
国会の予算委員長も加担して、あの手この手の「腐敗首相・延命作戦」が終幕が近くなった通常国会舞台裏で繰り広げられています。ぼくが予言していた通りの前代未聞の「醜悪な」全裸露出であり、最悪の18歳未満鑑賞禁止に値する景観です。現首相の行く末(仕事ぶり)は誰にも明らかだとは思われませんでしたが、きっとこうなるだろうという「予想(気配)」「直感」はぼくには働いていました。何せ、「頂点」を極めるためには、どんな手段をも辞さないという「闇雲」に突進する覚悟はあったと考えられたからです。「雌伏」三十年、ようやくにして「頂上に立った」途端に足元が崩れ(かかっ)ているのです。「(雌伏とは)雌鳥が雄鶏に従う意から》人(註 特に男性でしょう)に屈服して従うこと。また、実力を養いながら活躍の機会ををじっと待つこと」(デジタル大辞泉)この辞書の解説は、文字通り「現首相」の挙措・履歴をそっくり言い当てているようにも読めます。
彼女自身はご存じだったとは思いませんが、「雌伏雄飛(しふくゆうひ)」という成語があります。「雌鳥が雄鳥に逆らわずに従うということから」生まれた熟語であり、と聞いたらば、雄鶏の飛ぶがごとくに飛翔するという意味でありことにもきがつくでしょう。いざ、飛び立とうとした途端に、どこかに故障・支障があったのか、あるいは高く飛ぶことができない性質(無能)でもあったのでしょうか。その跛行(平衡感を失ったままで「右行」に傾き過ぎた)ぶりは、見るも無残なものでした。これはすべてが「偽装」でしたから。
きつい表現ですが、「雌鳥(めんどり)」が「雄鶏(おんどり)」に従うがごとく、この女性宰相は常に従うべき「雄鶏」を求め続けて今に至ったと思われます。その間に、その「媚態」専一の努力の甲斐あって、実力を貯めて、ついに一国の宰相の地位を射止めたのでした。その武器の第一は「懸想(けそう)」という目くらましだったでしょう。いちいち「雄鶏」の名を挙げませんが、手もなく「捻(ひね)られた面々」の顔が浮かびます。第二に、こちらが本領だったと思われますが、「虚言(lie)」の自在な駆使でした。余りにも誰もがこの「虚言」に足元を掬(すく)われるものですから、ついにこれが、彼女の「皮膚言語」(「身に備わった」第2の天性)になり、皮膚が呼吸するたびに、本人も知らないうちに「嘘」が排出されてきました。今次の問題が報じられ、それをもとに国会で追及されるたびに、彼女は答弁を実にこまめに変えています。よく言う、「ボタンの掛け違い」だったか、早い段階で間違いを訂正しておけばよかったにもかかわらず、彼女の皮膚言語は主の言うことを聞かないので、間違いの及ぼす影響は実に大きなものになりました。

この先、もはや掛け違えるべき「ボタン」がないところまで来て、さてどうしますかというのが現状でしょう。国会閉幕まで三週間余、果たして逃げ切れるかどうか。与党の多くも一蓮托生を、心から望んではいないでしょうから、どこかで「泥舟」から海中にダイビングするのでしょうか。現首相サイドの広報誌たるY.S. 両紙の論調が待たれるところです。はたして、前首相を引きずり下ろしたような荒業(虚報)に出るのか出ないのか。大いに気になるのが、今どき呑気に時間つぶしをやっている余裕が、この国にあるのかという問題です。昨秋、「首相に選出」された際に「義理の息子」である福井県県議が粋なコメントを出していました。「義母」は「裏表がない、気遣いの人。自分らしく頑張って」と。言い得て妙ですね。
「裏もない、表もない」という意味でしょうか、つまりは空っぽ、義理の息子さんが言い当てているのですから間違いではないでしょう。その空っぽを埋めていたのが「嘘八百」だったとは出来過ぎた話で、誰かに座布団一枚というところか。「本当に仕事で睡眠不足でも『寝てない自慢』は多くの場合、能力や生産性が低いと受け取られるのが世の風潮らしい」というどころの話ではないでしょう。彼女はまさに「不眠自慢ノイローゼ」に罹患しているんですね。まるで「夜光虫(noctiluca)」みたいですね。国益を損なわないためにも、ゆっくりと静かな、禁煙必死の環境で「入院」されるべし、ですよ。

彼女は、意外なことに、いや驚くべきこととして、石橋湛山を尊敬されているという(ホントかね)。あるいは、彼女の言う「石橋某」と、ぼくが尊敬置く能わざる「湛山氏」は同一人物でない可能性が高い。仮に歴史上の「元首相」その人のことでしたら、彼にまつわるエピソードを一つ。湛山氏は高齢になって首相の座に就いたが、折あしく「肺炎」か何かに罹患して入院を余儀なくされた。彼自身はしばし休養の後にカムバックするつもりだったらしいが、側近(石田博英氏)が「国会審議に穴をあけることはどうか」といって、首相辞任を決断させたという。国会答弁を忌避するというのは、首相の資格はおろか、国会議員の義務さえ果たせないということ。現首相は湛山氏を尊敬しているといいましたが、彼には「靖国廃止の議」なる文章があるのを知らないんですね。だから「尊敬云々」は嘘ですよ。事程左様に「靖国」までも、薄汚れた「政治の道具」にして、恬として恥じない人間であります。
靖国神社廃止の議 難きを忍んで敢て提言す(石橋湛山) 甚だ申し難い事である。時勢に対し余りに神経過敏なりとも、或は忘恩とも不義とも受取られるかも知れぬ。併し記者は深く諸般の事情を考へ敢て此の提議を行ふことを決意した。謹んで靖国神社を廃止し奉れと云ふそれである。/靖国神社は、言ふまでもなく明治維新以来軍国の事に従ひ戦没せる英霊を主なる祭神とし、其の祭典には従来、陛下親しく参拝の礼を尽させ賜ふ程、我が国に取つては大切な神社であつた。併し今や我が国は国民周知の如き状態に陥り、靖国神社の祭典も、果して将来これまでの如く儀礼を尽して営み得るや否や、疑はざるを得ざるに至つた。殊に大東亜戦争の戦没将兵を永く護国の英雄として崇敬し、其の武功を讃へる事は我が国の国際的立場に於て許さるべきや否や。のみならず大東亜戦争の戦没者中には、未だ靖国神社に祭られざる者が多数にある。之れを今後従来の如くに一々調査して鄭重に祭るには、二年或は三年の日子を要し、年何回かの盛んな祭典を行はねばなるまいが、果してそれは可能であらうか。啻に有形的のみでなく、亦精神的武装解除をなすべしと要求する連合国が、何と之れを見るであらうか。万一にも連合国から干渉を受け、祭礼を中止しなければならぬが如き事態を発生したら、却て戦没者に屈辱を与え、国家の蒙る不面目と不利益とは莫大であらう。(以下略)(『週刊東洋経済新報 第二一九三号 社論』昭和二十年十月十三日発行 東洋経済新報社)(註 湛山の次男は昭和19年年2月、マーシャル諸島で戦死している)
Let come what may.(「後は野となれ山となれ」)

それでも「首相」を続けたいというなら、どうでしょうか。再度、衆議院選挙をして「私が首相でいいかどうか」を問いたいと言わせたらどうでしょう。この国の有権者のことですから、「あれだけ寝ないで頑張っているのだから、続けてもらいたい」となるかもしれません。もちろん、その時にも、お手の物の他候補の中傷動画がふんだんに拡散されるでしょうが。あるいは選挙をするまでもなく、秘書の「陳述書」なるものの提出を以て、この疑惑に蓋(ふた)をしたらどうでしょう。ただ、この弁解だけは醜悪すぎます。「残念ながら首相としての業務時間が確保できなくなっている」という、言うに事欠いた、「言い分」にもならない出鱈目は辞めてほしい。湧いて出た「疑惑」を晴らすのも大事な「首相としての業務(時間)」です。勘違いしてはダメですね。この程度の自覚がないままでは、いずれ、また躓(つまず)きますから、大きくならない前に「ボヤ」は消しておくがいいでしょう。もう、「ボヤ」の段階はとっくに過ぎましたけれど、ね。ここに秘書を持ち出すのも、何のことはないんですね、「疑惑は事実です」と白状しているんですよ。こんな見え透いた「嘘」をつくのは彼女の「性(さが)」、だから、許してやったらどうでしょう、とぼくは言いたい。
Let nature take its course.(「なるようになれ」)

義理の息子氏は適切なことを言っている、「自分らしさを出しながら頑張ってほしい」と心のこもった言葉を送った。「自分らしさ」を精一杯出して頑張ったから、こうなったんですね。「内閣が潰れるか、国の経済が潰れるか」、まさに「瀬戸際(critical moment)」にありますね。どこのどなたか「Speaking words of wisdom」を!。
(⁑Let It Be – Music Travel Love & Friends (Al Wathba Fossil Dunes in Abu Dhabi):https://www.youtube.com/watch?v=KzqoSeVMGrQ&list=RDKzqoSeVMGrQ&start_radio=1)
Let It Be
When I find myself in times of trouble
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom, let it be
And in my hour of darkness
She is standing right in front of me
Speaking words of wisdom, let it be
Let it be, let it be
Let it be, let it be
Whisper words of wisdom, let it be
……
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参考資料として❶❷❸と挙げておきました。❶と❷について、若干のコメントを。総裁に選出された際、「働いて…」と6回繰り返した人です。それだけハードワーカーかと勘違いした人がほとんどだったでしょう。国会答弁でも「二日も三日も寝ていません」と平気でいう御仁ですから、要するに、それが「口癖(嘘)」であることはだれにもわかります。じつのところ、総理大臣の器では全くなかったことを白状しているに他ならないのですが、世間の誤解はやばすぎます。この半年、首相は何をしたか、何もしなかったとは言わないけれど、国益を増やすべき仕事は何一つしていないも同然でしょう。

❶【小社会】寝てない自慢 二十数年前の雪印乳業による集団食中毒事件は、いまだに危機管理の失敗事例として語られる。説明を求める記者団に、社長が「私は寝てないんだ!」。懸命に対応しているアピールのはずが、反発を増幅させて炎上した。/ビジネスの世界には「寝てない自慢」なる言葉がある。つい「仕事、仕事であまり寝てないよ」と口にしたことがある方も少なくないのでは。結局は、自分がいかに激務であり、会社や周りの人から必要とされているかの自慢だという(唐沢明監修「社畜語辞典」)。/ただ、不眠不休で働くことが熱心さの証しと尊ばれたのもいまは昔。本当に仕事で睡眠不足でも「寝てない自慢」は多くの場合、能力や生産性が低いと受け取られるのが世の風潮らしい。/高市首相ほど「睡眠時間」が話題になる宰相も記憶にない。昨秋の国会では自ら2時間から4時間と語り、「肌にも悪い」。今春も自民党の関係者に「睡眠をもうちょっと取りたい」と漏らした、と記事になった。/激務は分かるが、今回はどうだろう。党総裁選などでの中傷動画作成疑惑。国会質問に備え、「ほとんど睡眠も取っていない」。渦中の秘書による陳述書の提出で答弁に代えたいと願い出た。自民党内にも「筋が悪い」の声があるのは、国会質疑の重みにも関わるからだろう。/疑惑は政権の正統性が問われる可能性も取り沙汰される。ここはしっかり寝て、きっちり説明を願いたい。(高知新聞・2026/06/25)

❷ 首相、中傷動画で陳述書提出意向 「秘書がしっかり作る」 高市早苗首相は22日の衆院予算委員会で、首相陣営による自民党総裁選や衆院選での中傷動画作成疑惑を巡り「近日中に奈良の秘書の陳述書を予算委理事会に提出させてほしい」と述べた。疑惑への対応により「残念ながら首相としての業務時間が確保できなくなっている」とも訴えた。/野党は、動画を作成したという男性とのオンライン会議に参加したとされる公設第1秘書の参考人招致を求めている。首相は予算委で「秘書がしっかりとした陳述書を作る。それをもって何とか答弁に代えさせてほしい」と呼びかけた。/22日の衆参両院予算委での答弁に備え、19日金曜日の夜から22日朝まで「ほとんど睡眠も取っていない。一生懸命に仕事している」と説明。「週刊誌の記事などを切り抜いたものをばらばら頂いても、確認して答弁するのはなかなか困難だ」と強調した。/中道改革連合の後藤祐一氏への答弁。(共同通信・2026/06/22)
❸ 高市新首相に「裏表がない、気遣いの人。自分らしく頑張って」義理の息子、山本建さん祝意 高市新首相に「裏表がない、気遣いの人。自分らしく頑張って」義理の息子、山本建さん祝意 自民党の高市早苗総裁(64)が21日、衆参両院での首相指名選挙で女性初の首相に選ばれた。夫の山本拓・元衆院議員(73)の長男で、高市氏にとっては「義理の息子」にあたる福井県議の山本建さん(41)が産経新聞の電話取材に応じた。建さんは高市氏の人柄や政治スタンスを「裏表がない」と讃え、家族の視点から「自分らしさを出しながら頑張ってほしい」と心のこもった言葉を送った。(以下略)(産経新聞・2025/10/21)
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