「雨の降る日は天気が悪い」んだね

 素粒子
 毎日積み重なり続ける歴史は人間の記憶力を超えている。ならば記して何度でも思い出す。満州事変の発端の柳条湖事件から95年。
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 自衛隊の政治的中立性に無頓着な防衛相が留任し、裏金問題に関与した議員が入閣し、第2次高市改造内閣が発足した。♪コチコチカッチン、時計は進む。今がどんな歴史の一ページになるのか、まだ誰も知らない。今日も明日も明後日も、改憲や差別を拒むデモや集まりが各地で計画されている。
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 永田町の空模様を眺めつつ心配なのはたまる洗濯、台風の進路。(朝日新聞・2026/09/18)
 素粒子
 なんで男女差別があるの? 小学生のまっすぐな問いにうまく答えられなかった。今も探す答え。
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 ジェンダーギャップ指数117位の現実。数値で測れぬ格差もあるが、当たり前になりすぎて気づかなかった格差、問うべき「なんで」を国際比較は教えてくれる。
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 首相が女性になったが、首相に関わる指標は、過去50年間の在任年数の男女比で算出するから、焼け石に水。仮に女性首相がずっと続けば25年間で「男女平等」になる計算だが、伊藤博文以来140年間の「当たり前」の壁は厚い。(朝日新聞・2026/09/17)

⁂「週のはじめに愚考する」(137)~ 夜来の雨が、気のせいかさらに強くなってきたように思われます。ただ今午前7時過ぎ。二日前に発生した「台風25号」、最も嫌な進路をたどるように、当方には思われます。2019年の10月12日(前後)に襲ってきた台風19号には相当に痛めつけられました。当地に越してきて初めての激しい台風の洗礼を受けたので、よく覚えています。断水・停電・ほぼ孤立状態の3日間、報道に上る幾多の「災厄」からすれば、そんなものは大したことはなかったが、それにしても普段の生活が寸断されることの不便さを痛感させられたものでした(左図は、当時の台風の進路予測図)。

 どういうめぐりあわせか、房総半島の多くの地では、今夏はしばしば、「線状降水帯」発生による「浸水」「冠水」、それらには「土砂崩れ」なども伴っていました。まさしく歴史的・記録的な短時間豪雨に襲われています。一か月前の被災の回復もいまだに終わらないうちの台風の再来です。

 7年前とほぼ同じコースをたどるようで、前回の災難の様子がいあやでも、ありありと思いだされています。もちろん、そこにはいくつかの条件の違いがありますが、最大のものは台風がもたらす「降雨量」です。今回は一説では、当地でも、3日間で400ミリを超えると予想されている。さらに、風の強さも徐々に強くなっているので、いささか心配。まあ、「運を天に任せる」しかないのですから、果報は寝て待て、しかし、災難は起きて待て、宝くじは買わなきゃ始まらん、ということなのかもしれません。(右図は、台風25号、昨日発表の進路予想図)

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 (🔙この大臣は「文民統制」ということの政治的意味合いを全く知らないらしい。現役の自衛官とのツーショットって、なんというお粗末。無人ドローンの開発で「世界一」になるといってるらしいけど。無能の典型ですな。この点では総理大臣クラスです)

 何らかの意図があってのことではなく、「今週の愚考」のネタも、また朝日の「素粒子」です。要するに、新聞の顏に当たる一面や心臓に位置する社会(三)面には触れるに値する(とぼくが判断する)記事がないがゆえに、この200字そこそこのコラムにお出ましを願うという次第になるのです。この駄文集録を始めた際に、ぼくは劣島各地の各新聞に対する「鎮魂歌」を歌うつもりもありました。ある時期には隆盛を誇った新聞業界も、今や斜陽というか、時代の遺物になりかけているという想いがあったからです。そんな勝手な思いを断言をするようになったのは、強烈なきっかけがあったからでした。もう三十年ほども前になります。それについてはどこかで触れていますので、再言はしません。要するに、「焼きが回った」という感じを持ってしまったのがその理由です。あるいは御用済み、時代遅れ、何んといっても構わないけれど、新聞は無用の商品になったという想いが募りましたね。その理由の多くは、記者が記者としての能力も素養もない、ただの偏差値優等生(ですらないのだが)の、安住の地になってしまった結果です。いつも言うように、積年の学校「優等生」教育の通弊の結果です。

 判断力もなければ、他者への思いやりも育てそこなった「学校優等生」が、この国の中核に位置するようになったのと軌を一にして、国も社会も崩壊の一途をたどるばかりです。(はじめは児童・生徒として、後には教員として)学校教育の末端を汚していた人間として、その責任の大きさや重さ、あるいは酷(ひど)さや空虚さなどを、今にしてしきりに感じている。

 大臣や記者諸君の馬鹿さ加減の一例を最近の例にとると、熊日新聞が「現地情報隊(自衛官)」の「個人情報収集」問題をスクープした際の、防衛大臣の記者会見における、新聞記者、報道記者の質問の愚劣の度に驚愕した。「職業上知り得た秘密を漏らすのは」自衛官による犯罪行為であって、当局(防衛庁)は警察に知らせないのかという、驚くべき質問内容でした。「憲法」違反行為を犯した自衛官の行為を、しかもその犯罪性を、実際には「公益通報者保護法」に基づいて通報したものを、当局側に立って、捜査当局に知らせないのか、ということを臭わせたものでした。この驚愕すべき質問に、防衛大臣も他社の記者たちも一切の異見や異議を述べなかったのは、これまた驚くべき無知蒙昧のこととして「語るに落ちた話」だとぼくは痛感しました。首相や大臣の会見は「ヤラセ」そのもの。まさしく、「大本営発表」を新聞報道するなど、そんなものは新聞ではあるまい、といいたい。

 (*「記者:関連でお尋ねします。自衛隊法第59条ですとか、また、国家公務員法第100条1項では、隊員や職員は職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならないと規定されています。今回の一連の報道の中で、この元自衛隊員の告発は違法に当たるとお考えでしょうか。違法であると考える場合に、捜査機関に相談の上、対応することは考えているのか、現時点の対応方針を伺います。大臣:報道で言及されている文書については、防衛省・自衛隊が公表したものではなく、その出所や真正性も確認できていないことから、当該文書を前提とした御質問については、お答えすることは差し控えます」)(防衛大臣記者会見・2026(令和8)年7月28日)

 今回の「内閣居抜き改造」に関して、各議員にアンケートを書いてもらい、希望を聞いて決めたと総理が言ったという「報道」がありました。あほか、「私は防衛大臣をやりたい」と書いたから、その通りに任命したのかね。この下劣な内閣の下劣な情報を、「そのまま報道をする」のを新聞テレビは報道と称しているが、それは偽り。(左写真:首相、米原子力空母「ジョージ・ワシントン」艦上での「飛び跳ね(スキップ)」。この空母は間もなく、横須賀から中東(対イラン戦争のため)に派遣されることになっています)

 何度でも言いたいのは山々ですが、それは無理だからと決めている。「素粒子」が朝日の報道姿勢(精神)であり、政権批判であるとはっきりと宣言したらどうです。他の記事は無用です。同じ新聞紙面に掲載されているにもかかわらず、政治面は政治部、社会面は社会部、経済面は経済部など、もう四分五裂状態が何十年も続いているのが、内部では気にならないのですから、同じ新聞社を名乗ること自体が詐欺に等しいでしょう。

 社説と一面政治記事との不整合を、あるいは新聞社幹部連中は楽しんでいるのでしょうか。「この不均衡(ズレ)ぶりは、たまらんね」とか。沖縄知事選の報道ぶりも、尋常一様の新聞社精神が雲散霧消してしまっていることをぼくに確信させました。「十年で県民所得2倍」あるいは、同じことかのように「手取りを2倍に」と公約に掲げたに候補者に対して、その欺瞞・詐術を一切指摘しなかったのは、いかにもマスメディアの現状を晒していました。(首相が訪米するそうです。また、米大統領に「抱き着ける」のでしょうか。漏れ聞くところによると、大統領は「この情勢は気持ち悪い」と、首相を弾劾、忌避しているようですが。日本国の税金で歓心を買うということか)

 というわけで、新聞コラムに「心躍らせる」という、望外の喜びがほとんど感じられないのですから、「新聞への鎮魂歌」だったんですね。この「駄文ログ」も、間もなく終わりを迎えるような気がします。別口でやることがありますので。「滅びるがいい」「破滅も寝て待て」

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