
ニューヨーク州南部地区のジェフリー・バーマン連邦検事(2019年10月10日撮影)。(c)Johannes EISELE / AFP 米大統領の側近を捜査したニューヨーク州南部地区のジェフリー・バーマン(Geoffrey Berman)連邦検事が解任された。ウィリアム・バー(William Barr)司法長官が20日、明らかにした。 バー司法長官は19日夜、バーマン氏の辞任を発表していたものの、同氏はこれを拒否。長官はバーマン氏に宛てた書簡で、「あなたが辞職する意志がないと宣言したため、本日付であなたを解任するよう大統領に要請し、大統領はそれに応じた」と発表。米メディアはこの書簡を大きく報じた。 バーマン氏は、トランプ氏の元顧問弁護士マイケル・コーエン(Michael Cohen)氏の訴追や、トランプ氏の顧問弁護士ルドルフ・ジュリアーニ(Rudy Giuliani)氏がトランプ氏の政敵の信用失墜を図ったことに関する捜査を指揮してきた。(c)AFP(2020年6月21日 10:28 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ])
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似たような事態が二つの国で生じています。これは偶然なのか。それとも阿吽の呼吸で、両虚頭が「権力を使うなら、こう使え」という悍(おぞ)ましい(お粗末きわまりない)痴能を発揮したまでのことなのか。「おれが正義だ」「法と秩序」は自分が決めたとおりにすることなのだという野蛮時代への退行そのものです。司法長官は大統領に脅されています。法務大臣が首相に拉致されているのと同日の談。悲惨なのは両国人民の大多数です。尊厳も人権もまったくの蹂躙放題ですから。国家経済もまた、「強盗」に略奪されている点も、両者は似た者同士だ。時にかかる不正義・不誠実な為政者が跋扈するのだから、デモクラシーは果てしもなく遠い道のりの先にあるのです。あきらめるわけにはいかない。
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