無患子(むくろじ)は三年磨いても黒

⁂ 「無患子(むくろじ)は三年磨いても黒い」という。「ムクロジ科の落葉高木。本州中部以西の山地に自生。高さ15メートル以上になる。葉は細長い小葉からなる羽状複葉。夏、雌花と雄花とが円錐状につく。実は球形で黄褐色に熟し、中の種子は黒色で堅く、羽根つきの羽根の玉に使う。果皮はサポニンを含み、泡立つので石鹸(せっけん)の代用とされた。むく。《季 秋》雨の日の雨の無患子深大寺/麦人」(デジタル大辞泉)その意とするところは「生まれつきの性質は変えることはできない」という絶望的な受け止め方がされてきたのです。もっと激しい表現を使うと「バカは死ななきゃ治らない」ということにもなるでしょう。誰かに何かが言いたいのではなく、ありのままに現実の課題を解決するための政治を、行政を、それだけをひたすら願望するのです。余計なことはしてくださるな。

 ついでに、こんなことわざを。「熱火子に払う」炎が自分に近づいてきたので、咄嗟に我が子の方に払う親、という図です。一旦緩急の折、責めはすべて国民に。自らは知らなかった、無関係ですと、ひたすら逃げる算段を試みる、醜い根性をお持ちの方が多すぎますね。こういう手合いが充満するのはどうしてでしょうか。正直とか誠実というものを心に刻んで生きていくことは、あるいは間違いなのだと、多くの人たちが勘違いしないとも限らない、否、もうすでにかなりの人間が勘違いしている、そんな世の中です。今からでは間に合わないと思いますけれど、改めて、おのおのがた、くれぐれもお間違えの無いように。

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* ガソリン高騰対策(補助)=「ガソリン補助で3月計1800億円支出、基金残高9800億円に 経産省公表 経済産業省は7日、ガソリンなどの価格を下げるための政府の補助金への支出額が3月分は約1800億円だったと明らかにした。中東混迷を受けて3月19日に補助を再開している。原資となる基金残高は4月末時点で約9800億円となった。/政府は石油元売り各社のガソリンなどの販売実績に基づき、翌月に補助金を支給している。3月分の補助は4月に支払っており、このたび4月末時点の基金残高を公表した。

 民間の試算では5月中に払う4月分の補助を考慮すると、6月には基金が枯渇するとの見方がある。/政府の補助金はレギュラーガソリンの小売価格の全国平均を1リットルあたり170円程度に抑えるため、上回る分を元売り会社に支払う。財源は既存の基金残高に加え、2025年度予算の予備費から8000億円を繰り入れている。」(日経新聞・2026/05/07)(左図表は共同通信・2026/03/19)

 とにかく、「税金」を使って、金を配るのが政治だという悪しき風潮が続いているのです。その財源は「赤字国債」で、今やその債権総額は1342兆円だという。国債金利も上昇しています。破綻一歩手前であるにもかかわらず、「大丈夫だあ」と根拠のない遠吠えを続けるばかり。これが「政府(government)」なんですか。

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「刹那主義の政治・政権運営」ですね。こういうことの連続で、何かの展望が開かれる気遣いはないと思うのです。

参考資料 ❶ 高市総理大臣 来週にも「補正予算案」編成指示へ 高市総理大臣は、早ければ来週にも補正予算案の編成を指示する方向で調整に入りました。/政府は7月から9月を念頭に、例年通り夏場の電気・ガス料金への補助を実施する方針です。/また、レギュラーガソリンで1リットルあたり170円程度に抑えているガソリン補助金も継続する考えです。/関係者によりますと、高市総理はこうした政策の実施のため、来週にも補正予算案の編成を表明し予備費を積み増すなどの対応を指示する方向で検討に入ったということです。/規模に関して、政権幹部は「大規模な総合経済対策は必要ない」と話し、財源については、赤字国債の追加発行が避けられないとの声も上がっています。(テレ朝NEWS・2026/05/16)

参考資料 ❷ 高市総理「補正予算直ちに必要ない」 中東情勢受けた追加の物価高対策めぐり 国会では物価高への対応について論戦が交わされ高市総理大臣は、現時点では補正予算案を編成する状況にはないとの認識を示しました。/【国民民主党・川合孝典幹事長代行】「今の物価上昇が続く中での早急な追加の経済対策を講じる必要性があるものと私は考えております」【高市総理大臣】「必要があれば先月7日に成立した令和8年度予算の予備費も活用できるので、経済対策、補正予算の編成が直ちに必要な状況とは考えておりません」(以下略)(テレ朝NEWS・2026/05/11)

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