
東京五輪は「新型コロナに関係なく開催」 IOC副会長 2020年9月7日 15:11 発信地:シドニー/オーストラリア(2019年7月24日撮影、資料写真)。(c)Toshifumi KITAMURA / AFP 【9月7日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ(John Coates)副会長は7日、AFPの電話インタビューに応じ、来年に延期された東京五輪は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)に関係なく開催され、同感染症を「克服した大会」になるだろうと述べた。 東京五輪に向けた調整委員長も務めるコーツ氏は、「大会は新型ウイルスに関係なく行われ、来年の7月23日に開幕する」とコメントした。 コーツ氏は、2011年の東日本大震災に触れつつ「東京五輪は、テーマでもある津波被害による荒廃からの復興五輪になるはずだった」と続けた。「東京五輪はコロナウイルス感染症を克服した大会となり、トンネルの終わりに見える一筋の明かりになるだろう」 パンデミックを理由に、延期という歴史的な決断が下された東京五輪は現在のところ来年の7月23日に開幕する予定となっている。しかし、日本の国境は大半の訪日客に対して閉ざされたままで、ワクチンの開発にも数か月から数年かかるという状況であり、本当に大会を開催できるのかという臆測に拍車が掛かっている。 日本側は東京五輪について、2021年の後に2度目の延期をするつもりはないという意思を明らかにしている。 最近の世論調査によると、国内で来年の五輪開催を望んでいる人は4人に1人しかおらず、多くの人がさらなる延期か中止かのどちらかを支持しているという。(c)AFP
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五輪はだれのものだろうか。いつでもこんな疑問や疑惑がわいてきます。コーツさんは豪州の弁護士だそうで、IOC内でもなかなかの実力者とか。ボートのコックス(Cox・ 艇上の司令塔だそうです)の経験があるそうです。見通しが立つんですかね。

「パンデミックに関係なく開催され」「(感染症を」克服した大会」になる、「東京五輪は、テーマでもある津波被害による荒廃からの復興五輪になるはずだった」ともいう。ぼくは関心がありませんが、莫大な税金が使われているという観点からなにがしかの発言は許されると考えています。本来なら、五輪に関係なく、やるべき課題(政治的・経済的)があるもので、それを五輪を出汁にして「うまい汁」を吸おうという輩が叢生するしきたりになっています。内外を問わずです。IOCなどはその最たる組織であり、組織にはゴロが必ず住み着きます。日本の前 JOC委員長は招致に際する賄賂問題で(表向きは任期満了だとさ)疑惑隠しのために辞任したのです。まさに政治(家)そのものです。水清ければ政治家住まず。あるいは「清濁併せ呑む」とも。濁しか呑まないのも政治家にはいます。

コーツさんの発言の狙いはどこにあるのですか。かかる発言をすることが、彼の役割(IOC副委員長)であるのは確かです。「言うべきことは言っておいたのだ」と。しかし、結論(中止)は、どこから眺めても、出ているのは明白ですから。ようするに、自身のアリバイ(alibi)工作・証明とでもいうのですか。また、五輪招致を「鳴り物入り(金や太鼓)で」引っ張ってきたPMは、どういうことか、辞任表明しながらの在任期間(汚点)延長中です。ケジメがつかないことおびただしい。いまは、国会や官邸ではないところに入っているべき輩ですよ。

膨大な五輪関係借金をどうすんですか。赤字国債を印刷しまくるだけという詐欺まがい政策は狂気の沙汰です。この際は、五輪招致に関係した諸方面で「借金返済」を山分けにでもしなければ、我々の立つ瀬はない。「宴の後」、「後の祭り」と、いろんな人智(人痴)が示されています。
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