握り拳はなにを語るのか

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 雄弁に語る握り拳、人種差別に抗議 【6月6日 AFP】米ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で、警察に拘束された際に死亡した黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さんの追悼式が行われ、抗議のスローガンを叫びながら、拳を突き上げる参加者。人種差別と警察の残虐行為に対する抗議デモは、放火や略奪へと暴動化し、米全土に衝撃が広まり、何千人もの州兵が主要都市をパトロールした。(2020年6月2日撮影)。(c)CHANDAN KHANNA / AFP (2020年6月6日 12:15 発信地:ミネアポリス/米国 [ 米国 北米 ] )

 手入れ、手探り、手助け、手心、手引き、…。手はいろいろなちからをもっています。ことの発端(手始め)から手仕舞いまで。手は何かの印であり、同時に一つの表情でもあるのです。この「表情」は何を語るのか。対立か、それを突き抜ける新たなステージか。

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投稿者:

dogen3

 語るに足る「自分」があるとは思わない。この駄文集積を読んでくだされば、「その程度の人間」なのだと了解されるでしょう。ないものをあるとは言わない、あるものはないとは言わない(つもり)。「正味」「正体」は偽れないという確信は、自分に対しても他人に対しても持ってきたと思う。「あんな人」「こんな人」と思って、外れたことがあまりないと言っておきます。その根拠は、人間というのは賢くもあり愚かでもあるという「度合い」の存在ですから。愚かだけ、賢明だけ、そんな「人品」、これまでどこにもいなかったし、今だっていないと経験から学んできた。どなたにしても、その差は「大同小異」「五十歩百歩」だという直観がありますね、ぼくには。立派な人というのは「困っている人を見過ごしにできない」、そんな惻隠の情に動かされる人ではないですか。この歳になっても、そんな人間に、なりたくて仕方がないのです。本当に憧れますね。(2023/02/03)