権力乱用、玩弄の止むときなし

Jennifer Jacobs、Justin Sink、Erik Larson、David Yaffe-Bellany 2020年7月11日 13:56 JST
トランプ米大統領は、ロシア疑惑を巡る議会への偽証罪などで禁錮3年4月の実刑判決を受けた元顧問のロジャー・ストーン被告の刑を免除した。ホワイトハウスが10日夜発表した。同被告は14日に収監される予定だった。(Bloomberg)(写真はロジャー・ストーン被告)(2月20日)トランプ氏はストーン被告の裁判に関わった判事や検察だけでなく、陪審にも政治的動機に基づいているとして繰り返し批判していた。/  
 米政界ではトランプ大統領による今回の決定は広く見込まれていた。民主党からは早速反発する声が上がっており、11月の大統領選で民主党の候補指名を確実にしているバイデン前副大統領のスポークスマン、ビル・ルッソ氏は「権力を再び乱用した」としてトランプ氏の決定を批判した。___________________________
トランプ氏の顧問を長年務めたストーン元被告は昨年11月、2016年大統領選におけるロシア介入疑惑をめぐり、連邦議会に対する偽証、証人に対する不当圧力、下院調査の妨害などの罪で有罪となり、今年2月に禁錮3年4月の量刑を言い渡されていた。
 トランプ氏が自身の友人や味方を助け、批判者や敵とみなす人を罰するため司法制度に介入しているとの批判が再燃するのは必至だ。(c)AFP(2020年7月11日 )

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 まったく奇妙な符号というべきか。(事案の内容はまったく異なるが、権力者に近い関係者であるという点で「不正」がまかり通るという意味で同じ類のものです)この島でもPMの「親友」とされる人物(TBSの元ワシントン支局長だという)がジャーナリスト志望の女性に「性的暴行」を加えた事件で、帰国直後に逮捕される予定だったのが、突然に「取り消された」ことがあったとされる。(https://webronza.asahi.com/national/articles/2019122600008.html)民事裁判で「損害賠償」を求めた原告の訴えを東京地裁は認め、被告に賠償金の支払いを命じた。(2019年12月18日)

 日米会談と称して何度もあっている二人は、結局は両国関係の良好な維持策を話し合ってなんかいなかった。ふたをあければ、おのれの権力を弄ぶための構図を「ああでもない、こうでもない」と描く目的で会談していたのだ。「時宜を得る」というのは本当ですね。「オレはこんなことまでできるんだ」と、莫迦丸出しで権力を弄っているだけ。そんなケチな料簡の持ち主が、時を同じくしてトップに座るというのは「✖✖の配剤(廃材)」か。一刻(秒)も早く、 Ask for Exit.

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投稿者:

dogen3

 毎朝の洗顔や朝食を欠かさないように、飽きもせず「駄文」を書き殴っている。「惰性で書く文」だから「惰文」でもあります。人並みに「定見」や「持説」があるわけでもない。思いつく儘に、ある種の感情を言葉に置き換えているだけ。だから、これは文章でも表現でもなく、手近の「食材」を、生(なま)ではないにしても、あまり変わりばえしないままで「提供」するような乱雑文である。生臭かったり、生煮えであったり。つまりは、不躾(ぶしつけ)なことに「調理(推敲)」されてはいないのだ。言い換えるなら、「不調法」ですね。▲ ある時期までは、当たり前に「後生(後から生まれた)」だったのに、いつの間にか「先生(先に生まれた)」のような年格好になって、当方に見えてきたのは、「やんぬるかな(「已矣哉」)、(どなたにも、ぼくは)及びがたし」という「落第生」の特権とでもいうべき、一つの、ささやかな覚悟である。(2023/05/24)