強がりはよせヨと笑われて 淋しいと答えて泣きたいの

 【近事片々】
 「首相と面会はできるが、発言はできない」。長崎の被爆体験者、またも沈黙を強いられる。
      ◇
 長年の苦しみを直接訴える貴重な機会。許されたのは握手のみとは。
      ◇
 皆が「全部が全部、ありがたい」はずもない。発生から2週間余。酷暑の中、断水続く避難所生活を思う。
      ◇
 大地震すらプロパガンダに利用する醜悪さ。さながら「プロモーションビデオ」の視察動画にげんなり。
      ◇
 為政者のいびつな自己愛が招く不信。中東の防衛協定にみる「米国離れ」の必然。(毎日新聞・2026/08/12)

 慰霊・鎮魂の月間でもある八月も、いよいよ第四コーナーを回るところに差し掛かり、最後の直線に向かいつつあります。先月末の熊本地震の余震や余波はいまだ、方々にその災厄の後も影も残しつつ、さしもの「酷暑」も一服加減ですが、そうなることを願うばかり。しかし、それに負けずとも劣らない「台風」シーズンの佳境をも迎えつつあります。こころならずも、被害に遭われた方々に、深甚のお見舞いの挨拶を申し上げます。「海の日」があれば「山の日」があるのも道理で、昨日は、その「山の日」だったそうです。四十前くらいの元気盛んな頃に、各地の山に出かけたことを今更のように思い出したりしている次第です。海の事故も山の事故も、年とともに増加しているように思われるのはなぜでしょうか。毎日の生活と同様に、ぼくはいつだって、どんな場合でも「無理をしない」ことを心に刻んで生きてきました。海でも山でも、気を許すと、一瞬のうちに状況が一変します。何事においても無理をしないこと、それは大事なことですね。(右写真は東京新聞・2025/08/15)

 「近事片々」は毎日新聞のコラムで、これまたぼくの愛読コラムの一つ。いつも思うのですが、コラムで書けて、どうして紙面中心部で書けないのか、そんなことを常々訝(いぶか)しく思っている。首相の「無礼」には驚かないが、よくもこんな「非礼」「非道」ができるものと、ひたすら呆れかつ嘆くばかりですね。この人はまともではないという部分だけが赤々と輝いている。「為政者のいびつな自己愛が招く不信」で済む話ではないでしょう。国の経済を壊し、人民の生活を破壊し、それでも足りずに、東南アジア諸国をはじめとする、世界の国々を金融危機に陥れかねない状況を招いているのに、今なお、多くの有権者が「奈良の女」を支持するというのは、反社勢力が国を拉致したに等しいと思う。

【素粒子】
 海峡が開放されれば核合意なしでも勝利宣言して手を引きたい。それが大統領の思惑と米紙報道。戦前に時を戻すのが勝利ならば、戦争しなければよかったのでは。
      ♭
 勝ったことにすれば戦争をやめられる。何なら戦う前に勝ったといえば戦わずにすむ。ネタニヤフ氏やプーチン氏にも教えてあげては。世界に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだというし。
      ♭
 記憶の風化を憂えるどころか、日々新たな憂いが積み重なる夏。日本にも皇紀なんか持ち出して戦前を思い出させる政治家がいて。(朝日新聞・2026/08/12)

 「素粒子」は米国大統領を揶揄し弄(いじ)っているのかもしれませんが、その大統領に「日本の首相は、私のファンだ(追っかけ)」と言わしめているだけでなく、ある筋(WH)の情報によると「彼女は気持ち悪い」と、大統領は言っているそうです。やることなすことは国辱者的であり、売国奴的ですね。日本で販売される「テスラ」がバカ売れしているという。その購入者にとんでもない補助金を約束したらしい。一台5百数十万円の購入に、およそ二百万円の補助金(国と地方自治体から)の付加だと、驚くべきプレゼントを大統領に差し出した。「一ファン」といわれる、揺るぎない証拠。貢物で歓心を買う、それが「外交」かい?

 「記憶の風化を憂えるどころか、日々新たな憂いが積み重なる夏。日本にも皇紀なんか持ち出して戦前を思い出させる政治家がいて」と、言葉を失うばかりの政治家連の「時代錯誤」どころではなく、時代への無感覚であり、こんな日本をだれがまともに評価するものかと思う。「熊本」「広島」「長崎」行脚で、彼女は何をまき散らしてきたのか。❶有言実行、❷有言不実行、➌無言実行、❹無言不実行という。首相は何番目か。あるいは、❶「言行一致」、❷「言行不一致」、➌「知徳合一」、❹「知徳不合一」なら、どれに当たるか。いずれも❷に相当する人だとぼくは思うが、どうでしょうか。総理の資格どころか、「人間の条件(human conditions)」にも欠けていると思うばかり。やがて、米国政権はこの首相を見限ることは間違いありませんね。(左写真は産経新聞:2025/08/14)

 「Tokyo、テスラ・モデル3が世界最安 都の補助で『294万円』 東京都が電気自動車(EV)購入時の補助額を引き上げた。上限は100万円から130万円となり、国のEV補助金と同額になった。国の制度との併用によって都民は最大260万円の補助を受けられる。米テスラの「モデル3」の実質価格は300万円を切り、世界の主要都市で最安となる。割安感が強まったことでEV普及を後押しする可能性がある」(日経新聞・2026/07/07)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  高市首相、終戦の日の靖国参拝見送りへ 中韓の反発も考慮か

高市早苗首相は15日の終戦の日に合わせた靖国神社(東京・九段北)への参拝を見送る調整に入った。複数の政府・与党関係者が明らかにした。良好な関係にある韓国や、関係が冷え込む中国などと外交問題に発展するのを避ける必要があると判断したとみられる。
 首相は就任前、閣僚や自民党幹部を務めていた時期を含めて終戦の日などに靖国神社を参拝してきた。一方、首相就任直前だった昨年10月の秋季例大祭と今年4月の春季例大祭は参拝を見送った。/首相周辺は「最後は本人の気持ち次第だが、今はまだ参拝する時ではないだろう」と語った。【遠藤修平】(毎日新聞・2026/08/12)

 この問題に限らず、どうして「自分」で語らないのかと。勇ましい言葉を乱発はするが、いざ問い詰められると、隠れてしまう。人生「一人芝居」、いや「猿芝居」と端役に悟り、嘘に嘘を重ねて生きてきたまぎれもない「なれの果て」でしょうか。いずれ、米国もこの「首相」を見限るはず。放置しておけば「自国」が危なくなるのがわかっているから。「中韓との関係云々」といいますが、外交のなんであるかにも無知である人間が、隣国との関係をおもんぱかってなど、ありえない話。さる強力な「同盟国」の指令や指図あっての「中止」「見送り」だとするなら、本当に「英霊に誠をささげる」というのも真っ赤な嘘だったということ。「靖国神社」の「政治利用」ですね。許しがたい「不信心者」ではないでしょうか。

 高市氏「首相就いても靖国参拝」/やめれば「相手がつけ上がる」 
 自民党の高市早苗政調会長は19日、東京都内で講演し、自身が首相に就いた場合も靖国神社参拝を継続する意向を改めて示した。「日本国のトップになるようなことがあったら、ずっと参拝を続けたい。強い思いだ」と述べた。昨年9月の党総裁選でも同様の考えを表明していた。/首相参拝により想定される中韓両国などの反発を巡っては「途中で参拝をやめるといった中途半端なことをするから、相手がつけ上がる」と指摘。「淡々と続ければ、だんだん周りもあほらしくなり、文句を言わないのではないか」と語った。(四国新聞・2022/02/19)(写真右上:昨年(2021年)4月、春季例大祭に合わせ靖国神社を参拝した高市前総務相=東京・九段北)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 強がりはよせヨ

強がりはよせヨと笑ってよ
移り気な性質(たち)よと 答えたら
それならば唇かみしめて
なぜ目をそらすかと 問いつめて

いつからこんなふうになったのか
子供のようには戻れない
強がりはよせヨと笑われて
淋しいと答えて 泣きたいの
(以下略)
(作詞・作曲 中島みゆき)研ナオコ・歌(1976年)

(⁑「強がりはよせヨ」研ナオコ・歌)https://www.youtube.com/watch?v=OAtH0M3Ho8o&list=RDOAtH0M3Ho8o&start_radio=1

IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII