
デモに「母親たちの壁」が出現。参加者たちを守るため、母親たちが立ち上がる 「私たち母親はしばしば軽んじられます。しかし私たちは思われているよりずっと強い」 (Jenna Amatulli Satoko Yasuda 安田 聡子) アメリカ・オレゴン州ポートランドで、母親たちがデモ参加者を守るための「壁」を作った。 5月に黒人のジョージ・フロイドさんが白人警察官に首を押さえつけられて亡くなってから、ポートランドでは警察の暴力と人種の不平等に抗議するデモが続いている。/ しかしデモを“暴動”扱いしているトランプ大統領は、デモ参加者を取り締まるために連邦政府軍を派遣してきた。 連邦裁判所前に7月18日に集まった多くの母親たちは、お互いに腕を組み「子どもたちを放っておいてくれ」「連邦は手を引け。ここには母たちがいる」と繰り返し叫んだ。(2020年07月21日 14時12分 JST)(https://www.huffingtonpost.jp/entry/wall-of-moms-portland-oregon_jp_5f1643afc5b615860bb64fd9?utm_hp_ref=jp-world)
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アメリカで長年取材活動を続けてこられた、一人の日本人ジャーナリストが言っておられた。「これまでの黒人の抗議運動は黒人たちが主だった。しかし今回はちがう、白人の、しかも若い男性女性が目立ちます。さらにもっと若い人々も運動に参加しています。また、これまでのように短期間で終わるのではなく、フロイドさんの死から二か月たっても衰えていない、画期的な人権獲得運動です」
そのフロイドさんは息が絶えるまでMomを呼び続けていたのでした。
単に黒人差別に対する怒りではなく、あらゆる「差別」に対する抗議であり、人権侵害への怒りが運動を支えているのでしょう。抗議活動が激しくなればなるほど、それを抑圧する力も強く働く。「強い大統領」をアッピールする絶好の場面であり、不利だと予想されている選挙選の主導権回復に利する千載一遇の好機だと現職大統領は強弁する。人権問題も、すべては「自分ファースト」の材料にして恥じるところがない、そんな指導者があるのだから、驚きを越えています。西にも東にも、南にも北にも、軌を一にした「国民を見殺す・見放す指導者」が勢ぞろいしているのです。
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一人の女性はツイートした。More protesters have arrived. A line of women haves linked arms to block the street. I’m told they call themselves the “wall of moms.” They’re chanting “feds stay clear, the moms are here.”
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