといけないので、我慢した。医者の、その「見立て」以来、通院は止めてしまった。三分の一が認知症と(勝手に)診断される時代、もう少しまともなことが言えないのかと腹立たしい気もしたが、それが商売だろうから、ぼくはそんな取引には付き合いたくもなかった。
根っからの医者嫌いで、これまで二度三度と死にかけているが、なに構うものかという気性は変わらない。かみさんや子どもを含め他人に迷惑をかけるのは避けられないが、それを可能な限りで少なくしたいという願いを秘めつつ、密(ひそ)やかに生きている。世間には「自分は認知症にならないぞ」と言っている人がたくさんおられるが、そのこと自体が、もう罹患しているんじゃないですか。そう言えば、この社会には、いたるところで無数の「罹患者」が存在しているとも言えます。辻褄も道理も会わないことを平気で行っって、忘れたふりをする。認知症に関しては、これからも、わが症状を材料にして駄弁ることが多くなるでしょう。この駄文など、「まともな感覚」で綴れない代物だから、怪しい人物ではあるのだ、ぼくには、その程度の自覚はあります。

本日のコラムは「滴一滴」です。この記者氏はなかなかに用心深いですね。運転中、右足がつった。コンビニで休憩。整形外科医に行く。さらに内科へ。そして、以外なことに「脱水症」だったと、多分安心されたと思う。医者にかかる多くの人は「診断による病名」が知りたいんですね。それが目的で医者通い。これほど、従順で素直な人が多いから医者の営業が成り立つのでしょう。護身の多さは、大抵は忘却されてしまう。ぼくみたいなのばかりだと困るに違いない。夏場、一日2㍑の水分補給をと、何かについて医者は忠告する。かみさんは「尿道(腎臓)結石」で苦しめられているが、その彼女にも医者は「2㍑を」と言ってくる。ぼく自身、他の人よりは水分を多く取る方でしょうが、それでも毎日2㍑はなかなか大変。せいぜいが1,5㍑程度です。この点も理不尽ですね。大男と並の女性(体つき)二、(一日2㍑)ということはまともですか。ぼくは、しかし、これは毎日欠かさず水分はたくさん摂り続けている。でも、コラム氏のように「足はツル」「こむら返りが起こる」、特に睡眠中に。そして、コラム氏のように医者にかかれば、大仰な診断が下されるのでしょう。

今日は「熱中症(Heat emergencies)」という語が多く使われていますが、その昔は「日射病(sunstroke)」とか「熱射病(heat stroke)などといいました。罹患者は多かったかどうか記憶はないが、そのために亡くなる人も少なからずいたことを覚えています。このところの「猛暑」続きで、各地ではたくさんの「救急搬送者」が出ています。中には亡くなる人もいます。胃が痛いとか、結石で激痛が走るというような症状がないままで、事態は進行(悪化)していくようです。コロナを初めとする感染症も怖いものですが、熱中症も油断大敵でしょう。
一ヶ月前の「正体不明症状」に凝りたのか、ぼくは外作業には用心深くなりました。そのせいか「雑草」も「植木」も、ここを先途と伸び放題です。あんなに草茫々、枝葉は茂りに茂って、見るからに見事というほかありません。でも、「それを整理するのはキミだよ」と、気がつくまでもなく、少し頭がくらくらします。現在地に越してきて十年を越えました。年々、高温多湿の程度が上がっていくことを肌で感じています。やがて、この劣島は完全に「熱帯」気候帯に変質するに違いありません。今のところ、この地で、ぼくはエアコンは使ったことはない。それだけ、なんとか過ごせるくらいの環境だということです。なにもないけれど、緑だけはふんだん。それにイノシシも。先日は縁側にタヌキも登場しました。猫と暮らせば、いい事だらけというのでありません。家の中は昆虫類や爬虫類たちの棲家のようになっています。猫がくわえて来るんですね。カエルあり、ネズミあり、時にはヘビまでも。エアコンなどを付けて涼んでいられますか。
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【滴一滴】車を運転中に足がつって 岡山市内で車を運転中、右足がつるような痛みを感じた。大事を取って停車。コンビニで休憩すると回復した。整形外科を受診したが異常はなく、内科を勧められた▼検査結果を踏まえた医師の診断は意外だった。脱水症だという。気分が悪くなったり体のだるさはなかったが、筋肉の正常な収縮に必要なナトリウムやカリウムが体から奪われたらしい。夏場は1日に2リットル近く水分を補給する必要があると忠告された▼脱水症が進行すると熱中症へと至る。岡山県内では昨年5~9月に計1865人が救急搬送されている。大半は軽症だったが死者が5人、長期入院が必要な重症者も37人いた。自分の体力を過信してはいけないと身をもって知らされた▼連日の猛暑の中、県内では今年も救急搬送される人が相次いでいる。すでに死者も出た。昨季同様の記録的な暑さが見込まれるだけに救急車の出動はこれから増えそうだ▼日本救急医学会は今週、熱中症の予防や治療に関する緊急提言を発表した。体の「深部体温」が40度以上で重い意識障害がある場合を最重症とする新分類を公表。医療者には体を即座に冷却するアクティブ・クーリングを求めている▼猛暑日には不要不急の外出を避けたい。乳幼児や高齢者、持病を持つ人は特に注意が必要だ。夜間の水分摂取や冷房の活用にも気をつけたい。(山陽新聞・2024/07/10)
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●高温障害(こうおんしょうがい)= 体温の放散が不十分か,周囲の温度が体温より高いときに,生体が過温状態になって起る。代表的なものが日射病と熱射病 (熱中症ともいう) である。日射病は日光の直射を頭部,項部に受けて起り,熱射病は温熱のなかで労働しているときに起るが,両者の病態生理は同一で,治療も同様に行われる。症状は,深部体温が 40℃以上に上昇し,高熱にもかかわらず皮膚が乾燥し,紅潮しており,発汗は少い。この時期に通風のよい,涼しい場所に移すと症状は軽快するが,体温が 42℃以上になって人事不省に陥った場合は,氷水の全身浴などを行なって,できるだけ早く体温を下げる。なお,熱射病と似たものに熱虚脱がある。これは,慣れない高温環境で活動する際に一種の血液循環不全現象を起すもので,女子に多い。高度の疲労感,頭痛,吐き気などを訴え,大量の発汗をみ,最後に失神する。このほか,熱けいれんや熱傷も高温障害である。(ブリタニカ国際大百科事典)
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表題句は、もちろん芭蕉。大石田を発ち、「五月雨をあつめて早し最上川」と詠んだのはいつだったか。その最上川も日本海へ向かって流れ流れて、今は河口の酒田にきた。と見るからに、夕日が水平線上に沈みかけている。「暑き日を海に入れたり最上川」とは芭蕉が俳句で描いた、一幅の風景画でもあったでしょうか。
(ヘッダー写真「山形ものがたり」:https://www.pref.yamagata.jp/020026/kensei/shoukai/yamagatamonogatari/shizen/mogamigawa.html」
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