生きるために水は欠かせない

【今日の1枚】変わらぬ日課、飲み水を運ぶ少女
2020年7月18日 12:15 発信地:ガザ/パレスチナ自治区 [ パレスチナ自治区 中東・北アフリカ ]
パレスチナ自治区ガザ地区北部のベイトハヌンで、飲み水を入れたボトルをカートで運ぶ少女(2020年7月6日撮影)。(c)Mohammed ABED / AFP
 
【7月18日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)北部のベイトハヌン(Beit Hanun)で、飲み水を入れたボトルをカートで運ぶ少女。(c)AFP
「最も悲しい写真だ」国際宇宙ステーションから撮影したガザ侵攻(2014年07月24日 17時16分 JST | 更新 2014年07月24日 21時53分 JST)
ゲルスト氏は、欧州宇宙機関(ESA)に所属する38歳のドイツ人で、現在は地表から320キロメートル上空の軌道上にある国際宇宙ステーション(ISS)に搭乗中だ。

国際宇宙ステーションからガザ地区を撮影したこの驚くべき写真は、現地時間7月23日に、宇宙飛行士のアレクサンダー・ゲルスト氏がTwitterに投稿したものだ。

同氏はこの画像について、「これまでに自分が撮った中で最も悲しい写真」だと述べ、「いくつもの爆発や、ガザとイスラエルの間を飛び交うロケット弾が見えた」と付け加えている。

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 戦火の絶えない地域、とりわけ、ベイトハヌン。過酷な運命に晒されても、日は暮れ朝が来る。さすれば、「おはよう」といい、「こんにちは」とあいさつを交わす。どんな時でもご飯は食べなければならず、その準備をしなければならない。戦争があろうが、天災が降りかかろうが、日常生活は続くのです。そして、その生活を持続させるための労働は「女性」や「子ども」が担わざるを得ないという、いたるところの人間集団(社会)の一面の縮図がここに写し取られています。闘うのは男と、銃後の守りは女性や子どもと、洋の東西、時代の古今を問わず、そのようにある、と(いたずらに状況を肯定するのではないが)相場は決まっているようにも思われます。何とかしなければと、切歯扼腕のままで、ぼくはよたよたと歩くしかないのでしょうか。今もなお、思案投げ首です。

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投稿者:

dogen3

 語るに足る「自分」があるとは思わない。この駄文集積を読んでくだされば、「その程度の人間」なのだと了解されるでしょう。ないものをあるとは言わない、あるものはないとは言わない(つもり)。「正味」「正体」は偽れないという確信は、自分に対しても他人に対しても持ってきたと思う。「あんな人」「こんな人」と思って、外れたことがあまりないと言っておきます。その根拠は、人間というのは賢くもあり愚かでもあるという「度合い」の存在ですから。愚かだけ、賢明だけ、そんな「人品」、これまでどこにもいなかったし、今だっていないと経験から学んできた。どなたにしても、その差は「大同小異」「五十歩百歩」だという直観がありますね、ぼくには。立派な人というのは「困っている人を見過ごしにできない」、そんな惻隠の情に動かされる人ではないですか。この歳になっても、そんな人間に、なりたくて仕方がないのです。本当に憧れますね。(2023/02/03)