「ごっこ遊び」のどこかおかしいかい

 何度も書いていますが、この国の政府は、いったいどの国と「戦争」する予定(計画と覚悟)ですか。本気(マジ)でそんな荒唐無稽な「絵空事」を考えているのですか。誰に言われたわけでもないのに、いや米国から強制されているから、身の丈にふさわしくない「軍事費」をでっちあげているのですか。武器があれば、使ってみたくなるのが「愚か者」の行きつく先です。少なくとも、ぼくの鈍い感覚で見るなら、「戦争ができる国」に作り替えたがっている勢力があるのは、いつの時代においてもまぎれもない事実です。それによって金儲けを企んでいるものがいるからです。アメリカはこの百年、一貫して「軍事立国」であったのは「軍事費(軍需産業)」が国の経済を支え続けてきたからです。まさしく、彼の「北朝鮮」に等しい。人殺しを無数に重ねているから、北朝鮮以下の暴力国です。そして、この日本は「米国の下請け」か、「孫請け」でしょ。反旗を翻しなさいよ、理不尽であろうといって、さ。

 愚かにもほどがあるといいたい。「暴力尊重」「覇権上等」をまるで国是にしたような狂人大統領に占拠された無法国の、その「属国(vassal state)」になり果てて、日本という国(の政権与党)は米国の言いなり、言い値で物事を判断する・させられる国になったというほかありません。「戦争放棄」「軍隊廃棄」をアメリカに使嗾(しそう)されて、文字通り「言いなりに放棄」する義挙に出て「憲法」を持った。「強いられた憲法」とある人々は言う。そして今度は、同じ米国から「(戦争をするのに邪魔な)憲法は破棄」し、軍事力増強に励めと言われて、唯々諾々と米国の命令に従っている。衆人環視の裡で「抱きつく(hug)」という破廉恥、恥知らず、です。 (右上写真:国会に向かい、改憲反対を訴える参加者たち=東京・永田町で(久野千恵子撮影)東京新聞・2026/04/19)

 「腐っても鯛」という言葉があります。世間は誤解して喜んでいます。この国は無謀な、勝ち目なし戦争の終末を「被占領」という「半植民地化状態」で迎えました。以来、八十余年、幸いなことに「戦火に巻き込まれることはなかった」といいたいところですが、実はそうではなかった。米国がはじめた戦争の「軍事基地提供(兵站)(ロジスティクス・logistics)」を余儀なくされたからです。「朝鮮戦争」「ベトナム戦争」「アフガニスタン戦争」「イラク戦争」、そして今「イラン侵略」などなどと、数え上げればきりがないほどに、自称「平和国家」、そして歴史事実でもある「唯一の被爆国」は、常にアメリカの後方にいて、「戦争(人を殺す戦い)」に繋がり・連なってきました。そして、今度は「武器(軍備)輸出」で戦争(殺戮)に直結する国になろうとしている。(左写真は徳島新聞・2026/04/09)

 「腐っても鯛」、どれほど落ちぶれようが、「戦争放棄の憲法」を国是にする国だ、それが「落ちぶれたと雖も、戦争しない国」である、という矜持(きょうじ)があり、多くの戦争で亡くなった人々の「遺言」だった、それこそが「腐っても鯛だ」という言葉の、ぼくっちの国における現状認識でしょう。「腐っても鯛は鯛である(しかない)」、そのような腐敗した「鯛」に値打ちがありますか。食べられるんでしょうか、食べる気になるのでしょうか。「腐っても、腐らなくても鯛は鯛である、鰯(いわし)にはなれない」と、「名魚」の窮屈さ(落剝した誉れ)を言い当てただけのことです。この明言は「鯛そのもの」が言い出したことではなく、魚で商売をする人間の仕業でしたね。

 「腐っても日本」とは、どこまで行っても『日本』であるという現実を指す。いかに落ちぶれた国(日本)」と蔑まれようが「日本は日本」、戦争をしない国であることに変わりはない、そんな「日本」を汚すな、利用するな、誤用するな、ということ。これが「国会前デモ」の動機であり、結果です。残念ながら、ぼくは「国会前デモ」に参加できそうにありません。しかし、房総半島の山中にあって、車の後部ガラス(リアウィンドウ)部に「アメリカは戦争を止めろ!」という「プラカード」(自作)を掲げて、普段以上に半島の一角をドライブしています。人目に立つかどうかという以上に、自分の気持ちを正直に示し、それを「薫風」に晒したいというささやかな気持ちからです。「腐っても爺さん」です。(右は京都新聞・2026/04/20)

 この市民参加のデモに対して、政権党議員からの「揶揄」「嘲笑」が公開されました。「高市チルドレンから“激ヤバ”議員が飛び出した。自民党の門寛子衆院議員が14日配信のアベマプライムの番組に出演。国会前に3万人が集まり、『高市反対』の声を上げたペンライトデモについて『ごっこ遊び』と揶揄し、…」「国会に集まってペンライトを振るって、それで政権変わらないですよね。分かってますよね、皆さん。なのにそういう手段を取って『やった気』になっている。厳しいことを言うようですけど『ごっこ遊び』にしか見えないんですよ。本気で政治を変えるんだったら、今すぐ政党をつくって人々の支持を集めて、政治に打って出ればいいんですよ。それをやらないで、言葉だけで『高市はおかしい』とか言うのは『ごっこ遊び』の域を出ないんですよ!」(日刊ゲンダイ・2026/04/17)

 腐っても自民党、腐った自民党。腐り切った自民党。この政権党の政治は「ごっこ遊び」以下の、「税金をネコババする政治」、「戦争ごっこ」に興じ、狂奔する政党じゃないか?「人を殺そうとする「ごっこ」と、人を殺すことを阻止したいという「ごっこ」の戦いですよ。嘲(あざけ)るだけ嘲り、驕(おご)りたいだけ驕ればいい。

 〈社説〉党大会に自衛官 緩んでいる政治的中立 自民党大会で自衛官が制服姿でステージに上がり、党所属議員の国歌斉唱をリードしたことが、野党などの批判を浴びている。
 「隊員は、政党または政治的目的のために、選挙権の行使を除くほか、政治的行為をしてはならない」と定めた自衛隊法61条に違反する疑いがある。
 自民党と自衛隊の双方に、自衛隊が守らねばならない政治的中立に対する認識の甘さがあったと言わざるを得ない。
 軍事的な実力組織を政治から切り離す考え方は、歴史に起因する重い教訓に基づく。戦前の旧日本軍が政治力を得て無謀な戦争へと突き進んだ過ちを、再認識する必要がある。
 国歌を歌ったのは陸上自衛隊中央音楽隊所属の女性3等陸曹。都内のホテルで開かれた党大会の冒頭、「陸自が誇るソプラノ歌手」と紹介されて登壇した。音楽隊の副隊長も出席していた。
 陸自トップの荒井正芳陸上幕僚長は「職務ではなく私人として歌唱したもので、不適切だったとは考えていない」と述べている。
 3等陸曹は、党大会のイベント会社の依頼を受け、音楽隊を通じて担当部署に相談していた。荒井氏も事前に報告を受けていたという。会場で所属を含めて紹介されている。組織的な対応ではないと主張するのは無理がある。
 高市早苗首相は「支援を呼びかけたわけではなく、国歌を歌唱したということ」と強調し、「政治的行為には当たらない」との見解を示している。小泉進次郎防衛相も「国歌歌唱自体は自衛隊法違反に当たらない」と繰り返す。
 問題の根本は、特定の政党の大会で誰が見ても自衛官と分かる形で登壇、歌唱し、それを認めた組織の判断にある。党勢の拡大に自衛隊が協力したと受け取られても仕方ない対応ではないか。
 首相は会場に着くまで「知らなかった」とし、小泉防衛相にも事前の報告はなかったという。小泉氏は「情報共有について反省すべき点があった」とし、報告体制を改善するとしている。
 政治的中立を巡る疑念が広がるなか、木原稔官房長官は、自衛隊法に抵触しないとした上で、「政治的な誤解」を招く可能性があったことを「しっかりと反省すべきだ」とも述べた。
 議会に責任を負う大臣(文民)の制御下に実力組織を置き、独走を防ぐ「文民統制」が機能しているのか、大いに疑問だ。自民と防衛省それぞれが違法性を含め検証し、改めて見解を示すべきだ。(信濃毎日新聞・2024/04/20)

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「徒然に日乗」(1066~1073)

◎2026年04月19日(日)「春日和」という気候だった。午前中に茂原まで買い物。その前にいつものように、長南町付近をドライブ。とても清々(すがすが)しい風が吹いていた。信号もなく、交通量も少なく、快適なドライブだった。(ぼくのささやかな、一人デモでもある)▼仙台在住の卒業生のNさんから封書が届いた。以前にも送ってもらったもの(寄稿文)も含まれていたが、彼の「人となり」を強く感じさせるものだったし、誠実な人柄そのままで教職を務められたのだと思う。本年、古希を迎えたという。何十年ぶりかで声が聞けるかと、電話をしたが、つながらなかった。改めて機会を見つけて話ができればと思う。▼「改憲・戦争にNO! 国会前デモ 思い思いの旗、プラカード手に 高市政権が進める改憲の動きや、戦争に反対するデモが19日、国会前であった。市民団体『戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会』などが呼びかけ、3万6000人(主催者発表)が参加。手作りのプラカードや旗を手にした人たちが多く集まり【戦争反対、改憲反対』の声を響かせた」(毎日新聞・2026/04/19)(1073)

◎2026年04月18日(土)午前中に市原のHCまで、猫の食料購入のために。併せて「人間の分」もと、同じ敷地内の隣にあるスーパーに入ったが、土曜日の開店早々であるにも関わらず、満員で、反射的に店から出て、一目散に帰宅。「超安売り」で有名な店だとは知っていたが、これほどの客の混み具合かと驚いた。帰宅後、そのままいつも通りに茂原に出向き、必要なものを購入。▼3月12日開会の自民党大会で自衛官が「国歌」を歌って参加した点、いろいろな面で法律違反ではないかと、方々から批判が出ている。自民党は「自衛隊の私物化」を行ったに等しいのだが、「責任者不在」とは驚くばかり。別の党が同じように行動に出た場合は、許されるのだろうか。誰も責任を取ろうとはしないだろうか。こんないい加減なことをしていて、日本の防衛は完遂されるのか。自衛隊幹部が、参加・独唱を認めたというが、ここにも責任問題が残されているのだ。この国の政治全体の「「緊張感喪失」「弛緩状態の蔓延」、「政治家は馬鹿」というほかない。(1072)

◎2026年04月17日(金)前日よりは気温は低め、やや肌寒い一日。終日、自宅に。▼園部の児童殺害事件のおおよその経過が判明しつつあるが、分かるに応じて、気分は荒(すさ)んでくる。殺すことはなかったと、どうして「ブレーキ」は働かなかったか。この同じ人間が「人を助けることもある」のだから、ゆめゆめ、自制心(情念の虜にならないブレーキの役割を果たすこと)を麻痺させてはいけないと、改めて痛感する。夜遅くに「母親も任同行を求められた」という情報が流れた。しかし、フェイクがほとんどで、警察の発表以外には確からしい報道もない中で、その見極めを間違えないようにするのは当然だろう。それにしてもネット環境は、したい放題の「人権侵害外」の巣窟だ。(1071)

◎2026年04月16日(木)園部児童行方不明事件、ついに継父が「死体遺棄」「殺人」の容疑で逮捕、未明午前一時過ぎの報道だった。計画的であると同時に、きわめて杜撰な、父親(だけかどうか)の犯行だった。誰が見てもこういう結果が出ると、まず疑われるのは目に見えていたにもかかわらず、犯行に奔ったというのだから、そこには「衝動」に突き動かされたのだったかと思う。それにしても…、というほかない事件。人間の「情念(あるいは情動)」の底抜けの恐ろしさを見る気がしている。(1070)

◎2026年04月15日(水)京都園部の事件では、ついに被害者宅の捜索が行われ、両親を含めた親族への事情聴取が行われた模様。ほとんど捜査情報が公開されないので、確かなことは言えない。それにしても、こんな事件が起これば、誰がやったかは容易に想定できると考えてもおかしくないのに。強い「殺意」があったとすれば、などと考えてくると、気が狂いそうになる。ひたすら、故人の冥福を祈るのみ。▼徐々にこの国の経済的破綻が近づいてきている。それにしても、どんな手が政治的に施されたのだろうか。まるで、壊れたテレビのように、悍(おぞ)ましい寸劇舞台を見せられたような「党大会風景」だった。▼「焦点:日本の武器輸出緩和、欧州や東南アが関心 米国依存低減へ [東京 15日 ロイター] – 日本政府が近く決定する武器輸出の規制緩和に、欧州や東南アジア諸国が関心を寄せている。武器の主要な調達先だった米国の供給能力がウクライナやイランの紛争でひっ迫、自国第一主義を掲げる同国への信頼も揺らいでおり、世界の武器市場から距離を置いてきた日本をサプライチェーン(供給網)に組み込みたいとの思惑がある。武器輸出に慎重だった日本企業も、生産能力や海外での情報収集を強化するなど前向きな姿勢に転じつつある」(Reuters・2026/04/15)▼「自衛官 自民大会で「君が代」斉唱 陸監修本でも“違反行為” 陸上自衛隊の幕僚監部人事部が監修した隊内向けの書籍で、陸自隊員の「政治的行為の制限」についてQ&A方式でまとめていることが14日、わかりました。これによると、12日の自民党大会で陸上自衛隊中央音楽隊の現役女性自衛官が「君が代」を歌ったことは、「政治的行為」を禁じる自衛隊法61条に違反することが、明らかになりました。(中略)/このなかで自衛隊法61条で禁止する政治的行為の制限について説明しています。/「隊員に関する政治的行為制限の規定はどうなっているか」という設問があります。回答は「制限されているのは、政治的目的をもって行われた政治的行為」としています。政治的目的にあたる「特定の政党(中略)を支持」することについては、「特定の政党(中略)がその勢力を維持拡大するように(中略)影響を与えること」としています。(中略)/自衛隊内部では明確に違反とされる行為を与党の自民党が堂々と行い、高市早苗内閣の閣僚らが問題なしとすることは詭弁(きべん)としかいいようがありません」(しんぶん赤旗・2026年4月15日)どうしようもないところにこの国は来ている。劣化の激しさは手に負えなくなっているのだ(1069)

 (下写真:「1943年10月21日、明治神宮外苑競技場で開催された第1回「学徒出陣壮行会」翌日の朝日新聞)

◎2026年04月14日(火)《京都府南丹市園部町の山林で13日夕に見つかった子どもとみられる遺体について、京都府警は14日夜、先月23日から行方不明となっている園部小の安達結希さん(11)と判明した、と発表した。/府警捜査1課は14日午後6時45分から記者団の取材に応じ、遺体の状況について「刺し傷、切り傷は確認されていない」と説明した。着衣の乱れについては「捜査に支障をきたす恐れがあるため差し控える」とした。》(京都新聞・2026/04/14)この事件(事故ではない)の報道をに接していて、「不思議なこと」が多すぎると思っている。警察は早い段階から「首謀者を特定していただろうし、直接・間接に「事情聴取」を踏まえて捜査に当たっていたとぼくには思われる。「犯人が特定されているにもかかわらず、逮捕、あるいは参考人聴取をしないのはなぜだろうか」「あるいは思わない展開があって、まったくの第三者が事件を起こしたと考えられているのだろうか」現段階では全貌がわからないから、余計なことは言わない。「義父」とのそれらしい「関係」が成立していなかったと思われるが、仮にそうだとして、どうして、ここまで事態が突き進んだのだろうか。▼石油枯渇問題に直面しているにもかかわらず、政府与党の不真面目さは看過できないところにある。「座して死滅を俟つ」というほかないように感じられる。一人の「無能・無羞恥」が首相になると、結果は想定外の状況に突き進むということだろう。「自民党・党大会」は悪たれ小・中学生の「学芸会」レベル以下だったと思う。自衛隊員を私的使用したといわれるような失態を止める者がいなかったとは、完全に底が抜けたのだ。まじめさが著しくかけていた。《12日の自民党大会で制服姿の自衛官がステージに上がり、党所属国会議員らによる国歌斉唱をリードしたことが物議を醸している。自衛隊法は隊員の政治的行為を禁じているためだ。野党から「法令違反の疑いがある」と批判が噴出しており、高市政権幹部は火消しに躍起だ》(時事通信・2026/04/14)▼アメリカの大統領は常軌を逸している(Schizophrenia)ことが、誰の目にも明らかだと思われるにもかかわらず、このまま放置した状態でいいのだろうかと思うばかり。(1068)

◎2026年04月13日(月)アメリカイラン協議が不調で、さらに事態は複雑かつ、泥沼化へと突き進んでいる。アメリカがホルムズ海峡を封鎖し、イラン関係の船舶の航行を検査(臨検)するという。日毎に変容しているので、この先いかなる展開になるかは読めないのが実情だ。▼円安が進行し(1㌦160円に接近)、長期金利が2.5%直前まで上昇。物価高騰はさらに進むという事態になってもなお、この国の政府は「大丈夫だ」というばかり。なすすべもなく、誰かが助けてくれると考えているらしい。恥ずかしい以上に、無責任。▼「米中央軍、オマーン湾とアラビア海での封鎖を通知 イラン沿岸全域 ロンドン 13日 ロイター] – 米中央軍は13日、ホルム​ズ海峡の東側に位‌置するオマーン湾とアラビア海でイランの港​湾・沿岸部へ​の海上封鎖を実施する⁠と船舶向けの通知​で明らかにした。​ロイターが通知を把握した。/13日の1400GMT(日本時間午後11時)に発効す​る。/通知では「​許可なく封鎖海域に出入り‌する⁠船舶は、臨検、進路変更、拿捕(だほ)の対象となる」と​し、​イラ⁠ン以外を目的地とする航行は妨​げないとして​いる。/封鎖⁠の対象はイラン沿岸全域とし、食料・医⁠薬品​などの人​道的物資の輸送は臨検を条​件に認めるとしている。」(ロイター・2026/04/13)▼京都南丹市の小児行方不明で、山中から「遺体発見」と報道。当人かどうかの確認が待たれる。当初から案じられていた結果になったのかもしれない。それにしても、痛ましい限り。(1067)

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