ロシアが引き下がるほかに「終結」の道はない

 ウクライナ侵攻開始から半年、ロシア世論は今も分断 2022年8月24日 12:35 発信地:モスクワ/ロシア【8月24日 AFP】ロシアのウクライナ侵攻は24日、開始から半年を迎えた。ロシア人の間では、侵攻は「必要」だったとの声が上がる一方、「悲しみ」を感じる人もおり、世論は今も分断している。/ 2月24日、親欧米路線をとる隣国ウクライナでロシアが開始した「特別軍事作戦」について、首都モスクワ周辺でAFPが取材した人々の意見は分かれたが、すべての人に共通していたのは、戦争の早期終結に対する願いだった。(以下略)(https://www.afpbb.com/articles/-/3420392)(ヘッダー写真は:https://jp.wsj.com/articles/russia-relies-increasingly-on-missiles-artillery-to-pressure-ukraine-11647901407)

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 まさか、半年経っても「侵略戦争」が終わらないとは想像もできませんでした。いろいろな理由がありますから、簡単な話ではないということは理解しているつもりです。しかし、「大義のない侵略」が全面的に受け入れられてきたとは考えられません。もちろん、ロシアに対する批判や非難が、世界中で巻き起こっているかと言えば、決してそうではないことも事実です。ロシアは「ウクライナのロシア人」を救うための戦いと言って「侵略」をはじめたのです。しかし、その間、「侵攻」の動機はどこかへ雲散してしまい、今では、ひたすら「ウクライナ」を世界地図から消すためだけに、無駄に自国の兵士の命を失い、ウクライナに対しては兵隊はもちろん、市民に対する無差別の殺戮を繰り返しています。どこまで行くのか、見当もつかない迷路にはまり込んだ「ロシア」です。「侵略を止める」とロシア(プーチン大統領)が宣言すれば、まずは、ひとまず「終わり」です。しかし、今となれば、ウクライナは「クリミアも取り戻す」と、戦いの困難さを認めた上で、国運を賭けた闘争に入っています。ロシアの「戦争犯罪」にも審判を下すことは避けられません。

 ロシアが負けることを願っているのではありません。無謀な「大義なき侵略」を即刻中止すべきだと、今も考えているのですが、今となれば、それも不可能かもしれません。国連ではなく、どこかから「仲介の名士」が現れないものでしょうか。まるで「神頼み」のような心境になっている。ロシアが仕掛けた「侵略」ですから、ロシアが「停止」「取りやめ」を言う他にケジメがつかないでしょう。それでもなお、一体、どれだけの人々が戦争犠牲者になったのか。この「戦死者」に対する責任を誰が、どのように取るのでしょうか。そんなことをも考えていると、気が狂いそうになるばかりです。

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 ロシアのウクライナ侵攻から半年、キーウ市民の思いは  ウクライナの首都キーウでは、8月24日のウクライナ独立記念日に中心部で大規模な軍事パレードが行われる。/ しかしロシアのウクライナ侵攻からちょうど半年に当たるこの日、攻撃の標的にされるとの懸念から、キーウでは公のイベントが禁止された。/ キーウ市民に、この半年について話を聞いた。(https://www.bbc.com/japanese/video-62669464

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 戦禍の激しさになすすべもなく、ひたすら「戦争中止」を願い続けてきた半年でした。この先も、いたたまれない気持ちになりながら、「終戦」を待つばかりです。まだまだ続くという予感がします。その一番の理由は、ウクライナが仕掛けられた「侵略戦争」に徹底抗戦するのは当然であり、そのウクライナを西側の多くの国々が物心両面で援助しているからです。まるで「東西対戦」の様相を見せてきましたから、ロシアは、アメリカ側の軍門に下るわけにはいかないというメンツでも戦い続けるでしょう。終わりのない「戦争」という事態(泥沼)に進んでいくことを恐れます。

 二月の「ロシアの侵略」以来、ぼくはロシアが「引き下がること」を願い続けてきました。今もその気持は、一層強くなっています。半年間の「戦い」で、何がわかり、何が見えてきたのか。次に触れるときには、そのことを綴るつもりです。

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