


菅義偉首相の名刺は1枚1万円、政治家の名刺が転売市場に流出するワケ 9/25(金) 週刊SPA!(画像はメルカリより)菅義偉氏の首相就任をきっかけに、意外なものが高額転売されるようになった。それは「菅氏の名刺」である。/ 日本人の名刺好きは、海外のビジネスパーソンの間では有名だ。本来、名刺というのはただのアドレスカードに過ぎないのだが、日本ではそれが特別な意味を帯びる。政治家の名刺となると尚更だ。従って、菅氏の名刺もネットフリマで高値がついている。(以下略)(https://news.yahoo.co.jp/articles/daa6e6c996e8dc5026b303e230129133d0133989)
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オークションというものをぼくはしたことがないから、どういう心理で売ったり競ったりするのか知りません。最初、この写真を見て「菅✖✖」が¥15.000かと勘ちがいしました。大変な時代になったもので、なんでもセリにかけるのですから、それだけ買う人がいるというわけです。売買ゲームの時代、素人も玄人も「売ってなんぼ」の時代なのか。数か月前には「マスク」で数百万円も稼いだ御仁がいたという話題があふれていました。盗んだ品物を売りに出す盗人猛々しい輩もいる。消毒液(イソジン)まで宣伝する知事(痴事か)がいるんですから、なにも驚かないですね。

でもアッと驚くのは、「すべての国民の 皆さまが輝く日本に。」という売り言葉です。「キャッチ」とも言いますが、どういう意味なのか、ぼくにはよくわからない。だから「買わない」に決まっているさ。「一億総活躍」「すべての女性が輝く社会づくり」なども不真面目・不謹慎そのもの、じつに人民を愚弄しているし、愚弄テスクだね。こういうコピーを、いけシャーシャーと人前に突きだすのは勇気があるのか、それとも人さまを舐め切っているのか。ぼくには覗き趣味ないつもりですけれど、首相官邸は「伏魔殿」になり下がって久しいというほかありません。そこの主はどんなに下品で無知蒙昧であるかを天下に示し続けてきました。
今の政治や経済(政治家や企業人)に欠けているのは、他人をいささかも尊敬できないという一点です。「自分は偉い」とか「自分は優れている」と他人を見下す習癖が幼少のころからついた人間は、よほどでないかぎりは、この習性は終生、治らないと思います。(へそを曲げて生きてきた人間として、ぼくは「すべての国民の皆さま」に入りたくないし。入れられたくありません)

誠意のかけらなどと言いますが、誠意に「かけら」なんかありません。あるかないか(有か無か)、それだけです。政治家に何か(例えばモラルなど)を求めるというのは、ないものねだりといいますか、藪蛇と言いますか、つまり、滅茶苦茶、やってはいけないというのでしょう。悲しいけれども、現実ですね。
ものを右から左に移すだけ、それで商売が成り立つ時代・社会になりました。(この原型は「商事だった」会社でしょう)
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