船上のカジノカーニバルだ

 世界最大のクルーズ客船の運営会社「カーニバル・コーポレーション」が、バハマ海にプラスチックごみなどを不法投棄していたことを認めた。同社傘下の「プリンセス・クルーズ」は不法投棄や環境破壊に対する罰金として、2000万ドルを支払うことに合意した。

 米国のパトリシア・セイツ裁判官はカーニバル・コーポレーションが長年に渡り、ごみを海に不法投棄していたことに関し、強い憤りを表明した。同社は残飯やプラスチックごみをバハマ海に捨てており、観光保護団体や顧客らは罰金の額が少なすぎると不満を述べている。

 2000万ドルという額はカーニバル・コーポレーションの2018年の売上、188億ドル(約2兆円)のわずか0.1%程度の金額だ。同社は排出するごみの量を正確に計測しておらず、乗務員らに査察を受けた際に備え、虚偽の報告書を提出させていた罪にも問われた。

 カーニバル・コーポレーションと傘下の企業らは、プラスチックだけでなく石油も含む様々なごみを長年、海に不法投棄してきた。2017年にカーニバル傘下のプリンセス・クルーズは豪華客船「カリビアン・プリンセス」から、石油を不法投棄し国際的な隠蔽工作を行ったとして有罪判決を受けていた。

 その際の罰金4000万ドルも、カーニバル・コーポレーションが2017年に生み出した売上、175億ドルの0.2%程度でしかなかった。

 今回の裁判所の決定により、カーニバルは新たな査察の受け入れを要求され、環境面でのコンプライアンスの遵守や、使い捨てプラスチックの使用量の削減を求められる。この条件を破った場合、1日あたり100万ドルから1000万ドルの追加の罰金が科されることになる。

横浜山下埠頭(カジノはまだ)

 セイツ裁判官はもしも同社が今後も態度を改めない場合は、カーニバルのクルーズ船を米国の港から締め出すと宣告した。

 当社は今後、環境保護に全力を尽くし、我々が暮らし、働き、旅をする海の環境を守っていくことを誓う」とカーニバルの代表者はメディアの取材に応えた。( Forbes Japan 2019/6/15)

 この企業はロンドンとマイアミに二つの本社を置き、日本支社(カーニバル・ジャパン)は銀座にあります。邦人が支社の社長を務めておられます。会社(カーニバル・PLC)全体では102隻所有しています。コロナウイルス問題がこの島で初めて報道された時から、クルーズ船は「カジノ」船であると伝えたところがなかった。ぼくの目が節穴だったのか、あるいはそんなことは先刻周知の事実なんだというのかしら。横浜はIRの有力な候補地だそうです。また、この会社の船は毎年のように「ノロウイルス」のを発症者を数百人単位で生み出すことで名をはせていたとも。経営者の一人は現米国大統領の「刎頚之友」だといわれます。

 そんなことはどうでもいいことで、2月3日だかにこの船が横浜についてからの不思議な漂流はぼくには理解できませんでした。乗客・乗員を下船させて、即検査しなかったのはどうしてかと詮索していたところでした。いろいろな事柄には背景がありすぎますね。知らなければ、それで万端、問題なしということで歴史は進んでいくのでしょう。その歴史もまた、資料・文書の改ざんや修正が平然とおこなわれるのですから、正史とは「事実歪曲」史だと言いたいね。それは野史や稗(はい)史と少しも変わらない。最近は、外国の新聞も危ない、危うい。新聞は旧聞に如かず。

 ダイヤモンド・プリンセス号は2004年、長崎の三菱造船所で建造。総トン数は115875頓。乗客2706人、乗員1100人。

 《日本で生まれた豪華客船で、日本から発着するのだけど運行しているのが外国の船会社であるダイア(ママ)モンド・プリンセスでは、外国籍という理由から日本の領海をでればお金を賭けた本格的なカジノで遊ぶことが可能です。日本を出ると外国と同じといった理由からカジノをしても大丈夫になるので、カジノクルーズで世界各地を巡りたいのならダイアモンド・プリンセスを選ぶとよいのではないでしょうか。》(CASIPEDIA HP)

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dogen3

「上を思えば限りがないと、下を見て咲く百合の花」になれるものなら、という想いです。それこそ、「高嶺の花」ですが。「昨日は俗人 今日は僧、生涯胡乱(うろん)これがわが能」と自称した一休さんは、一面では「相当な人物」だったと、歳をとるとともに思わされています。