疲れているが、今は慢心する時ではない

 (スペイン、全土の緊急事態宣言を来年5月まで延長 2020年10月30日(金)05時07分)(マドリードで28日撮影)(2020年 ロイター/JUAN MEDINA)

[マドリード 29日 ロイター] – スペイン議会は29日、新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからない中、25日に全土対し発令した期間2週間の緊急事態を来年5月9日まで延長した。/ イラ保健相は議会で「何カ月にもわたり犠牲を強いられ、疲れが出ていることは認識している。ただ、今は慢心する時ではない。この先、状況は極めて厳しくなる」と述べた。/ 国内の新規コロナ感染者はこの日、2万3580人と最多を更新。累計では116万0083人となった。ただサンチェス首相は、統計漏れを考慮すると累計感染者は300万人を上回るとしている。コロナ感染症による死者は173人増の3万5466人。/ こうした中、スペイン中銀は、企業や家計がコロナ危機を乗り切るためには、欧州当局が一段と大胆な経済・政治的な対策を講じる必要があると述べ、銀行セクターの安定リスクに警鐘を鳴らした。(ロイター)(https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2020/10/298717.php)

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 欧州では感染が急増中です。現在は「第二波」と言われていますが、この波は第一波よりも大きく、感染者数は急増する傾向にあるようです。フランスもドイツもイギリスもイタリアも、いずれの国々も年初以来の「波状攻撃・襲来」に打つ手を失っているように思えますし、それが原因で庶民の日常生活は壊滅的な打撃を受けているのです。政治や行政が手をこまねいているというのではないのでしょうが、コロナに対する認識は十分ではないといわなければなりません。政治や行政の潜在能力が想像した以上に劣化、あるいは退化していることも事態を悪化させている原因でしょう。「なんだ、こんなこともできなかったのか」これはどこの国や地域においても違いはなく、コロナ禍に取り囲まれて、人民はは言い知れない不安を抱かされているのも否定できないようです。「先進国」も「後進国」もコロナは選びません。いったい、「先」とか「後」とかは、何を指して言うのでしょうか。

 気候や生活習慣、あるいは都市衛生の整備状況など、さまざまな要因が重なって感染力に地域差が出ているのは当然ですが、国や地域の境界を閉ざし、移動を禁止する。人混みの中に入らない、外出は緊急の場合以外は禁止など、まず通常の生活ができない状況が来年の五月まで続くと、スペインで「宣言」されたのです。まさに「戒厳令」に当たります。地球が異常に狭くなった時代、スペインは他国と離れているようでも、じつは同じ域内だというべきでしょう。人間の移動はウィルスの移動でもあります。

 世界の「空港の二百」ほどが今の事態が継続するなら「倒産」するとの予測も関係筋から出ています。この島の大きな空港会社二社が大変な打撃を受けている。人ではなく、モノを載せて飛んでいる状態です。多分、会社にとってはヒトでもモノでも、要するに「貨物」だったことになります。でも、ことは飛行機だけではない、ありとあらゆる職種・業種に悪い影響、深刻な打撃が波及しています。その間隙を縫って、日常世界の犯罪も休息をしていない。テロを含む凶悪な事件は昼夜を問わず、場所を選ばず多発しています。パンデミックは、人民の生活危機そのものです。肝心な時に、頼みの政治は役に立たないという無聊(tedium)、やるせなさ。

 国益や私益、それが当面の最重要課題であり、永遠の目的でもあるという「独尊主義」「私益主義」( egocentric)はコロナ禍に便乗して、裏でも表でも暗躍・躍動しているのも事実です。あまり嫌味なことは言わないつもりですが、この島政府の「政策・対策という名の愚策」のオンパレードがそれを実証しています。「税金で感染者数を増やしている」という破天荒の愚昧ぶりです、それが政治か?

 狭い劣島を往来するために税金を「湯水のごとく」濫費し、あたら各地に感染者を増やしているのです。当局者たちは毎日のように「検査」に怠りないのはいずれの国や地域でも同じですが、備えれば大丈夫と耳打ちされた庶民は(一網打尽)コロナに襲われているのです。いまだに検査数が足りない・増やすなどと寝言を言いながら、バカのかぎりをつくしているは当局者です。命は大切だと思う、だから自分で守るんだ。

(老若男女の区別なく、高いところに上りたがります。「天望デッキ」だそう。いったい、何を見たいんですか。「上から目線」を経験したいんですかね)(毎日新聞・2020年10月3日)

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 曇天の朝、今にも泣きだしそうな空から、大粒の涙雨が落ちてきました。(風邪をひくな、コロナに近づくな)(7:00AM)

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投稿者:

dogen3

「上を思えば限りがないと、下を見て咲く百合の花」になれるものなら、という想いです。それこそ、「高嶺の花」ですが。「昨日は俗人 今日は僧、生涯胡乱(うろん)これがわが能」と自称した一休さんは、一面では「相当な人物」だったと、歳をとるとともに思わされています。